木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

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2022年07月31日Flow 第二百九回目「拓哉キャプテン × かまいたち」Part4

7月のマンスリーゲストは、お笑いコンビ「かまいたち」の山内健司さん、濱家隆一さんをお迎えしました!
今週は山内さんの「人生の1曲」も伺います。最後までよろしく!


木村:家族との時間はちゃんと取れてます?

濱家:僕らはやっぱりなかなか…。まあ帰ったら寝てるし、朝出て行く前に2時間とか遊んだり、空いてる時間に帰ってちょっと遊んだりとかはしてますけど。

山内:なかなかないですね。今は。

木村:でも、ディズニーランドに行ってたじゃん。

山内:ディズニーランドは、久しぶりに休みで行ったんですね。嫁と子供はめっちゃずっと一緒にいれるじゃないですか。でもそこに僕がいれるっていうのは、もう2ヶ月に1回とか。

木村:え〜、マジ?

濱家:それぐらい。でもこの間、山内だけ用事があったんですけど、僕が休みやった日に、僕の家族と山内の奥さんと息子と6人で遊びに行きましたよ。

木村:マジで? 完全に家族ぐるみじゃん!

濱家:そうですね。お台場の、なんか遊べる施設みたいなとこ行って。僕の娘、めっちゃ僕に似てるんですよ。で、山内の息子はめっちゃ山内に似てるんですよ。むちゃくちゃ(子供同士で)「かまいたち」で。ご飯食べる時とか横で並んで食べてるの見てたら、”そっくりだな”と思って。

木村:なんかいいね。面白そうだね。

山内:そうですね。連れてってもらって、息子も「濱家さん! 濱家さん!」ってずっと言ってます。

濱家:めっちゃ大きい声で言うんすよ。一応僕、変装してるじゃないですか。

木村:まぁね。

濱家:で、「濱家さ〜ん!」って言ってる子供の顔がめっちゃ山内だから、すぐバレるって言われますけど。まあ、でも可愛いですね。相方の息子ですけど。

木村:その家族ぐるみな感じは、すごい豊かな感じがするよね。

濱家:そうですかね。大阪から出てきたタイミングが、もちろんコンビなんで一緒じゃないですか。奥さん同士が、やっぱりこっちにあまり知り合いもいないから、それで…っていうのも助かってますけどね。

木村:もし、この3人でどこか行くってなったら、どこ行きます?

濱家:ええっ!? 1回、家集合でもいいですか? 木村さんの。

木村:え?

濱家:木村さんの家に1回まず集合していいですか? どこか行くにしても。

木村:(家の)外でしょ?

濱家:いえ、(家の)中に。リビング集合で。

木村:リビング???

濱家:マクドナルド買って行くんで、僕ら。

山内:マック、おごりますんで。

木村:いや、マックおごるとかの話じゃなくて、(木村家)家集合はおかしくないっすか?

山内:いやいや、わかりやすいんで。

木村:でも、 家族以外の人がリビングに入ってきたら、えげつなく警戒する犬が居るんで。

かまいたち:大丈夫です!

木村:大丈夫じゃないと思うよ(笑)。家集合は、ちょっとアレかな?

山内:行ってみたいです。

濱家:1回ちょっと。

木村:なんで? 別に何でもないですよ。

かまいたち:行ってみたいです。

木村:「行ってみたいです」じゃないよ(笑)。だったら、山内の家も行きたいよね。

山内:木村さん家、行けるんだったら、全然うち来てもらっても。

木村:(濱家は)山内の家行ったことある?

濱家:山内の家、行ったことないですね。

木村:(山内は)濱家の家行ったことある?

山内:俺はないですね。

木村:じゃあまず山内の家でしょ。

かまいたち:木村さん家。

木村:順番的には山内家に行って、集合して(笑)。

山内:いやいや、木村さん家行って。木村さんが寝てるベッドの上でめっちゃビヨ〜ンビヨ〜ンジャンプして。

濱家:そんなんしたら連れて行ってもらえないわ。

木村:それはダメですよ。100でダメだよね。

濱家:リビングのソファーにちょっとちょっと座って。「じゃあ行きましょうか」って5分だけで大丈夫なんで、木村さんの家集合で。で、3人でね。そこから3人でどこ行くかはちゃんとしますんで。

木村:で、それ、誰の車で行くの? どこか行くってなったら。

かまいたち:木村さんの。

濱家:木村さんの車で、木村さんの運転で。

木村:おかしいだろ?(笑) 何でうちに来て、うちの車で、俺が運転でどっか行くの? じゃあ、(帰りは)確実に俺が送っていくって話になるよね。

かまいたち:はい。

山内:途中のお金とかも、全部木村さん。

濱家:木村さん持ちで。マクドは買って行きます。マクドは任せてください。

木村:最初のマクドは、そっち。その後は、俺。

濱家:で、海。

山内: 海ね、いいね。

木村:海?

山内:海行ってみたいな〜。俺、釣りも行きたいな。釣り。

濱家:木村さん、船運転できはりますもんね。

木村:できます。じゃあ、もうどこに行ってもず〜っと俺、運転手じゃないですか。

かまいたち:(笑)。

木村:車も海まで2人を連れてって。「着いたぞ! じゃあ行こうか」っつって、俺もまた船操船して。「着いたぞ。(釣りを)やれ!」って言って2人が釣りして。「釣れるか〜?」てやって。「全然釣れないですよ、何ですかココ!」「わかった。じゃあポイント変えようか?」って。で、また「着いた、やってみ?」って。

濱家:(魚)捌けますもんね、木村さん。

木村:捌けたりはするけど。え? それを俺が捌いて、それを(2人が)食う。

かまいたち:はい。

濱家:ご馳走様です。ありがとうございます!

木村:無しだな(笑)。

濱家:連れて行ってくださいよ。木村さん(笑)。

山内:お願いします(笑)。

木村:すごいな。まあ、でもそれ、アレできたら面白いね。『かまいちょぱ』(GYAO番組)さんと。

濱家:マジっすか。コラボっすか。いや、マジで嬉しいですね。

木村:いや、でも『かまいちょぱ』さんとのコラボで、うち使用は無しね。

濱家:それは…どうですか?

木村:だからこの間、吉本(興業)さんの本社で集合したから、今度はジャニーズ事務所に来てもらう。

山内:それ行ってみたいです!

濱家:入れてもらえますか? 大丈夫ですか?

木村:いや、話を通しておけば。

濱家:お願いします!

木村:ジャニーズ(事務所)集合で『かまいちょぱ』と『木村さ〜〜ん!』(GYAO番組)のコラボロケ。じゃあ、集合場所はジャニーズ事務所で。

山内:木村家解散で。

濱家:(笑)。

山内: 木村家解散で。

木村:誰も言ってないんですけど。

山内:打ち上げ。

木村:打ち上げ?

山内:はい。

木村:このご時世、あんまりないからね、打ち上げ。

濱家: アクリル(板)を持って行きますので。

木村:(笑)。 “『かまいガチ』(テレビ朝日系番組)の企画で、anan(マガジンハウス)に載るため、本気のボディメイクに挑戦し、見事コンビで合計12キロの減量に成功する”。

濱家:はい。しましたね。

木村:今もキープしてる?

濱家:今も体重キープしてます。

木村:2人して?

