木村拓哉 Flow - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

木村拓哉 Flow - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

2022年04月24日Flow 第百九十五回目「拓哉キャプテン × 満島ひかり」Part3

4月のマンスリーゲストは、現在放送中のドラマ「未来への10カウント」で共演させていただいております、満島ひかりさん。
今日はみなさんからいただいたメッセージを元にトークしたいと思います。
そして、満島さんの「人生の1曲」も伺います。最後までよろしく!


木村:この番組に届いているリスナーからのメッセージに、満島ひかりさんにもお付き合いをしていただこうかなと思っております。よろしくお願いいたします。

満島:よろしくお願いします!

【東京都 ネネ 28歳 女性】
私はよく周りの人から、「うちの姪っ子に似てる」とか「うちの孫に似てる」とか言われます。
みんなに親しみを持ってもらえるという点で嬉しくもあるのですが、ちょっぴり複雑だったりもします。
拓哉くんは、「○○に似てる」とか言われることはありますか?


木村: ひかりさんはありますか?

満島:私、ショートカットにしてると、「韓国のアイドルの男の子に似てる」って言われることがいっぱいあります(笑)。

木村:ホント?

満島:もしかして、アイドルグループに混じってたら意外と大丈夫かもしれない。

木村:いや、大丈夫じゃないよ(笑)。すぐにわかるよ、満島ひかりだって(笑)。

満島:あと、父親が、私が父の母…おばあさんにすごく似てるみたいで、怯えてます(笑)。私の祖母は一本眉毛で真っ赤な口紅をしていて、赤か黄色か白しか着なかったんですけど。

木村:すごいね。

満島:すごい派手な人だったんです。(満島が)テレビとかで赤い口紅をしてると、(父親が)ドキドキして。

木村:”自分の母ちゃんだ!”みたいな。

満島:「赤い口紅塗らないでほしい」って(父親から)連絡がきます。

木村:でも、間違いなく隔世遺伝じゃないですか。

満島:そうですね。そういう“似てる”はありますけど、好きなおばあさんだったので良いです。
誰かに似てるって言われることあります?

木村:僕は今の満島さんのエピソードにモロ被りしちゃうんですけど、父親の父親(祖父)にモロ似てて。

満島:えー!

木村:自分の祖父が出兵した時の兵隊の写真があるじゃないですか。若かりし頃の。小学校の低学年位の時に、「これはじいちゃんではなくて、俺の(木村の)写真だ!」ってずっと言ってました。

満島:そっくりですか? 自分で見てもわかりますか?

木村:うん。なんか、そういうフィーリングは。

満島:同じ位似てるってことは、おじいちゃんモテたのかなぁ。

木村:ええとね…女の人、入れ替わり立ち代わりだったみたいですね…。

満島:やっぱりそうなんだ! すごいね!

木村:“すごいね”って(笑)。

満島:木村さんは「そうだ」って言わないですけど、なんかすごいですね。だって、やっぱりずっとカッコいいですもんね(笑)。

木村:何言ってんの(笑)。でも、そのじいちゃん以外に「似てるね」って言われたのは、犬ですね。

満島:自分の犬ですか?

木村:そうじゃなくて、「犬っぽいっすよね」って言われて。

満島:ああ、犬顔? 何の犬ですか?

木村:アフガン(ハウンド)とか。なんかちょっと毛が長く鼻ツーンとなって。「それっぽいですよね」って。

満島:犬に似てる。他の動物は言われないですか?

木村:他はそんなに言われないですけど、糸井(重里)さんには、なんか「群れの先頭に立ってるコヨーテに見える」って(笑)。

満島:(笑)。なるほど。

木村:そういう表現をしていただいたことがありますけど。満島さんは、手塚治虫さんが描かれた「リボンの騎士」(サファイア王子)ではなく?

満島:あれ、そっくりですよね。

木村:僕はそう思ってます。

満島:手塚治虫さんの漫画は(似てると)言われます。

木村:手塚さんの世界感からそのまんま「トーウッ!」て出てきたような。

満島:手塚さんの漫画はめちゃくちゃ言われます。「顎が細くて(似てる)」とか…。

【神奈川県 カッカリー 32歳 男性】
拓哉キャプテンこんにちは。
新生活の季節ですが、この時期は新入社員とのコミュニケーションに悩んでいます。
それは自分の話やアドバイスにまとまりがないからです。
先輩として職場の作業などを新人へ指導しなければいけない立場なのですが
伝えたいことが、いろいろと浮かんできて、話が行ったり来たり。
結局、相手に伝わったのか。自分でも何を伝えたかったのかわからなくなるんです。
拓哉キャプテンみたいに真っ直ぐビシッ!と相手に物事を伝えるにはどうすれば良いのでしょうか?
アドバイスをお願いします。


木村:でも僕、ビシッってまっすぐ言えてるかどうかは、自分ではわかんないなぁ。それこそ「新しいドラマが今度始まります」ってなって、「ちょっと時間は限られてるんですけど、インタビューお願いします」って言われて色々とインタビューされて伝えようとしている時に、「あれ? これ何の話だったっけ?」っていう時ない?(笑)

満島:ありますよね。話してる最中に「あれ? 何喋りたかったんだっけ?」ってあります。

木村:それで、自分が質問を投げかけられた時に“ここをゴールにしたいな”っていうゴールはあるんだけど、このゴールに行くまでに”なんでこんなに寄り道してんだろ?”っていうことが、話をしてる時にないですか?