濱家:筋肉はちょっと、さすがにこの時よりは若干落ちましたけど、体重はキープしてますね。

木村:これ、『かまいガチ』の企画だったんだ?

濱家:はい。

山内:企画ですね。

濱家:で、本が出たんですよ。(『かまいたちのガチやせ “自分史上最高のカラダ"のつくり方。』マガジンハウス)ダイエット本です。

木村:どうやってやったの?

濱家:しっかりした食事制限と、パーソナルトレーニングのジム行って。ほんまにやりましたね。

木村:何か月ぐらい?

かまいたち:2ヶ月です。

木村:2ヶ月で、(2人)合計で12キロの減量。

濱家:はい。これは興味があればぜひ。

木村:2ヶ月で12キロだったら、すごい効率がいい。

山内:僕は4キロくらいです。ほぼ、濱家です。

木村:マジ?

濱家:かなり絞りました。この時は。

山内:濱家がもうバキバキに仕上げて。僕もあの、コロコロ(腹筋ローラー)、家でやるっていう。

木村:あの、腹筋のね。

山内:あれをほぼずっとやるっていうのをやったんですけど、最終的に”立ちコロ”(立った姿勢から転がす)とかもできるようになって。

木村:”立ちコロ”って、あの両足のみの。

山内:膝をつかずに行って戻って来る。

木村:いけるの?

山内:はい!

濱家:3、4回? 5回くらいは。

山内:5回くらいはいけます。

木村:すごいね。

山内:いけるようになって。ゴツくなって痩せはしなかったです(笑)。

濱家:格闘家みたいな(笑)。

山内:格闘家みたいな体型に仕上がって。

濱家:カッコイイ体というよりは、強い体。

木村:やめてよ、大晦日(格闘イベント)(笑)。

かまいたち:(笑)。

木村:でも、これはぜひ、興味がある方はチェックしていただいて、トレーニングの参考にしていただければいいかなと思います。
今月はかまいたちの2人とお送りしてきましたが、今後の目標とか夢とか、“どんなことに挑戦してみたい”ってあったりしますか?

濱家:目標は昔から決まってるんですけど、「大金持ち」。これはもう譲れないです。

木村:(笑)。どうなったらそれが叶ったっていうことになるの? 今は違う?

濱家:今はもう全然、全然違います。

山内:濱家は貯金の目標が昔からあって。

濱家:自己資産100億円。100億円貯まったらやめます。全部。

木村:100億円が目標なの?

濱家:目標です。

木村:それは…相当、自分に鞭打たなきゃダメだ。

濱家:ガリガリなるとは思うんですけどね。100億円貯まったらやめます。

木村:なるほど。そこが目標。

濱家:はい。

木村:山内氏は?

山内:僕はまぁ、競馬が大好きで。馬主さんですね。

木村:それは共同でなくて?

山内:共同じゃないんですよね。

木村:自分の?

山内:最終的に、自分の馬を持ってダービー制覇するっていうのが。

木村:制覇!

山内:一番の目標です。

木村:ダービー制覇。

濱家:良い夢っすね。

木村:これはなんか叶いそうだね。

山内:マジっすか?

濱家:大金持ちやな。とどのつまり。

山内:ダービーに出れる馬を持ってるっていうのは金持ちじゃないといけないし、最初の口取り式で馬の手綱持って記念写真とかはしたいですね。

木村:上にジョッキーがちゃんと乗った状態で。

山内:キタサンブラックが勝った時のサブちゃん(北島三郎)さんの「祭」熱唱とか、カッコ良かったんで。

木村:あれは、カッコ良すぎるよ。
ということで、今月はお笑いコンビかまいたちのお2人とお送りしてきましたが、この番組では、毎回ゲストの方に「人生の1曲」を伺っているんですけれども。
先週は濱家氏の山本彩ちゃんの「レインボーローズ」。今週は山内氏の「人生の1曲」を伺います。どんな1曲になるのでしょうか?

山内:福山雅治さんの「道標」という曲です。

木村:これは、なぜその曲なんですか?

山内:これも本当に最近なんですけど、ある番組で「道標」っていう曲を歌ってる青年を見たんですよ。そしたら、めちゃくちゃ…。

木村:アレだよね。ハモるやつだよね。

山内:え〜!

濱家:ハモるのも(『かまいガチ』)も見てくれてたんですか!?

木村:披露宴で。

山内:はい、そうです。

濱家:号泣してたやつ見てくれてましたか。

木村:そこで歌ってた曲だよね。

山内:そうです。とある番組で青年が歌ってるのを見て好きになって、そこから「道標」を聴く度に感動がすごかったんで、他の人にも聴いてほしいっていうことで、人の結婚式に行ってそれを披露して、感動してもらおうと思ったら、自分が大号泣してしまった。

木村:自分が泣いてたもんね。

山内:で、オンエアも家でチェックしたんですけど、オンエア見てまた泣きました(笑)。

濱家:泣きすぎや。どんだけ泣くねん。

山内:とにかく、なんかこうドンピシャの曲で。僕の中で。 聴いてほしいです。

木村:あれだけ(山内が)歌い込んでもいるしね。

濱家:そういうことですね。

木村:で、自分の為の歌なのかなって(思ったら)、あの時の山内氏を見てたら、人に届けるための歌になってましたよ。

山内:そうですね。もう全員に届けたいです。この歌を。

濱家:福山さんがやってるから(笑)。

山内:俺に権利を譲ってほしいです。

木村:福山さんにちゃんと直訴して。

山内:直訴して。

木村:“この『道標』の権利を俺に”。

山内:著作権を全部僕に譲ってほしいです。僕の方が歌える。

木村:じゃあ、ぜひ、直談判でね(笑)。

[OA曲]
M.道標/福山雅治

[後TM]
MOJO DRIVE/木村拓哉

2022年07月24日Flow 第二百八回目「拓哉キャプテン × かまいたち」Part3

7月のマンスリーゲストは、お笑いコンビ「かまいたち」の山内健司さん、濱家隆一さんをお迎えしました!
今週は濱家さんの「人生の1曲」も伺います。お楽しみに!


木村:ここからは、お2人のプライベートについてもお話を聞いてみたいと思うんですけども、趣味は、公式プロフィールによると、山内氏が、ボウリング、麻雀、卓球、猫、スニーカー、怖い話。

山内:はいはい。そうですね。だいたい合ってます。

木村:趣味が「怖い話」って何?

山内:怖い話、めっちゃ好きで。いろんな怖い話を既にインプットしてるんですね。ほんまに体験した怖い話って、なかなか少ないんですよ。誰かから聞いた怖い話とかが多くて、オリジナリティ溢れる、どこのパターンにも属さない怖い話を常に求めてて、知り合った人と会話がちょっと詰まったりしたら、まず「なんか怖い話あります?」って聞いて(笑)。

濱家:アプローチの仕方が変でしょ。

山内:そこで怖い話を聞いて「なるほど、これは嘘の効いた話だなぁ」とか。

木村:“その人のオリジナルではないな”とかね。急に「怖い話あります?」って振られた人も怖いよね。

一同:(笑)。

濱家:次、誰かに(「怖い話あります?」って)聞かれたら、言うんちゃう? 「山内にこんなこと聞かれて…」って、“怖い話”として。
でも、本当に昔から(山内は)なんか怪談とか好きやなぁ。

山内:好きですね。

木村:なんで怪談や怖い話に惹かれるんだろ。

山内:「すべらない話」もそうだと思うんですけど、怖い話も、段階踏んでしっかり怖くなっている話とか、エグい角度から最後、急に“怖っ!”みたいな話とか、いろんなパターンがあって、聞いてたら話の選択肢が広がるというか、すごい興味深いんですよね。

木村:ああ、なるほどね。

山内:怖さの感じ方はもちろん人それぞれだと思うんですけど、何かベタな感じじゃなくて、ゆっくり喋られたのに、何かジワっと押し寄せるような怖い話が個人的に好きで、万人にも通用するような話っていうのがあるんですよ。

濱家:うーん、昔からやな。

木村:そういう怪談っていうのは、心霊的な話なの?