満島:今回、木村さんにそれを感じていて、すごく嬉しいです。なんていうんだろう…それこそビシッと思ったことをスパッというのかと思ってたら、意外と遠回りしていろんな話をするから。
この間、内田有紀さんとも話してたんですけど、「木村さんってなんか“癒し系”なんじゃない?」みたいな話に現場でなってて(笑)。パシッ!ピシッ!パシッ!ってヒーローみたいなイメージがあるけど、わりとゆったり、「こうで、こうで、こうで…」って、ちょっと脱線しながら話をしていて、でも最後はキチンと話になっているので、“まるで海の波みたいな人だなぁ”と思って。

木村:(笑)。

満島:(カッカリーさんへのアドバイスとしては)伝えたいことを聞く人の立場、立ち位置の気分もあるだろうし、会社とかだとちょっとわからないですけど、自分の伝えたいように伝えた方がいいんじゃないかなとは思う。

木村:でもカッカリーが危惧してるのが、「自分でも何を伝えたかったのかわからなくなるんです」っていう、そこじゃないかな。

満島:そうか! (言いたいことを)汲み取ってくれる後輩だといいですね(笑)。

木村:それこそコロナ禍になってしまって、会社に出社してどうこうというより、リモートが増えたりして、実際に人と人とが目を見て会話することが徐々に減ってきてるじゃないですか。画面の中でコミュニケーションするっていう。

満島:そうですね。

木村:だからカッカリーは、“これだけは伝えておこう”っていうことを自分の携帯のメモの中にストックしておいて、“これとこれは今日言えたな”って自分でチェックする…というのが簡単な方法なんじゃないかなと思いますけど。

満島:メモしておくのはいいと思う。

木村:まぁ、相手次第だからなぁ。一人称で終わる話じゃないですからね。

満島:リモートじゃなければ、話をする前に1回ハイタッチしてから話し始めるとか(笑)。伝わる温度が違いそうじゃないですか。
私たちは仕事が撮影とかなので、”どうしよう、この場面、なんか緊張する!”ていう時に、カメラマンさんとかに「すいません、カメラ触っていいですか?」って言ってカメラを触って「お前、仲間だよな」って言ってやるとか。

木村:やってるんですか?

満島:けっこうやります。なんか(カメラを)触ると安心する。だから“この人と芝居、緊張する!”と思ったら「ちょっとすいません。カメラ触っていいですか?」って触って、「あ、ありがとうございます!」って。そうすると少し、“自分とは別の物”というよりは、“同じ空間にいる”とか、温度とかを感じて(安心する)。

木村:俺、香川照之さんがそれやってるの見たことある。

満島:香川さんと一緒(笑)。

木村:(香川さんが)「すいません! ちょっとよろしいですか」って言って共演者の女優さんの手をこう…。

満島:ぎゅーって握って。

木村:で、「すいません、ありがとうございます!」って言って本番に行ってる時に、“今、何をしたんだろう…”と思って見てましたね(笑)。

満島:触ったことのない人とコミュニケーションするのってけっこう難しいなぁっていつも思うんですけど、なかなかね、今はね。

木村:“触れる”っていうことがね。グータッチとかね。

満島:ジャンケンとかでもいいから。

木村:「おはよう! 最初はグー!」っていきなり?(笑)

満島:「遊びは仕事、仕事は遊び」ってやってれば大丈夫だと思います(笑)。

木村:ということなんで、カッカリー、「仕事は遊び、遊びは仕事」やってみてください。

満島:すいません(笑)。

木村:今月は満島ひかりさんとお送りしてきましたが、今後の目標とか夢とか、「こんなことに挑戦してみたい!」とかありますか?

満島:うーん、楽しく生きていたいなぁと思います(笑)。

木村:なんかもう菩薩(笑)。なんかもう存在が菩薩なんだよね。

満島:ハッピーでいたいなと思うし、何かの影があって、それに苦しんでいる人がいたら、その影を掃える人になりたいなとは思います。

木村:なれると思うし、もう既になってるんだよ。

満島:何か災害があった時とかに、自分だけじゃなくてもう1人、絶対に守れるような体力はつけておきたいとは、いつも思ってます。

木村:なるほど。自分単体ではなく。

満島:単体じゃなくて、健康な身体を持っているので、自分ともう1人は絶対に守れるような状態は常にキープしたいなぁ、とは。

木村:なんなんですか。このワンダーウーマンみたいな人(笑)。

満島:ワンダーウーマン(笑)。

木村:そんな満島ひかりさんと共演させていただいている、テレビ朝日系木曜ドラマ「未来への10カウント」。 毎週木曜、夜9時から放送中です。
現在も撮影中なんですけども、何か意気込みとか、メッセージとかはありますか。

満島:私はとにかく、「木村さん力」を察知し…。

木村:「木村力」って何ですか?(笑)

満島:あるんですよ。ドラゴンボールで例えてるんですけど、天下一武道会のけっこう上の方にいらっしゃるので、その玉がドーンッて飛んで来た時に、何発かは返せる人でいたいなぁと思っています。
闘いじゃないですけど、キャッチボールが普通の野球ボールとかじゃないので、木村さんの球はドーンッて大きいから、それをキャッチして返す、キャッチして返す…って、それをずっと続けてたいなって思います。

木村:いやもう自分も、そのボールが自分からドッて生み出せるようにしていかないといけないな〜とは…。

満島:意外と私も大きいボール出せるので。

木村:出すと思うよ。

満島:(満島からボールを)もらった時に、(木村が)絶対取ってくれるだろうなって安心感が。

木村:どうする? 俺がダーン!って吹き飛ばされたら(笑)。
自分と満島さんと、他にもたくさん出演者がいてくださってますが、この2トップはしっかり最後まで、へこたれることなく演りぬきたいと思います。
ということで、満島ひかりさんの「人生の1曲」を伺いたいと思うんですが、どんな曲でしょうか?

満島:私は“人生はふざけてナンボ”と思っていますので。Wintergatanというアーティストの「M.Starmachine2000」という曲があって…歌じゃないんですよ。「ピタゴラスイッチ」(NHK)みたいに、自分で作ったボールが落ちてくるような機械を作って、それで音を鳴らしたりとか、タイプライターを打ってそれをドラムみたいにしたりとか、オモチャというか、いろんな奇想天外なものを使って音楽を仕上げてるグループがいて。

木村:グループなんですか?

満島:スウェーデンの方たちで、グループを何人かでやっていて、すっごい面白いんですよ。ゼロから自分たちで楽器すら作って音楽にしていて。ちょっと宇宙的ですごく好きで。自分がつまらない奴になりそうな時とかに聴きます。「世界には面白い奴がいっぱいいるぞ〜」みたいな感じで。

木村:俺、聴いたことないかもしれない。今日初めて、それが聴けますね。

満島:はい。

木村:ということで、今月4月のゲストは、満島ひかりさんでした! ありがとうございました!

満島:キャプテン、ありがとうございました!

木村:最後にキャプテンかい!

[OA曲]
M.Starmachine2000/Wintergatan

(後TM:MOJO DRIVE/木村拓哉)

2022年04月17日Flow 第百九十四回目「拓哉キャプテン × 満島ひかり」Part2

4月のマンスリーゲストは、現在放送中のドラマ「未来への10カウント」で共演させていただいております、満島ひかりさん。
ここでしか聴けないトーク、お楽しみに!