山内:都市伝説系のものよりは、心霊的な話が多いですね。

木村:なるほどね。

濱家:木村さんは怖い体験とかないんですか?

木村:今冷静に考えたら“うわっキモ!”って思うけど、その時は“なんじゃこれ?”って程度だったけど、(怖い体験は)あったよ。

山内:番組ですか?

木村:番組じゃなくて、ロケに行って泊まってて、そしたら次の日早いのに、自分の周りを走ってる音がして。

濱家:自分の周りって、見えてるってことですか?

木村:寝ようと思って目を閉じてるから、音だけ。

山内:部屋の中ってことですよね。

木村:自分の泊まってる部屋の中で"タタタタタタタタタタ”って走ってて、“もう勘弁してよ”と思ってて、“そっち系だったらもうやめてくれよ”と思って、「もういい加減に寝かせてくれよ」って声を出して言ったらピタッと止まって、“ああ良かったぁ”と思って。

山内:メチャメチャ怖い話(笑)。

木村:でも寝れないから、空気の入れ替えでもしようかなと思って部屋の窓を開けたら、"ああ、今走ってたの、この子だな”っていう感じの子がこっちを向いてて、“ああ、この子か”と思って窓を閉めて“もうやだなぁ”と思って冷静に考えたら、“ん、待てよ。今窓を開けて俺と目があったよな。でも俺が寝てるの2階だぞ”って思って、”うわっ勘弁してくれよ!”って思って全然寝れなかったんだけど、次の日の朝を迎え現場に行き「おはようございます。今日もよろしくお願いします!」って言って撮影をしようかなと思ったら、ある照明さんから「木村さん、これ一応持っておきな」って言われて。「えっ、なんすか?」「いいから持っておきな」って言われて、パッと受け取って中を見たら、お清めの塩だったんですよ。俺、その照明さんに何も話してないんですよ。

山内:木村さん、怖すぎます。今まで聞いた中で一番怖いです。

濱家:こんな話があんのやったら、山内が怖い話をし始めた時に「あっ俺もね」って言ってください。

一同:(笑)。

濱家:これ、聞かれて出てくるエピソードじゃないです。

山内:メチャクチャ怖い体験談です。

木村:でも“怖い”っていうか、俗に言う座敷なんとかってあるじゃん。それ系かとは思ったけど。

かまいたち:怖っ!

濱家:あと話し方が、ほぼ稲川淳二さん。

一同:(笑)。

木村:なんでよ(笑)。そんなことねーよ。

濱家:普通は足音"タタタタタ”くらいですけど"タタタタタタタタタタ”って「タ」の多さがやっぱ怖かったです(笑)。

一同:(笑)。

山内:稲川淳二さんっぽい。

濱家:惹き込まれる「タ」の多さでした。いや、怖い話。

木村:(山内の趣味の1つ)スニーカーは本当に好きだもんね。

山内:そうですね。

木村:でもけっこう、スニーカーとかお金使っちゃってるよね。

山内:使いましたね。メチャクチャ買いました。

木村:それこそマクドナルドのCMの時に、2人から言われたけども、スニーカー以外にも狙ってる時計があったりとかするじゃん。

かまいたち:そうですね。

濱家:今、2人は木村さんが着けているところ(全部)を目指しているからな。

山内:必ずゲットしようと思って動いてます。

濱家:サングラスも木村さんからいただいて、僕は最近木村さんがしているマスクと同じやつをしています。

山内:ほんまや!

木村:別にこれ“俺マスク”じゃないよ。いいかなと思って使ってるだけなんですけど。

濱家:インスタで木村さんがこれしてるのを見て、かまいたちと(ブラックマヨネーズ)小杉さんはだんだん木村さんになっていってます。

山内:小杉さんのことは、木村さんは知ってるんですか?

木村:何が?

山内:小杉さんが、インスタで木村さんが上げたのと全く同じ構図のを毎回上げるっていう。

木村:それで最後は毎回「安全第一」でしょ。

かまいたち:そうです(笑)。

山内:見てるんですね。

木村:やってるよね。なんか真剣にやってるのか、自分がいじられてるのかどっちなのか。

濱家:いやいや。小杉さん、マジで木村さんのことが好きなんで、このあいだ仕事を一緒にさせてもらった時に、僕らに「妬みしかない」って言ってました。

木村:なんで?

濱家:だって小杉さんは自分でサングラス買って思いっきりマクドナルド食べてるのに、「お前らは仕事で何、木村さんに近づいてるねん」って言ってたよな(笑)。

木村:だって、まだ彼の連絡先とか知らないもん。

濱家:あっ、そうなんすか。もう全然…。

山内:知らなくていいです。

木村:知らなくていいんだ。

かまいたち:はい!

木村:濱家氏の趣味が…何!? お寿司!

山内:あっ、寿司ねぇ。

濱家:お寿司が好きで。僕、幼い頃貧しかった反動もあるんですけど、自分で仕事して使えるお金ができ始めた時に、“お寿司屋さんに行ってお寿司を食う”っていうのに、めちゃくちゃハマって。この当時は借金してもお寿司を食べていたくらいで。

山内:消費者金融にお金借りて寿司行ってたんです。

木村:すごいね、欲の満たし方がすごいよね。

濱家:あんま言う人がいなくなりましたけど、僕はこの世界に入ってきた理由が金なんで。金と知名度。デッカい家住んで、美味い飯食って、高い服を着るっていう。そのために入ってきてるっていうのがあるんで。

山内:わかりやすい。

木村:あと、(趣味が)野球、料理、マジック、漫画って。野球は自分でやってたんだよね。

濱家:そうです。中学、高校と6年間だけですけど、やってました。

木村:マジックは自分でやるの?

濱家:自分でやります。

山内:あれっ? 見たいことないですか?

木村:ない。

濱家:けっこうやります。

山内:今日は持ってないの?

木村:ガチなやつ?

濱家:はい。

山内:濱家は、今、Mr.マリックさんいわく「芸能界で1位」っていう。

濱家:そうです。マリックさん、「タレントで見てきた中で一番上手いんちゃうかな?」って言ってくれてます。

木村:えっマジ!? すごいじゃん!

山内:多分、木村さんが思っているレベルじゃないぐらいガチ。

木村:僕はマリックさんにはよくお世話になっていたんで。

濱家:そうですか! 木村さんも、ちょっとマジックはやりますか?

木村:(マジック)「やりますか?」っていうか、自分はセロにしてもMr.マリックにしても、お仕事としてやらせてもらっていたから。だから「ああ、そうなんだ!」っていう。「ああ、こういうことしてるんだ!」っていう感覚で。

濱家:タネを聞くとってことですよね。

木村:タネもそうだし、魅せ方もそうだしって感じかな。

濱家:今はめっちゃ練習してるとかじゃないんですけど、2年間くらいびっちり自分でハマってやってる時期があったんで、ある程度はできますね。

木村:あんまりみなさんには通じないと思うんですけど、「パーミング」っていうテクニックがありまして。

濱家:そんなところまでやってるんですか。

木村:パーミングをやった状態で自分の髪の毛をかき上げられたりしたら、すごく優秀なんですけども。

濱家:さすがっすね。

山内:今(何か)ないの?

木村:今…それは100円玉?

濱家:100円玉が9枚です。

木村:今、濱家氏が100円玉を指の上でやってますけど、これ500円玉だとすごいやりやすんですけど、100円玉でやれるって相当やってますね。

濱家:こういうことを2年間くらいやってたので。ラジオでどう言うたらいいかわからないんで、ムズいんですけど。

木村:今のは「シャトルパス」って言うんですけど。

濱家:(笑)。

山内:すごい知ってるな。本格的にやってたんですか?

木村:だから、本当に教わったんですよ。

濱家:俺はめっちゃマジックやったからわかるけど、さっき言ってたパーミング、(木村が)上手い上手い。

山内:濱家は、カードマジックを覚えてやりまくって、後輩とかに見せて。すると後輩はリアクションしないといけないじゃないですか。一時「マジハラ」って言われてて(笑)。「マジック・ハラスメント」っていう。

木村:(笑)。

山内:劇場で問題になりました。濱家に呼び出されて同じマジックを見せられるっていう(笑)。

木村:今僕がやったことっていうのは、濱家氏も全く同じことができるんで。

山内:じゃあやってよ。

木村:はい、やってもらいます。

濱家:練習は要るじゃないですか。

山内:(笑)。

木村:練習は要らないはずだって(笑)。絶対できるって(笑)。

濱家:木村さん、これ「キムハラ」ですよ。

一同:(笑)。

山内:キム、キムハラって(笑)。

濱家:キムハラですやん。

木村:俺、初めて言われた(笑)。

濱家:これダメ。キムハラです。

木村:どうもすみませんでした(笑)。

一同:(笑)。

木村:この番組では毎回ゲストの方に「人生の1曲」を伺っているんですが、今週は濱家氏の「人生の1曲」を伺います。どの曲になるでしょうか?

濱家:はい。元々NMB48というアイドルグループにいた山本彩ちゃんという子の卒業してからのソロ曲なんですけど「レインボーローズ」っていう曲があるんですが、その曲でございます。

木村:なんでその曲なんですか?

濱家:元々、(山本彩さんが)グループでやっていた時に僕らMCとして一緒に番組をやらせてもらってたんですけど、ソロになってから出した曲を聴いて、この歌が刺さったんですよ。年齢で言ったらかなり下なんですけど。

木村:山本彩ちゃんのことが、正直、好きじゃん?

山内:うん。

濱家:はぁ〜?

木村:(笑)。

山内:好きなやつのリアクションや(笑)。触れられたくない。

濱家:歌詞とかが刺さっちゃったんで、ショーレース前とか、大事な時の前に奮い立たせる意味で聴いてるんですよ。

木村:自分を?

濱家:はい。年下の女子の曲なんすけど、小難しいことしてなくて、ストレートにバチン!と伝えて来てるっていう感じが。

木村:好きなんだね。

濱家:はぁ〜?

山内:好きや。

[OA曲]
M.レインボーローズ/山本彩

[後TM]
MOJO DRIVE/木村拓哉

2022年07月17日Flow 第二百七回目「拓哉キャプテン × かまいたち」Part2

7月のマンスリーゲストは、お笑いコンビ「かまいたち」の山内健司さん、濱家隆一さんをお迎えしました!
ここでしか聴けないトーク、お楽しみに!


木村:お笑いコンビ「かまいたち」のお2人は、結成初期から、賞レースで2007年に第28回ABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞、2008年に第43回上方漫才大賞新人賞を受賞。
ネタはお互いに作りあうパターン?

濱家:ネタはどうですか?

山内:ネタは、100:0で僕ですね。

濱家:(笑)。

木村:100:0?

山内:はい! 100:0で僕です。

濱家:言うてますわ。

山内:気持ち的に1000:0ぐらいのイメージを持っておいてもらいたいです。はい。

木村:えっと、(NSCのクラス分けで)Cクラスだったんですよね?

山内:ええ。 Cクラスでした。

濱家:本当、だからNSCを疑いますよね(笑)。

一同:(笑)。

木村:(クラス分けした)講師をね(笑)。

濱家:ええ。講師を疑いますね。

木村:NSCは疑っちゃだめよ。

濱家:確かに。

木村:でも、そのCにいた山内氏が1000:0ぐらいでネタを作り。

かまいたち:はい。

木村:それで、どうやって進めていくの?「もうちょっと、あの〜、濱家、今のところ棒読みだから、もうちょっとちゃんとやって」みたいな(笑)。

濱家:ガチガチなってるから(笑)。

山内:そうですね。竹刀でバシバシ叩いてスパルタで。

濱家:お前(笑)。

木村:じゃあ、山内氏が作って本を書き、濱家に渡して合わせて作っていく…って感じ。

山内:そうです。本当にそのスタイルですね。

木村:でも、漫才とコントとかあるじゃないですか。そのパーセンテージというか、比重とかはあるんですか?

山内:漫才・コントは、特にこだわりなく、“なんか面白いな”って思う現象があったら、“これを漫才でやった方が面白いのか?”“コントでやった方が面白いのか?”っていうのを考えてやりますね。で、ボケ役、ツッコミ役というよりも、“これどっちが言った方が全体として面白くなるかな?”っていうので、濱家の方が変なことを言う時もあれば、僕の方がツッコミに回るみたいな時もありますね。本当に、あんまり決めてない感じが最近は多いですね。

木村:でも、コントはすごく大事にするんでしょ?

濱家:そうですね。

山内:コントはキングオブコント(2017年)も優勝できたんで。

木村:「あの2人はコントはすごい大事にしてるんで、木村さん、ちゃんとセリフを覚えておいてください」って言われて。

濱家:えっ、誰がそんなことを(笑)。

山内:(笑)。

濱家:『かまいちょぱ』(GYAO)側のスタッフがですか?

木村:『木村さ〜〜ん!』(GYAO)側も言ってた。

濱家:そうですか?