木村:満島ひかりさん、ボーン(Born)から行きますからね!
1985年生まれ、沖縄県出身。
僕は「A-Studio+」(TBS系バラエティ番組)を拝見したんですけど、太陽と海と緑と、お父さんお母さんの愛と兄弟がいて、温かい友達がいて。その当時お付き合いしていた友達とは、いまだに笑顔で繋がってるって感じですね。

満島:そうですね。ベランダから海が見えて、目の前が公園みたいな場所で。お父さんもお母さんも体育の先生だったので、体育館で中学生のお兄ちゃんたちも遊んでくれて…っていう、すごく良い環境。

木村:番組を観てて、すごいなぁと思った。

満島:父親と母親は、“お父さんとお母さん”というよりは“面白い人たち”って感じ(笑)。

木村:(笑)。

満島:(親から)「ひかり、もう小学校に入ったから、みんなのご飯作れるよね」みたいな。でも、そんなに嫌じゃないというか。

木村:その時、(満島)真之介はどうしてるの?

満島:真之介とかは「お腹空いた〜」って(笑)。

木村:(笑)。

満島:最初は卵かけご飯とかしか作れないから“どうしよう”ってなって、それから納豆が増えて、オムライスになって、何とかなって…って(笑)。どんどん小学生の頃からご飯とかも作れるようになって。
私にはすごい空想癖があって、リアルが本当に少ししかない子供で、小学校3年生くらいまで両親のことを”あの人たちは私のことを育ててるし優しかったりもするけど、多分違う生き物だ!”と思ってた。

木村:なんか、そのまま小説になりそうですね。

満島:あと、運動ができない子供だったので。

木村:ウソでしょ!

満島:そうなんですよ。「よーい、“バン!”」ってなると、もう鉄砲が気になってずっと見てて、「走りなさい!」って言われてもずっと見てました(笑)。

木村:ウソ(笑)。

満島:みんなで歩行してても1人だけ外れてっちゃって協調性がないとか、“学校帰りにいつか隕石が降って来る!”と思ってて、隕石を避ける練習を毎日…(笑)。

木村:(笑)。1人で?

満島:1人で(笑)。まずいですよね。ランドセルの背中がもうボロボロで、お母さんに「あんた何してるの?」って言われて「いや何も…別に普通に生きてるだけ」とか言って(笑)。

木村:そこは”隕石が落ちて来た時に避ける練習”ってことは言わないの?

満島:言わなかったです。お父さんとお母さんが“そっち側の(宇宙人)人かも知れない”と思ってたので(笑)。あんまり言うと「あ、コイツ気付いてる!」と思われると悪いことが起きるかもしれないから(笑)。

木村:ああ、なるほど。“バレるかもしれない”と(笑)。これ、このまま小説にしようぜ!

満島:まずいですよね(笑)。

木村:いや、面白いって(笑)。

満島:人をちゃんと見るというよりは気配を感じて人と接してたので。学校に行く時も帰る時も本を読みながら歩いていたので、本にしか目がいってなくて。

木村:危ないじゃん!

満島:車の気配で車を避けるとか。

木村:気配なんだ。

満島:気配で! “青信号になった気配”がしたから進むとか…。

木村:気配なんだ。それ見てないんだ。

満島:ちょっと不安になった時だけ見て、「あっ、大丈夫、大丈夫」みたいな。

木村:その時は何を読んでたの?

満島:ちょっとサスペンスとか、江戸川乱歩とかエドガー・アラン・ポーとか。

木村:小学生でしょ?

満島:小学生です。ちょっと好きだったんです。自分が知らない大人っぽい言葉とかがすごく好きでしたね。あと、魔法陣を描く練習をずっとしたりとか。

木村:え?

満島:錬金術ができると思ってたので…。本当に空想癖で本読み過ぎの、ちょっと変わった子でしたね。

木村:おおいに変わってるよね。
でも、そんな子が、Folder(ダンス・ボーカルグループ)の方に進むわけじゃない? そこの線路がガチャンと変わった瞬間ってどうだったの?

満島:私にそういう(空想癖)の面があったので、母親が(勧めて)「お話童話大会」っていう、1人で1つの物語を全部覚えて、みんなの前で発表するというのを小学校2年生からやってたんです。

木村:それは“演じる”の?

満島:全部覚えて暗記して、朗読しながら演じる。お母さんにその大会に出させられていたので、わりと人前で何かをするのは得意になっていたというか。
でも、そんなことをしているからどんどん空想が高まって誰とも通じない感じになっていたところで、友達に「沖縄アクターズスクールのオーディションがあるから(一緒に)行こう!」って言われて、お母さんに話したら「(バスで)1時間かかるから、バスに乗る練習で行ってくれば?」って言われて行ったら、グランプリになっちゃったんですよね。

木村:バスに乗る練習のために(オーディションに)行ったらグランプリになっちゃった(笑)。

満島:そのオーディションで内田有紀さんの「Only You」とか歌ってました。

木村:へぇ〜。

満島:オーディションにテリー伊藤さんがいたんですね。テリーさんが「あの子が良い」って選んでくれたんです。

木村:それはいくつの時?

満島:小学校4年生だから、9歳とか10歳ぐらいですかね。
グランプリは1年間レッスン料が無料だったので、お母さんに「無料だったら通えば?」って言われて通ったら、本当にエネルギーがすごくて。「自分の恥ずかしいところを全部出せ!」「自分を全部ぶつけろ! 歌え! 踊れ!」みたいな世界で、“何、この解放できるやつ!?”って思ってメチャクチャ楽しかったんですよ。
それでやってたら、今も歌手をやってる三浦大知君が、彼は7歳位からあの状態で、歌とダンスが天才的っていう感じだったので、「彼をデビューさせたいから、でも1人だとちっちゃいし、あと何人か必要だよね」ということで、それで(メンバーが)集められた。

木村:で、その中に入ってたんだ。

満島:入ってたんです。

木村:それで何歳で東京に来ちゃったの?