木村:うん。「かまいたちの2人はコントをすごく大切にしてるんで、木村さん 、(コントを)もしやるんだったら(セリフを)ちゃんと覚えてください」って言われて。

山内:そこまでは大事にしてないんですよ。

濱家:(笑)。

木村:そうなんだ(笑)。

山内:そこまでではないです。

木村:安心した。

濱家:でも、めっちゃちゃんと(コントを)やっていただきました。

木村:で、東京進出のチャンスが、2009年、『めちゃイケ(めちゃ×2イケてるッ!)』とか『はねるのトびら』の系譜を受け継ぐフジテレビのコント番組『ふくらむスクラム!!』のレギュラーに抜擢され。

濱家:はい。これは当時で言う黄金ルートみたいな感じやったんです。“『めちゃイケ』『はねるのトびら』と同じチームがつくる新たなコント番組”っていうのに抜擢していただいたんですよ。だからもう、選ばれた時点で周りが「はい(黄金ルート)確定です。おめでとうございます!」みたいな。

山内:いや本当に。「良かったねぇ。もう一生安泰だね」って言われたんです。

木村:へぇ〜。

山内:そのぐらい、『めちゃイケ』も『はねる』も鉄板の番組で、フジテレビの片岡飛鳥さん(テレビプロデューサー)率いるチームがやる番組やから、「もう選ばれたら一生食っていける!」って言われてた。僕、選ばれた瞬間、親に電話して「(お笑いで)なんとかやっていけそうや」って言いました。

木村:マジ?

濱家:「(お笑いでやっていく)目途がたちました」って。でも半年で終わりました。

山内:半年ですね。

濱家:これはマジで大変でした。このコント収録。

木村:だって、そんなに面白いことって量産できるわけないじゃん?

濱家:いや、そうなんですよねぇ。

木村:それを1回、人を大笑いさせてしまうと、その大笑いを超えるものを人は待ってるから。

濱家:いや、そうなんですよ。

木村:それを常に生み出すのって相当きついと思う…けど、自分が本当に仲良くさせてもらってる怪獣(明石家さんま)とか。だから、あの人ネタじゃないもんね。その場のトークだったり、もちろん時事ネタもありますけど。(さんまさんは)芸歴で言ったらら何年なんですか?

山内:もう44年。

木村:(44年)やってても、真剣に言ってますよ。「面白いこと考えなくなったら、もうあかんねん」って。「それ筋トレやねん」って言ってた。

濱家:じゃないと、ああはなれないもんね。

山内:バケモン(笑)。ホンマ怪獣ですね(笑)。

木村:いや、本当に怪獣だから。だから、僕は一緒に(フジテレビ系バラエティ番組『さんタク』を)やらせてもらってるんですけど、クッタクタになりますもん。

濱家:終わった後ですか?

木村:あのスタジオトークって、だいたい3時間半くらい回すんですけど、怪獣ご自身がはめられている時計を見て、「もうええな」って言って、「もうええよなぁ」「あいよ」って言って終わるんですけど、その「あいよ」を聞くまでの3時間半の、なんかこう…流れていく時間?

濱家:そうですよね。

山内:今も怖いですけど、もっと若手の時、さんまさんの番組、怖くて。

木村:怖い?

山内:パスが来るじゃないですか。

木村:パスね。

山内: その時にちゃんと反応しないと「なんや、お前」みたいな感じになりそうで。

木村:そうね。

山内:”こいつできへんのか?”みたいに思われるのが嫌やから。

濱家:ほんまに、目合わせんかったもんな。

山内:そう! さんまさん見てたら「おう、お前なんかあんのか?」みたいな感じで、さんまさんも「おっおう?」みたいな感じになるから、もう目を決してあわせない。メデューサみたいな感じです。

木村:それをタイマンですからね。

濱家:3時間半(笑)。

木村:3時間半。

濱家:それは疲れます(笑)。

山内:タイマンきついな。

濱家:いや、ほんまに。

木村:タイマンです。でも、自分たちも「年間300本のロケ」って、ここに書いてあるけど。

山内:大阪の時。

濱家:そうですね。1年間で300オンエアやってました。

木村:でも1年って365日ですよ。

濱家:はい。

木村:それで300本のロケって、どうやってやるんですか?

濱家:だから、一番多い時は20本撮りぐらいした? 沖縄の時。

山内:まとめ撮りが多かった。

木村:溜め撮りね。

濱家:溜め撮りで1日で20本?

木村:1本何分?

濱家:1本は、でも10分ぐらい?

山内:10分以内のロケを2週間分位撮るって言って、お店を30軒ぐらい(回る)。 沖縄の商店街で(笑)。

濱家:だから、朝から晩までですね。

木村:へえ。

濱家:だから、朝、商店街に行った時は、商店街の方たちが「うわっかまいたちや!」とか言ってくれるんですけども、晩になったら…。

木村:「まだおんのかい!」っていう(笑)。

濱家:何の新鮮味もない、「まだおるやんアイツ」みたいな(笑)。

山内:嫌がられてたなぁ。

木村:でも、それはみなさんが景色としても空気としても受け入れてくれた証じゃないですか?

濱家:ほんまに(ロケを)300本入れた時でもアレやもんな。ギャラめちゃくちゃ安かったもんな。

山内:はい。

木村:そこはわりと頭の中に普段からあるの?

山内:それしかないです。

木村:えっ、ギャランティ?

山内:ギャランティしかないです(笑)。

濱家:ギャラで動くコンビです。

山内:(笑)。

木村:マジ?

山内:その沖縄でまとめ撮りしたロケとか、1オンエア3000円だったんですよ。“こんだけやって…”みたいなのが、ずっと頭に。

濱家:そう。この当時は、大阪でよく番組には出させてもらってたんで、「(給料)めっちゃもらってるやろ」って言われたけど、全然給料が伸びない時でしたね。

木村:でも、2017年に『キングオブコント』で、にゃんこスターさんを押さえて優勝し。そうすると、さっき言ってた「人生変わる」みたいなことってあるんですか?

山内:いや、めっちゃ変わりました。

濱家:ここが転機でしたね。

木村:ここが転機?

濱家:どう考えても、この優勝が転機でした。仕事もちょっと増えて、”よし、東京に進出するぞ!”ってなったのが、この優勝がきっかけやったんで。

山内:そう。

木村:それで、大阪のレギュラー番組を7本卒業して、4月に東京に再進出。

濱家:そうなんですよ。

山内:2017年、ここで新幹線が初めてグリーン(車)になったんですよ。

濱家:だから僕ら14年目ですね。

木村:結成して。

山内:もう優勝しないとグリーン(車)なんか乗せてもらえないんで、優勝した瞬間に、当時社長をしていた藤原社長とこに行って「優勝したんでグリーン(車)にしてくださいね」って。

濱家:こいつすごかったんです。「優勝は…かまいたち!」で、オンエア終わった瞬間に、舞台袖におる社長捕まえて「グリーン(車)にしてください!」って。

山内:(社長が)「おめでとう!」って言ってくれたんで、その瞬間にもう「これグリーン(車)ですよね。お願いします」って。もう吉本は忘れるからと思って、すぐに言いました。

木村:その後も実力派コンビとして、数々の賞を受賞して、また2019年に上方漫才大賞奨励賞。

濱家:はい。階段を上っている感じですね。新人賞取らないと奨励賞取れないんで。

木村:同じ19年に『M-1グランプリ』に出場して準優勝。このときは優勝はミルクボーイ。

かまいたち:はい。

濱家:これは…。

木村:悔しかった?

濱家:そうですね。僕らコントと漫才両方やってきたんですけど、その意味は『キングオブコント』も『M-1グランプリ』も両方優勝するっていう目標でやってきたんで、ラストイヤーで準優勝やったんで、もうこの夢は叶わないなっていう。“なかなかうまいこといかないな”っていう年でしたね。でも評判が良かったので、ここからまた仕事は増えたんですね。

山内:そうだ。

木村:今は舞台は?

濱家:舞台は月に2回ぐらいですか。

山内:(月に)2日か3日、1日で5ステ(ステージ)とか6ステしてるんで。

木村:1日で?

山内:減ってそれなんですよ。

木村:へっ?

山内:今、喉とかもおじさんになってきたから。あんまり(スケジュールを)入れると次の日声が出なくなったりするからアレなんですけど、去年までは1日11か12(ステージ)でした。

木村:それは、ネタ的にやることは一緒で?

山内:ネタは変えたりもしますけど、大阪に行ったら漫才劇場3ステ、NGK4ステ。

濱家:いろんな劇場を回って。

山内:4ステ4ステみたいな。

木村:すごいね。

山内:やってましたね。

木村:完全に体力勝負だね。

山内:そうですね。多分、1日に回ったステージ数の記録、俺らなんちゃうんかな。

濱家:12かな。

山内:多分、12ステっていうのをやったんです。

木村:12回? すげえ。

濱家:でも、一番そこを軸にしている部分ではあるんで。ネタみたいなところ。だから、ずっと今後もやっていこうと思ってます。

木村:言っちゃったけど大丈夫?

濱家:えーっと、これでも収録ですよね?

木村:基本完パケで。

濱家:完パケですか?

木村:『徹子の部屋』(テレビ朝日系列番組)方式。

濱家:あー…そうですか…まあ、本当、やっていけたらいいなと(笑)。

一同:(笑)。

[OA曲]
M.イーディービー 〜飛んで火にいる夏の君〜/RADWIMPS

[後TM]
MOJO DRIVE/木村拓哉

2022年07月10日Flow 第二百六回目「拓哉キャプテン × かまいたち」Part1

7月のマンスリーゲストは、お笑いコンビ「かまいたち」の山内健司さん、濱家隆一さんをお迎えしました!
一体どんなトークになるのか、お楽しみに!


木村: 今月のマンスリーゲストは、こちら! お笑いコンビ、かまいたちのお2人です!

かまいたち:よろしくおねがいします!

木村:来たね(笑)。

山内:ついにラジオまで。ありがとうございます。

木村:こちらこそ。だって、なんだっけ?『かまいちょぱ』(GYAO番組)と『木村さ〜〜ん!』のコラボ企画をやらせていただいて、それが最後だったっけ?

濱家:その後に…。

木村:あ、あれだ! テレビ朝日のスタジオで、『かまいガチ』(テレビ朝日系)の収録をしてて。僕は『未来への10カウント』の撮影を隣のスタジオでさせていただいて、その時に会ったりとかしたんだよね。

かまいたち:そうです。はいはい。

濱家:あの時、僕らは朝6時入りか何かやったんですけど、山内が木村さんの楽屋貼りを見つけてテンション上がって、朝6時に木村さんにLINEして。

木村:来ました、来ました。

濱家:ああいうこと、やめろよ!

山内:(LINEの文章が)「お先です〜」

木村:「お先に入ってます」っていうのが来ました。

山内:そうそう。

濱家:吉本(興業)のちょっと上の先輩じゃないからな、木村さん。いいかげんにしてください(笑)。

山内:そうなんですね(笑)。

木村:一応、吉本ではないです(笑)。

山内:他事務所の先輩ですよね。

濱家:他事務所とかでもないでもないねん。もう。他事務所どころやないねん。木村拓哉さんやから。

木村:『木村さ〜〜ん!』と『かまいちょぱ』のロケでは吉本本社のほうにお邪魔して。で、撮影の中で大富豪(トランプゲーム)をやらせていただいて、なぜか連絡先を交換するという話になり。

かまいたち:はい。

木村:最近、新しいご家族が増えたりだとか、タイミングが合ったりした時に…。

濱家:ありがとうございます!

木村:そういう時に連絡させていただいて。

山内:そうですね。

木村:…ていう感じですね。

濱家:木村さんから「子供おめでとう」のLINEが来るとか、すごいことやんか。

木村:なんで?

濱家:いやいや。

木村:普通に(出産とか)知ってたらするでしょう。

濱家:いや、そうなんでしょうけど。自分の子供が産まれた、「おめでとう!」のLINEを木村拓哉さんからもらうっていうのは…。

木村:別に、知り合いだったらするよね?

山内:いやいや、僕ら的には(木村と)知り合いなのが面白いです。

木村:そんなお2人とは、マクドナルドの「ひるまック」のコマーシャルでも共演させていただきまして。

かまいたち:はい。

木村:あの時は、どちらかと言うとアレでしたね。自分と濱家が、「山内さん、今、どうだったでしょうね?」って。

山内:そうそうそう。

木村:テイクの確認を、監督のオッケーよりも何よりも先に、「山内さん、今、大丈夫でした?」っていう感じで。

濱家:顔色を伺うっていう。

木村:俺と濱家が「大丈夫でしたかね?」って言ったら山内氏が「今のは、うーん…まぁまぁやったかな」っていう感じで撮影してましたよね。

山内:あの日は演技全体を僕が見てたんで。

濱家:「あの日は」ってなんやねん。

山内:ちょっと木村さん硬かったかな…。

木村:(笑)。

濱家:おいおいおいおい!

山内:ガチガチになってた。

濱家:木村さんが(ガチガチに)なるか!

山内:木村さんガチガチやったから…。

木村:けっこうね、自分でも”ドキッ”とするようなコメントを、本番の後に山内氏から言われ、「もうちょっとこう、温度高めで言ってもらった方がいいかな?」みたいなことを指摘され。あの日は大丈夫でしたか?

山内:最終的にはいけてました。途中、木村さんがガチガチな…棒読みやったから。

濱家:なるか!

木村:(笑)。

山内:それをほぐして、ほぐして…最後にいい感じでCM。

木村:「棒読み」って言われたからね、俺(笑)。撮影、本番テイク終わった後に、「ちょっと木村さん棒読みっすね」っていう。

濱家:ないねん。そんな、木村さんが棒読みなんか。

木村:いや、でもあれで自分の中で”ちょっと良くねぇなぁ”って思って、若干変えた部分はありました。

山内:良かったです。それが多分『(未来への)10カウント』にも活きたかな。

濱家:黙れ、お前!

木村:(ドラマに)活きたかなぁ(笑)。

濱家:右ストレートくらえ! ホンマに。

山内:(笑)。

木村:まぁまぁ。この番組はゲストがどのように人生をFlowしてきたのかトークしていくわけなんですが、お2人は、2004年に「かまいたち」を結成。今、18年目。

濱家:気づけば。

木村:すごいですね。わりと早めに結成ですね?

濱家:そうですね。吉本養成所でコンビを組んだんですけど。デビュー1年目でこいつ、山内と組んで、18年ですね。

山内:僕は大学を出て、吉本の学校(吉本総合芸能学院・通称NSC)へ行って。

濱家:僕は高校出て1年間バイトしてから吉本に入って。

木村:なんで入ったの?