満島:沖縄と東京を行ったり来たりしてたので、「ちょっとさすがにまずいだろう」って話になって、両親も考えて。
お父さんがその当時思ったのが、“自分はたくさんの環境をこの子に見せてきたし、(その中で)いっぱい遊んできたけど、彼女は僕のテリトリーにはないものを「やりたい」と選んできている。今この子を止めちゃうと、自分はこの子が大人になった時にその環境をあげることができない”と。「だから、止められないから、東京に行ってもいいよ」って言われて。

木村:すごいお父さんだね。

満島:「あんた東京と結婚したら?」って言われて、嫁に出すつもりで出されて(笑)。

木村:体育という科目は関係ないかもしれないけど、やっぱり学校の先生。たくさんの人と接してきたお父さんだから出せた答えなのかなぁ。すごいね。

満島:それはそうですよね。そう思います。

木村:「満島ひかりが大人になった時に、俺はその環境を用意できない」そのジャッジはすごいなぁ。

満島:すごいと思います。それが当時の新聞に載ってたんです。

木村:お父さんのインタビュー?

満島:沖縄の新聞に。私が小学校6年生の時にFolderでデビューしたんですけど、そのFolderの中から「モスラの映画(1997年『モスラ2 海底の大決戦』)に出る子を探してます」っていうことで、私が映画に出ることになって、その映画が取材された新聞のページに、お父さんのインタビューが載ってて。

木村:へぇ〜!

満島:すごいなぁと思いました、私も。この人面白いなぁと。

木村:面白いどころじゃないですよ。すごい人ですよ。
映画『モスラ2 海底の大決戦』が、1997年。

満島:モスラに出た時に怪獣映画だったのもあるかもしれないですけど、映画の現場で大人が全員遊んでいるように見えて。なんか楽しそうじゃないですか。カメラマンとか照明とか、機材を持ってて。「えっ、遊ぶ仕事ってあるの?」って思って、音楽をやってたんですけど、”私もあの遊ぶ仕事がいいな〜”って、ずっと思ってて。
スクリーンで映画を観た時も“ああ、何も喋ってないのに自分が言いたいことが全部映ってる! この仕事すごい!”と思って。
でも、でもずっと(映画の仕事が)できなくて音楽をやってたんですけど、映画に出ることになって。

木村:声優とかナレーションのお仕事もされてますよね。

満島:はい、やってます!

木村:それは自分にとってどんな感じですか?

満島:「声だけ」って制限されると、制限されるからこそ伸びることとか、世界が広くなることがあって面白いですね。もっと“宇宙になる”というか。

木村:僕も(声の仕事を)何度か経験したことがあるんですけど。なんかそこまで深く考えてないというか…。

満島:多分、この「声だけの世界」とかがマニアックに好きなんだと思います。それに、私、ハウル(映画『ハウルの動く城』)がラブなので。

木村:いやいや、そんなまっすぐ言わないでください(笑)。

満島:私の中で一番の好きな人、ハウルなので(笑)。

木村:マジですか。

満島:ハウル好きですね。

木村:そんなまっすぐ言われると、俺、この後のラジオ、目が合わせられない感じになっちゃうんですけど。

満島:ハウル、ヤバいですよ〜。相手役が倍賞(千恵子)さんなのも超ヤバいですね。ジブリの中でもすごく神秘的に感じます。あの作品が。

木村:マジですか。映画『ハウルの動く城』。
「宮崎(駿)監督がハウルの説明をしてくれます」って言われて、「お願いします!」って言ったら(宮崎監督が)「彼はね…星にぶつかっちゃったんだよ」「は、はい」「まぁ、そういう感じなのでよろしくお願いします」って言われて。「うわぁ、わかんねぇ…」って。

満島:最高ですね、最高。大好き、そういう演出!

木村:星にぶつかっちゃった男の子。全然わからないんですけど、「はい! わかりました!」っていう感じでした。
でも、音楽自体は『カルテット』(TBS系ドラマ)をやった時に、若干楽器に触ったりとか。

満島:そうですね。

木村:普段は(楽器を)やる?

満島:今まで楽器は全然触ってきてないです。キーボードとか、そういうのを軽くやったかな…くらい。

木村:むしろ、音楽は聴く方が多いですか?

満島:聴くのもあまりしてなかったんですよ。テレビもお家になかったし、無音とかもけっこう好きで。

木村:無音?

満島:音が無い状態。(無音で)過ごすことが。お仕事で忙しかったりすると、耳を休めるためにそうしてたんだと思うんですけど。
最近は音楽を聴いたりレコーディングしたりします。(最近)1年くらいは、なんか趣味みたいに、音楽を作ってます。

木村:マジ?

満島:自分でっていうか、“これをこうしたい”ってお願いして作ってもらって、レコーディングして、そのMAの作業やミックスとかに一緒に行って。今マネージャーさんをやってくれてる人が”耳のマニア”の人で、彼女がいるといつも音楽をやり始める流れになるので。
あと、いとうせいこうさんに誘われて、今年と去年、ブルーノートでライブに出させてもらったんですけど。

木村:ブルーノートに出たの?

満島:そう。ブルーノートで楽器のドラムだけに合わせて、いとうさんとその場で即興で言葉を読んでいく…みたいな。

木村:それをブルーノートでやったの?

満島:やりました。

木村:すっげぇ。

満島:そのマネージャーの彼女が来ると歌とかナレーションとか声優とか、声の仕事が増えるから、1回私の担当を外れて違う場所に行ってたんですけど、戻って来たら、音楽活動が…「モンド・グロッソ」(大沢伸一さんのソロプロジェクト)とかが始まったり。

木村:耳マニアなんだ。

満島:”音の妖精”みたいな人なんだと(笑)。彼女が近づいてくると”音の仕事”が始まって。
だから今、ミックスとか、自分で立ち会ったことのないこと、歌詞を書いてみたりとか、面白いなぁと思って。なんかちょっと音楽をやってみたくって、普段の日に色々遊んでます。

木村:普段の日にそこまで音楽をやってるのは、もう、ミュージシャンですよね(笑)。

満島:若干(笑)。

[OA曲]
IN THIS WORLD feat. 坂本龍一 [Vocal_満島ひかり]/MONDO GROSSO

(後TM:MOJO DRIVE/木村拓哉)

2022年04月10日Flow 第百九十三回目「拓哉キャプテン × 満島ひかり」Part1

4月のマンスリーゲストは、 4月14日からスタートするドラマ「未来への10カウント」で共演させていただいている、満島ひかりさん!
どんなトークになるのか、お楽しみに!