濱家:大阪なんで、けっこう「芸人になる」っていうヤツが周りにいたんですよ。だから僕、ほんまにクラスのお調子者で、「オモロイから吉本行けや!」って言われて入ってきたタイプです。典型的な…ほんまやったら消えていくタイプの芸人ですね。

山内:“ボケ”の人って、濱家タイプじゃなくて、あんまり表に出ない。”俺、おもろいねん”を内に秘めて、学生時代とか、そんな前に出てないヤツがけっこう多いんですよ。

木村:そういうところを、また、冷静に分析してるところが怖いよね。

濱家:山内はほんまに、NSCに入ってきた時も、大人しい、目立たない…。

木村:これが大人しかったの?

濱家:めちゃくちゃ大人しかったですよ。

木村:大人しい山内って怖くない?

濱家:多分、ほんまに木村さんの印象と全然違うと思うんですよ。何かこいつ、ほんまに人に心を開かないんですよ。

木村:それはわかる。

山内:それはわかるんですか(笑)。

濱家:でも(心を)開くと、近づきたいと思うと、その踏み込み方が異常で。だから木村さんにも平気でLINEするじゃないですか。

木村:それは(心を)開いてんの?

濱家:開きまくって…。

山内:ガバガバですよ。

木村:(笑)。

濱家:木村さんにガバガバ。

山内:ガバガバです。

木村:マジで?

濱家:だから、見つけたら喋りかけに行ったりするから、木村さんは(山内のことを)けっこう喋ると思ってると思うんですけど、普段、ほんまに喋らないです、こいつ。

木村:じゃあ、俺に対してはガバガバになってくれてるから、話してくれてるの?

山内:ガバガバです。喋る人と喋らない人がけっこう分かれちゃうんで。

濱家:みんな「え? 木村さんには喋るんですか?」ってなっていると思います。

木村:そんな山内氏は、島根県出身。

山内:そうなんです。

木村:関西に出た経緯は何なんですか?

山内:僕は高校出ていきなりNSC吉本の学校も考えたんですけど、いきなりってちょっと怖いなぁと思って、大学には行こうと。で、親が教師なんで。

木村:そうなんだ。

山内:親が学校の先生で、校長先生で引退して、公民館の館長をしてたんですけど、その教育系の(職業を)やってたんで、“教師か芸人かどっちかかなぁ…”っていうのがあって。

木村:教師か芸人さんか。

山内:はい。

濱家:真逆の人生ですね。ほんま。

山内:だから島根から1回、奈良教育大学っていうところに行って。教員免許を取って教育実習も行って。

木村:教育実習行った時は、本当にちゃんとした教育実習だったの?

山内:そうです。地元の母校に教育自習で戻って…ってやったんですけど、なんかいまいち、グッと来なかったんで。それやったらやっぱり吉本の養成所に行こうと思って、NSCに行きましたね。奈良から大阪に引っ越しして。

木村:それで入って1年目でこの形態になったんでしょ?

濱家:そうですね。

山内:学校で、僕は最初ピン(1人)でやってて。NSCの時に1回だけコントを組んだのは濱家じゃなくて、インドネシア人と日本人のハーフの子と組んだんです。その子が「言うてる場合か!」しか言えなかったんですよ。

木村:ん?

山内:ツッコミの子なんですけど、練習の時は僕が書いた台本のセリフを全部言ってくれるんですけど、いざ人前に出て漫才すると、僕がどんなボケしようが「言うてる場合か!」しか言わなくなって。ちょっとこれキツイなと思って解散して。

濱家:“言うてる場合じゃない”(シチュエーションの)ボケもするからな(笑)。

山内:そう。いろんなボケしてんのに「言うてる場合か!」しか。

濱家:言うてへんかったな。

木村:それはなんだろうなぁ。

山内:緊張して”うわ〜!”ってなると、一番自信のあるツッコミしか出なくて。

濱家:「言うてる場合か!」しか出なくなって。

山内:「言うてる場合か」ってずっと言うので解散して、で、ピン(芸人)に戻って、どうしようかなと思ってた時に濱家と組みました。

木村:(コンビを)組む時は…何かあったの? (心を)開く瞬間は?

濱家:あ〜。

木村:山内の窓が”ガチャ”って開く瞬間が。

山内:濱家が「言うてる場合か!」以外も言えたんです。

濱家:おい!

木村:ついに?

山内:ついに、コイツ「言うてる場合か!」以外も言える…。

濱家:「言うてる場合か!」だけで開く…お前ガバガバやな。なんやねん、それ。

木村:ないんじゃねーの? 扉。実は。

濱家:本当は、山内が6人目の相方なんです。NSCに入ってから山内と組むまでに5回解散してて。1年ちょっとで5回解散してるんです。僕。

木村:すごいね。すごい周期だね。

濱家:ホントに、もうハイペースで組んで、無理やと思ったらすぐ解散して、また新しい相方…っていうのでやってたんで。

木村:じゃあ、なんで山内がフッて現れた時に“これ行けるかも!”てなったの?

濱家:なんかね、NSCで一番最初のクラスで一緒やったんですよ。で、山内がピンでやってるネタがめちゃくちゃ面白くて。でもね、その時、僕も若かったので、「人気の出る相方」が良かったんですよ。男前の。男前でなおかつ面白い相方を探してたんで。最初、(山内が)めっちゃ気持ち悪かったんです。ほんとに気持ち悪かったんです。見た目が。

木村:ラジオ的に説明できる範囲で。

濱家:まず、暗いとか無口とか影がある感じはもともとあったんですけど、ファッションとかもすごい芋臭くて。1個だけ僕、毎回言うのが、こいつが当時よくかぶってた帽子が、帽子のつばがあって後が布タイプになってて、その布を結んで被るんですけど、結んだ布がくるぶし位まであるやつ被ってたんですよ。“こいつはちょっと俺、ないな”って。

木村:え? それ、私服で?

濱家:私服です。

山内:いや、オシャレやったんです。当時。

濱家:ないねん! そんな時代。
それで1年経って、“「男前」とか「人気出そう」とかじゃなくて、純粋に面白いやつと組んだ方がいいな”ってなって、山内を誘ったんです。

木村:(濱家が)誘ったら?

山内:僕は、(誰かと)組みたかったんですけど、誰も組んでくれなくてずっと1人でやってたんで。“うわ! 誘われた!”と思って。で、“「言うてる場合か!」以外も言える! これは行ける!”と思って組んで(笑)。

濱家:ハードル低いけど。

山内:最初は、濱家は、めちゃめちゃNSCの同期と繋がってたんです。NSCの実力編成でクラスが分けられてたんですけど、僕はずっと一番最下層にいたんですよ。

木村:そうなの?