木村:いよいよ今度の木曜日、4月14日からスタートするテレビ朝日系木曜ドラマ「未来への10カウント」で共演させていただいていおります、満島ひかりさんです! よろしくお願いします。

満島:よろしくお願いします。

木村:いや〜、ホントに来てくれましたね。

満島:いいんですか? 出ちゃって(笑)。

木村:いやもう、これはむしろ”お願いします”という形なんですけど。

満島:ありがとうございます。ラジオ、すごく好きなんですよ。

木村:(ラジオ番組を)やらないんですか?

満島:たまにやってたりもしたんですけど、メインで隔週だとけっこう辛いんです(笑)。

木村:(笑)。いやいや、いろんなやり方が今はあるから(笑)。

満島:そうですね(笑)。(ラジオ番組を)やりたいです。あと、木村さんとヘッドフォン付けて声だけで喋るってけっこう楽しそうだなぁと思って。

木村:それ、何のプレイなんですか(笑)。ヘッドフォンだけの(笑)。
現場でも、もちろん撮影中は各々の役として演らせていただいてますけど、今、はっきり聞いてしまおうかな〜と思うんですけど…。 大丈夫ですか? 僕は。

満島:僕?

木村:僕は(撮影)現場で大丈夫ですか? この際だから、「お前ちょっと、ここはこうしてくれない?」ってないですか?

満島:大丈夫です(笑)。やっぱり最初の5日間位は、私はずっとファンタジーで。木村さんと一緒の現場って…みんなそうだったじゃないですか。

木村:何が?

満島:みんなそうだと思うんですけど。なんだろう、木村さんは木村さんとして生きてきてるけど、私達からしたら“わ! 木村さんだ!”ってどうしても思っちゃうから。

木村:思っちゃうから(笑)。

満島:緊張してて、最初の5日間位、本当にアドレナリンがすごくなっちゃって。撮影の後に友達を誘って夜公園に散歩に行ったりとか。そうしないと気が収まらない、みたいなのが5日位ありました。

木村:じゃあ、撮影が終わった後、友達誘って公園散歩してたんですか?

満島:そうなんですよ(笑)。とか、ジムに行ってサーキットトレーニングしたりとか。そうしないと気が収まらない感じは最初ありましたけど、でも、現場、想像以上に木村さんがとってもラフでいいです。

木村:今回の役はそういう感じなのかなぁ。というか、自分はそういうスタンス、間合いで現場にいてもいいのかなぁと思って、今回はああいう風(ラフ)に。

満島:役によって違うんですか?

木村:やっぱりそうですね。警察学校の教官とかを演ってる時は…。

満島:あんまり仲良くは?

木村:仲はいいんですけど、会話の内容が全然違いますね。

満島:そうなんだ。木村さんのパーソナルにはすごくいろんな面があると思いますけど、(今回のドラマの役は)とっても合っている役に見えます。うん。

木村:ホントですか? 嬉しいですね。今回満島さんとご一緒するのは「月の恋人〜Moon Lovers〜」(フジテレビ系ドラマ)以来か。2010年。

満島:12年前ですね。

木村:その時は満島さんとわりと同じようなポジショニングで(濱田)岳君がいたりとか。

満島:(濱田)岳と2人でした。

木村:で、自分がいて篠原(涼子)がいて、リン・チーリンさんがいたりとか。

満島:北川景子ちゃんとか松田翔太君がいましたね。

木村:ね。それ以来なんですけど。
僕、脚本家の福田(靖)さんは「HERO」シリーズ以来7年ぶりなんですが。自分、初めてなんですよね。この学園スポーツ系の話。

満島:すごく新鮮ですよね。教室にいる姿が“木村さんのこの姿、見たことない!”と思って、けっこう新鮮でした。黒板書くのすごい上手かったですね。

木村:いや、何も考えてないですよ。

満島:私、両親が教師なので、“木村さんできるかな?”って思って見てて、“あ、上手い!”と思って。

木村:そうですよね。しかも体育?

満島:体育の先生です。

木村:体育の先生ということで、「きっとオンエアが始まったら、両親から“学校の先生はそんなことしない”とか“学校の先生はもうちょっとこう”とか言われるんだろうなぁ」ってご本人もおっしゃってましたけど。
ロケでとある学校に行ってるじゃないですか。そこの生徒のみなさんたちが「ドラマの撮影だ。誰が来てんの?」みたいな感じで観に来てくれて「あ、キムタクだ!」とか「満島ひかりだ!」みたいな。

満島:だから、”わぁ〜!”ってなる生徒も面白いけど、1人いましたよね。「あ、キムタクだ」って言って去って行った生徒が(笑)。面白いなぁと思って。

木村:いましたね(笑)。

満島:生徒役の子たちもみんな最初緊張していたと思うんですけど、私も思ったことをちょっと話したりとか。

木村:何を話したんですか?

満島:お芝居で、多分、ボクシングが段々上手くなっていく設定だから、ちょっと加減して下手っぽく打ってたから、「加減しないで本当に上手くなった方がいいと思うよ。じゃないと、加減してお芝居してるのがすごく見えるから。顔が噓ついててもったいない」って言いに行って。で、「(加減)しなくていいんですか?」「いいと思う。“オラ〜!”みたいに自分を叩き込んだ方がカッコいいよ」って言ったら、全然違うところで木村さんが、その子にもうちょっと違う感じで(アドバイスを)言ってて。“あ、生徒たちにとってすごくいい環境なんだろうな”と思いながら、現場で見てます。

木村:え?(笑)

満島:自分は思ったことを若い子とかに伝えちゃうタイプなんですね。だから、あまり現場でワチャワチャやり過ぎて“「あいつ、また若い子に言ってるよ」ってなったらどうしよう”って思ってたけど、木村さんも意外と気が付いたらみんなに話してるとか、そんなつもりはないかもしれないけど、フワーっと環境の流れの中で彼らを良い方に導いてる感じがして。すごく見ていて頼もしいというか、心強いというか、”現場を一緒に作れる!”って思って。“一匹狼で1人で突っ切っていく木村さんだったらどうしよう”とか最初は思ってたので、“みんなで現場を作れる! 良かった!”と思って。

木村:いや、もう、もちろんそうですよ。もちろんそれはしなきゃいけないことだと思うんだけど。
今回の福田さんの脚本って、会話というのが、本(台本)を読んだまんま演じるんではなくて、各々のキャラクターが自分の感情とワードを担った上で、あたかも私生活、ライブの中でコミュニケーションが行われている…という感じの脚本がけっこう多いじゃないですか。
実際にとあるシーンをボクシングの部室で撮影してた時に、“あれ、これライブじゃなかったよね、今”っていうのを、フッっと感じたんですよ。で、“今のこれ、ライブじゃねぇな。もうバリバリお芝居だな”って思った瞬間に、満島ひかりちゃんが、俺のことをチラッと見てくれて。その時に同じフィーリングだったんですよ。

満島:あ〜、良かった。

木村:それで、「ちょっと今のテンポおかしいよね、日常生活だったらもっとテンポ早いよね?」って言って。「テンポ・テンポ・テンポ〜」とか言って冗談半分、本気半分でみんなに伝えて。「じゃあもう1回やろうよ」って言ってもう1回やったら、全然違う空気になったから。“あ〜良かった”って思って。

満島:わかります。私、ずっと「木村さんと共演したいけど、まだ自分は(共演を)やっちゃいけない」みたいなのがずっとあって。

木村:なんですか、それは(笑)。

満島:あるじゃないですか(笑)。“まだいけないぞ!”みたいな。
(木村と)“共演するんだったら絶対兄妹の役がいい!”って思ってたんですよ。兄妹だったら絶対、木村さんの芝居のテンポの良さとか、降りて来た時にパンパンパーン!といろんなことを投げていく感じに対応しやすいし、なんかもっと深いところに行けると思っていて。だけど、今回(「未来への10カウント」出演を)「どうですか?」って話が来て。“う〜ん、兄妹が良かったけど、でも演りたい!”と思いながら…。
しかも、「一応、ヒロインみたいな立ち位置で」って言われたけど、いわゆる綺麗(どころ)とかのお芝居もできないし。“女優さん”みたいな感じより、“俳優さん”みたいな気持ちで、男っぽくというか、泥臭く演ってきたので、“どうしよう、ちょっと綺麗に映らなきゃいけないし、でもお芝居をがむしゃらにしたいし…”みたいな、そういう妙な悩みはあるんですけど(笑)。
現場に行って大人の俳優さんたちとお芝居をしてると、みんなテンポが良いし、本(台本)で読んでると“わりとドラマっぽい本だな”って思ってたけど、みんなが(芝居で)話し始めると、急にリアリティのある声に聞こえてきたりとか、醸し出す気配とか(声の)倍音とか、本で読んでて通り過ぎてた言葉が急に実感で入ってきたりとか、そういうのがあって、“めちゃくちゃ楽しい!”って現場だと、私は今思っているんです。
だから、みんな通じ合ってる感じもして、もっとどんどん良くなっていけばいいなって。

木村:生徒役の山田杏奈ちゃんだったり、村上虹郎、坂東龍汰、盒恭た諭King & Prince)が非常にアクセルを吹かして頑張ってくれてますけれども。

満島:可愛いですよね。なんか。

木村:ホントに若いエネルギーを惜しみなく、現場で残していってくれてるなっていう感じはするんだけど、今、満島さんの発言にもあったように”大人のキャスト”の方、安田顕さんだったり、内田有紀さんだったり市毛良枝さんだったり、八嶋智人さんだったり、生瀬(勝久)さん…生瀬さん、やっぱすごいね。

満島:生瀬さん面白いですよね。

木村:あともうラスボス感半端ないのが、柄本明さん。柄本明さんはもうね…もちろん、柄本さんも話されてるのは台本に書かれてるセリフなんですけど、完全に「芦屋監督」ですからね。いや〜、面白いわ。

満島:監督でしたね。やっぱり、人が演ってきたことに乗っかったりとか、弾いたり飛ばしたり、いろんなセリフの中で、スポーツしてる感じがして。

木村:だから本当に周りの方を、全て感じ取って演ってくださるから、すごく面白いですよね。

満島:面白かったですね。柄本さん・木村さん・私、3人で同じソファに座った時に”ああ、なんて幸せな気分なんだろう”思いながら。

木村:やりましたねぇ。
スタッフから質問が来てるんですけど、「満島さんから見た木村さんのボクシングコーチ役、どんな印象ですか?」って。

満島:木村さん、テレビや映画で観てても思ってたはずなんですけど、実際に共演すると、もっと深く人を見るじゃないですか。そうすると、声の倍音がすごくコーチっぽくていいなぁって。声を出した後にボン、ボン、ボン、ボンっと声が震えるんですよね。

木村:俺、何も考えてない(笑)。

満島:低温が響くんですよ。ヴォーンって。「ジャブ!」とか言った後にヴォーンみたいな。あれは、コーチが体育館で教えてる時みたいですごくいいなって、聞いてました。

木村:全然意識してないですね。

満島:声に父性とかもあって、柔らかい感じと前に出す厳しさと。”何かあったら守ってやるぜ!”みたいなのが声からもう聞こえて来る感じがして。深読みし過ぎなんですけど。

木村:いや、そんないろんな要素があるんですか(笑)。何も考えてないです。

満島:いや〜、ボクシングを教えてる場面の声がすごくいいなぁって。
この間ね、子供たちに「ジャブ」「ジャブ」って教える場面で「ジャブ!」「ギャグ!」「ギャル!」とか言って、みんなそれに対応してポーズを変えていく、みたいな。あれ、めっちゃ楽しかったですね。

木村:やったね。まぁ、あれは、ちょっとボクシング部の部室の中にいるみんなが…なんていうのかな、その人たちのみの遊びが作れたらいいかなと思って、やってみたんですけど。そしたら思った以上にヒットしましたね(笑)

満島:最高でしたね(笑)。

木村:スタッフから、「僕(木村)から見た役者、満島さんって、どんな人?」という質問が。
とにかく、さっきご本人もおっしゃってましたけど、「私は女優です!」っていう感じが一切ないから。それは12年前の「月の恋人〜Moon Lovers〜」の時ももちろんそうだったし、この間セットに一緒にいる時にご本人から聞いたんですけど、ちょっと前の満島さんは、「思うことがあったら、共演者だけではなく監督のところにまで、“今の芝居OKなんてあり得ない! もう1回!”みたいな感じで言っちゃってたんですよ〜」とか言ってたから。見た目とかポーズとか、そういうもので(作品に)参加しない人なんだなって、一緒にいてすごくわかりますね。

満島:だから、それが出てしまわないか怖くて。

木村:出した方がいいよ。

満島:すごい、魂強めなので。

木村:魂強めな人は、その強めの魂を現場で放出した方が絶対にいいですよ。

満島:そうですね。今もやってないこともないですよ。

木村:わかりますよ。

満島:バレてます?(笑)

木村:わかりますよ(笑)。全然わかってますよ。演るからには、本当に最高の現場と最高の作品を作りたいなぁっていう。でもそれが自分の中だけじゃなくて、相手役の折原葵役の満島ひかりが同じ様に考えてくれているので、非常に心強いです。

満島:良かった〜!

木村:そのドラマ「未来への10カウント」、初回は4月14日に15分拡大でお届けできるようなので。僕ら、この後撮影ですからね(笑)。今日も気合いれて行ってきます!

(後TM:MOJO DRIVE/木村拓哉)

2022年04月03日Flow 第百九十二回目

今週も、みなさんからいただいたメッセージを紹介させていただきます。
最後までよろしく!


木村:いつもたくさんのメッセージ、本当にありがとうございます。まずは、ゲストとのトークセッションの感想が届いております。

【東京都 ゆきの 44歳 女性】
木村くんこんにちは。
2月のマンスリーゲスト、山下達郎さんにありがとうを伝えたくてメッセージしました。
達郎さんとのトークの中で、「中学でパーカッション、15.6歳になってから管楽器を始めてもいいんですよ」って言葉にすごく勇気をもらえたんです。
私には、高校生になる息子がいて、中学では吹奏楽部でパーカッションを担当していました。
最初は金管楽器をやりたそうでしたが、顧問が決めたパーカッションになりました。
今ではドラムを叩いているときが楽しそうで良かったと思います。
しかし、中学卒業のタイミングで足の病気の手術をすることになり、楽しくなってきたドラムもお休みしなくてはいけなくなりました。
そんな時に達郎さんの言葉。グッときました。
希望が見えました。ありがとうございます。
新しいことを始めるきっかけになりました!背中を押してくれてありがとうございます!
達郎さんによろしくお伝え下さい。木村くんありがとう。


木村:足の病気の手術というのが、その後、大丈夫だったのかな?ってすごく気になりますが。ドラムをお休みしている間、違うことを始めるのにはちょうどいい年齢だったのかな?
“達郎さんの一言”って、何だろうね… 「音楽博士」の一言ですからね。だから、非常に説得力があるんだろうな、響くんだろうなって思います。
今回、達郎さんは、ライブ(『TAKUYA KIMURA Live Tour 2022 Next Destination』)に来てくださったんですけど、残念なことに、今はこういう状況なので、終演後に来てくださった方たちとお会いするということがなかなかできなくて。達郎さんと(竹内)まりやさん、お2人で来てくれたらしいんですけど、まりやさんから「今日行ったよ〜」って連絡が来て。すごく、“ありがとうございました!”って僕は思っているんですけど。
だから、”バリトンボーカルトーク”については達郎さんとまだ直接できていないので、どこかタイミングが合ったら「大丈夫だったでしょうか?」って、改めてお聞きしたいなと、僕も思ってるんですけどね。
でも、このこと(山下達郎さんとのトーク)は、それこそ(真木)蔵人が言ってましたね。「拓哉のラジオ聴いてたらさ、何? 山下達郎をゲストに迎えてラジオやっちゃてるわけじゃん。超、俺、ジェラったんだけど」って言ってましたね(笑)。たまたま聴いてくれてたらしくて。静岡から東京までサーフィンの帰りにラジオつけたらちょうど僕の番組が流れてたらしくて。「いやぁ、超ジェラったわ〜」って言ってましたね。

【長野県 マサ 39歳 男性】
拓哉さん、こんにちは!
RED RICEさんとのトークセッション、笑いながらも熱い部分もあり刺激を受けました。
RED RICEさんが地元藤沢の先輩の影響で音楽をはじめたと聞き、湘南乃風の曲も、RED RICEさんのソロ曲も好きなので、本当にミュージシャンになって素敵な曲に出会えて良かったと思いました。
これからも、いろんな方とのトークセッション楽しみにしています!


木村:RED RICE。僕は後半”匠”(RED RICEの本名)って呼んでましたけど。
ところどころゴルフの話がありましたが、匠本人が、地元の先輩のMOOMINさんの影響で音楽を始めたっていうことだったりとか、『湘南乃風』っていうチームではあるんだけど、各々がやりたいことを本当に自由にできていて、で、集まる時はフッと集まる…という、バランス感覚が非常に取れているチームなんだなぁっていうのが印象深かったんですけど。
いやぁ、相変わらず行ってるんじゃないですか? 芝刈りに。と、思いますよ(笑)。RED RICEもライブを観に来てくれたらしくて、「いや〜、今日行きましたよ!」っていう感想メールが僕の携帯に届いて。「来てくれてありがとね」って返信したんですけど。
たくさんの方が(ライブへ)足を運んでくれたみたいで、感謝しております。ありがとうございました!
続いては、GYAO!の「木村さ〜〜ん!」と「かまいちょぱ」のコラボを観てくれた方からのメッセージです。

【大阪府 たなべん 36歳 男性】
拓哉キャプテン、こんにちは!
かまいたちとの「教室コント」、最高に笑いました!
昔からかまいたちのあのコントが大好きだったので、まさかキャプテンがあのコントの中にいるとはびっくりです!
正直、アイドルの方や役者の方がコントをやっても、笑ってしまったり、中途半端な感じがするのですが(すみません!)あんなに溶け込んでやっているのはさすが拓哉キャプテンです!
かまいたちの方が笑いを堪えていましたよね。
「KIMU-1グランプリ」も楽しかったです!
拓哉キャプテンってお笑い大好きなんですね!「お笑い愛」を感じました!


木村:っていうメールが届いておりますけど、実際楽しかったですよね。かまいちょぱさんたちとのコラボ。
まぁ、でも、コントというか、やっぱりかまいたちさんご本人たちが、本当にコントというものを大事にしてる人たちなんだなぁと、内容を見ても、やり方を見ても感じましたし。
(コントを)やってみて、僕は”定期的に(コントをやりたい)”って言葉を口走ってしまったんですけど、タイミングがあれば全然アリなんじゃないかな。楽しかったし。でもね、1個コントをやったってなると、次の2作目だったり3作目だったりっていうのは、観る人達の期待度がどんどん高まって来るのと思うので、その期待値を超えていくっていうところが、非常に制作側の難しいプレッシャーにはなるんじゃないかなと思いますけど…。かまいたちさんたちだったら、そこを逆手に取って何か一緒にできそうだなって、勝手に思ってます。
あと、これは吉本(興業)さんにホントに”ありがとうございました!”っていう感謝の一言に尽きるんですけど、『KIMU-1グランプリ』は、あれはヤバかったね。ネルソンズに限ってはネタじゃないからね。ネタじゃなくて後半の特技ってところでグランプリに輝いたぐらいですからね。あのお腹に乗られて歌う( B'zの)「ultra soul」のボリュームの声量だよね、僕の大好物だったのは(笑)。はい。
続いては、目撃情報!? なんだコレは?

【東京都 まみこ 32歳 女性】
拓哉キャプテン、こんにちは!
先日、近所でドラマの撮影をしていたキャプテンに会いました!
3歳の息子も私の影響で拓哉キャプテンが大好きなのですが、まだLIVEには連れて行けないので、初めてキャプテンに会えて大興奮でした!
しかも手を振ったら振り返してくれて、本当に喜んで、寝るまでずっと「手振ってくれたね!お友達になってくれたってことかな」と言っていました。
ありがとうございました!
ドラマ楽しみにしています!
撮影大変だと思いますが、身体に気をつけて頑張ってください!
応援しています!
大好きです!


木村:これは、今撮影中のドラマだと思うんですけど。3歳の男の子に手を振ったこと…多分あそこだなぁ。多分、僕、自転車に乗ってたと思うんですけど、多分、あそこですね。
(子供が)「お友達になってくれてたってことかなぁ」と言ってた、まみこさんの息子君。(木村に)手を振っていたことに対して、僕が振り返したんですよね。なので、僕が振り返したのならば”お友達”です。なので、しっかりまみこさん、息子さんに伝えといてほしいと思います。
けっこう、最近(身体が)バッキバキになってきましたよ。とりあえず撮影現場で、ボクシング部員のみんなに会ったら、基本、“腹パン”(腹部にパンチ)入れてもらってます。正面10発、右10発、左10発っていうね(笑)。“何者なんだ!”っていう感じですね、自分は(笑)。
そのロケをやっていたという『未来への10カウント』(テレビ朝日系ドラマ)という作品。4月14日(木)21時からスタートなので、ぜひ、まみこさん、受け取ってほしいと思います。

木村:続いては、リスナーのみなさんが一生懸命チャレンジしていることを応援する【リポビタン×Flow 頑張るリスナー応援企画!】
今回はこちらのメッセージをご紹介したいと思います。

【愛知県 みっちゃん 18歳 女性】
木村キャプテン、こんばんわん!
私は小学3年生から吃音症(きつおんしょう)というものを抱えて生きています。
吃音症とは言葉が円滑に話せない障がいで、話を始めるときに最初の一音が詰まったり、同じ音を繰り返したりする言語障がいのひとつです。
本当は喋るのが好きなのに、詰まるのを恐れてあまり話さなかったり、言葉を言い換えたり、言い換えが出来ない時は黙ってしまいます。
授業中に当てられる時も心配で心臓がバクバクして、学校に行きたくない時もありましたが、高校3年間の皆勤賞をとることが出来ました。
私が今頑張っている事は吃音症を受け入れて、声にすることを恐れずに喋ることです。
なかなか難しいですが、少しずつやっています。
吃音症は成人の約100人に1人が抱えていますが、目に見えないものですし、知っている人が少ないので、理解されずに馬鹿にされることが多いです。
なので吃音症を多くの人に知ってほしいと思いこのメールを送りました。


木村:素晴らしい! うん、カッコいいね、みっちゃん。
今思い返したら、僕の周りにも、そういう、きっと吃音症なんだろうなっていう(人がいた)。「吃音症」ってこういう字なんだって、僕も今知ったんですけど。
そんなみっちゃん本人が、「今こういう努力をしていて、それで、こういうこと(症状)を抱えてる人たちがいるということを、このラジオを使ってたくさんの人に知ってほしい」ということでメールを送ってくれたのは、すごい行動力だなぁって思う。言葉はつっかかってしまうかも知れないけど、きっとみっちゃんは、行動は全然つっかかることがないんじゃないかなと思いましたね。逆に。
今は行動に移せる人が逆に少ない世の中だと思うので、こういうみっちゃんみたいな人がいてくれると、どんどん世の中が前に進めるんじゃないかなと思います。
個人名を出すのも何なんですけど、今スタッフが調べてくれたところ、「吃音の症状のある著名人」の方もけっこう多いらしく、今現在アメリカの大統領の(ジョー・)バイデンさんもそうらしいですね。そして、ミュージシャンのスキャットマン・ジョンさん。あの人は、逆に吃音を生かして音楽表現をされている方で、そういう方もいらっしゃいますよね。あと、エド・シーランっていうミュージシャンも、子供の時、エミネムのアルバムを聴いて、エミネムのラップをずっと真似していたら、吃音だったんだけども、徐々に克服していって。それで、同じように吃音症で悩んでいる子供たちに向けて”ありのままの自分でいてほしいんだ。自分の変わっているところを受け入れて。変わっているっていうのは素晴らしいことなんだよ”って、後に語っているようなんですけれども。
そうやって、エド・シーランじゃないですけども、何か好きな音楽だったりとか、詩を朗読してみたりだったりとか、そういう、何か言葉を発することで向き合ってみたら、みっちゃんも次第に克服できるかもしれないし。
でも、今こうやってメールを送ってくれて、しっかり今自分が抱えていることを受け入れて、「“喋る”ということを頑張ってみます」と言うみっちゃんのことは、100%で応援させていただこうかなと思います!

【リポビタン×Flow 頑張るリスナー応援企画!】
あなたがいま、一生懸命チャレンジしていること、頑張っていること、頑張っている理由など、エピソードと共に番組宛に送ってください。メッセージをくれたリスナーの中から10名様にリポビタン製品をプレゼントします!
みなさんの熱いメッセージ、お待ちしております!

[OA曲]
Bad Habits/Ed Sheeran

(後TM:MOJO DRIVE/木村拓哉)


NEW

ARCHIVE

LINK

    TOKYO FM

top_back