山内:A、B、Cってランクがあったんですけど、Cクラスの一番下にいたんで、そのAクラスにいたトップの同期とかと1回も会ったことがなかったんですよ。1年間。NSCに行ってる間、濱家はAクラスにいたんで。

木村:(Aクラスに)いたんだ。

濱家:はい。講師の先生が「こいつらいけそう!」というのでAクラス。600、700人ぐらいいる中で10組しかいれない、みたいなところに僕はいたんです。

木村:じゃあ、その時、クラス分けをした講師の人、ビックリしてるんだろうね。

濱家:いやいや、ホンマにそうやと思います(笑)。

木村:”あれ?”って思ってるよね。

濱家:当時、僕はなんだったら“Aクラスの俺がCクラスのお前と組んでやってる”くらいの感覚がありましたね。

木村:なるほど。

山内:(笑)。「Aクラスのメンバーのとこにちょっと挨拶行こう」って誘われて行ったら…(当時のAクラスのメンバーは)しっかり今も売れてるやつが多くて、天竺鼠とか藤崎マーケットとかアキナとかアインシュタインとか、そういうメンバーがAにいたんですよ。そのメンバーのところに連れて行かれて、「よろしく」みたいな話して。で、けっこう僕的にはいい感じで喋って帰ったんですけど、後で聞いたら全員が濱家に「絶対やめた方がいい」って(笑)。

一同:(笑)。

山内:全員が解散させようとしてたって。「あいつは絶対面白くない」って(笑)。

濱家:みんなですよ。僕がオモロいと思ってる10人全員が「あいつは絶対面白くない」「面白くなりそうにもない」って(笑)。

木村:でも、そこの物差しって何だったんだろうね。

濱家:なんですかね、好みやと思うんですけどね。

木村:“面白い”って思う定義って、「2022年の現在何月」っていうタイミングから、次の月になったら、ほんの少し、その形態も変わってそうじゃん。

濱家:そうですよね、確かに。

木村:なんかこう、ホントに面白いって思うことの物差しって、ミリ単位で変化してるじゃん。きっとその時に濱家氏の周りにいた10人が10人「アイツは絶対やめといた方がいい」って言った時の物差しと、今の物差しでは絶対に違うよね。

濱家:そうですね。会ったのがちょうどその面白くないポケットに入ってる時やったんかな。

山内:良かった、そこで。

木村:その「山内」っていう目盛がその時はなかったんじゃない? 物差しの中に。

濱家:あ〜、なるほど。僕しか持ってなかった。

木村:うん。「こいつオモロいわ」っていう、「山内」っていう目盛。

濱家:ほんま助かりました、その目盛持ってて。

木村:それが今になるんじゃないですか。

濱家:そうですよね。確かに。

山内:危ない危ない。

木村:セーフだね。

濱家:ギリやったね。あの時、みんなに言いくるめられてたら解散してたかもわからへんもんな。

山内:そうですね。

濱家:ほんま良かった良かった。

[後TM]
MOJO DRIVE/木村拓哉

2022年07月03日Flow 第二百五回目

今週は、みなさんからいただいたメッセージを紹介します!
そして、久しぶりにみなさんのオススメする「地域の名物ラジオDJ」ともトークセッションします。最後までよろしく!


木村:いつもたくさんのメッセージ、みなさん、本当にありがとうございます。
まずは先月最終回を迎えたドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)に関してのメッセージが届いております。

【大阪府 Brotherhood 43歳 男性】
はじめまして。人生で初めて、ファンレターというかメッセージを書きました。
「未来への10カウント」1話から最終話迄、全話見ました。
僕も結婚と同時に2人の父親になった環境等、共感する部分も沢山有りました。
けど、何より嬉しかったのは未来への10カウントを毎週、家族みんなで見た事です。
長男長女は自立し、高1の次女と小4の次男と奥さんの4人で今は暮らしてます。
その4人が楽しみに1つの作品に1つの画面に向く。
そんな時間がとても嬉しく、とても有り難く思えて。
その感謝をどうしても伝えたくて、人生初のメッセージに至りました。
木村さんだけでなく、沢山の人達で作られた作品に心からありがとうございました。
次女が最終話を見てる時に桐沢が部員1人ずつにメッセージを送る場面で「演技、うまっ!」と。次男は6話目ぐらいで「この人、ONE AND ONLYの人?すごいなぁ」と。
「誰が言うとんねん」、「今頃かい」とか突っ込んだり。
何気ない、でも貴重な思い出です。本当にありがとうございました。


木村:いやいや、こちらこそ。こうやって、ご家族みなさんで作品を受け取ってくれていたっていうのが、非常に僕も嬉しいことですね。自分にとっても初めて試みる作品ではあったので、どうなるかなぁとは思ったんですけど。でもそれは、受け取ってくださる方たちが楽しんでくれている感が非常に伝わってきていたし、僕も体感していたので、「とにかくやるべきことをひたすらやるしかないな」というモチベーションでやってはいたんですけど。でも本当に、こうやって受け取ってくれている人たちが実在しているっていうことが、僕にとって何よりのモチベーションにつながっていたので、逆にBrotherhoodさんにお礼を言いたいです。ありがとうございます!
続いては、こんなメッセージが届いております。

【埼玉県 フミロック 44歳 男性】
キャプテン、こんにちは!ボクも『トップガン マーベリック』観ました!
オープニングから最後まで大、大、大興奮しっぱなしでした!
トムクルーズ、カッコ良すぎたー!痺れたー!
まさに映画館の大スクリーンで観る映画でした!
キャスト・スタッフの作品に懸ける愛を感じる最高の時間でした!
また、キャプテンの芸能デビューのきっかけでもあったトップガン・愛をぜひ聞きたいです!


木村:36年前ですからね。(『トップガン』)第1作目。僕はその第1作目36年前の作品を観て、興奮し、同じフライトジャケットが欲しくなり、手に入れて。で、気分良くなってウキウキしてたところ、親戚のおばちゃんから「拓哉!」と呼ばれ、「え?」って振り返ったところをパシャッと写真で撮られ、それが履歴書に貼られ、ジャニーズ事務所に送られた…っていうね。それがなかったら、今こういう仕事してないですからね。
その経緯に関しては、『SMAP×SMAP』のビストロスマップにトム・クルーズが来てくれた時に、ご本人にもお伝えしたんですけども。
今回の『トップガン マーヴェリック』は36年ぶりの続編なんですけど、これは「わりと男性の方が作品を観て涙をしている」という声が多く見かけられるんですけど、いや、僕もキましたね。2か所は確実に。僕は(涙を)拭ってましたね、観ながら。“いや〜、そうきたか!”っていう。久々に、映画館に行って単純に観客になれたな。
いやー、楽しかったなぁ。「まだ観てない!」っていう方は、ぜひあの大きなスクリーンで! 爆音で! 観ていただけたらいいんじゃないかなぁと思います。

木村:さあ、今日は内容盛りだくさんですよ!
続いては、リスナーのみなさんが一生懸命チャレンジしていることを応援する
【リポビタン×Flow 頑張るリスナー応援企画!】
今回はこちらのメッセージをご紹介したいと思います。

【島根県 ななパン 58歳 女性】
私はアラ還の主婦です。今まで事務職を主にしてきましたが、本当に私のしたい仕事ではないというモヤモヤした気持ちがありました。
ある日、職場にキッチンカーが来ていて、その時、「これだ!」とひらめきました。
「私はお客さんの笑顔が見られる飲食の仕事をしたいのだ!」とようやく気づきました。
それからいろいろ試行錯誤があり、今はパンケーキのテイクアウト専門のお店を出すために頑張っています。立ち仕事に慣れるため、スーパーのベーカリーで働き始めました。
半年後にはやめて、お店の準備に取り掛かり、来春にはオープンを目指しています!
毎日がこんなに充実していて、絶好調なのは夢の実現へ向かっているからなんですね。
年齢に負けず、第2の人生への頑張りをキャプテン応援して下さい!


木村:いつ来るかわからないね。こういう、「これだ!」っていうタイミングがね。すごい出会いだし。自分も、台本だったり(お仕事の)お話をいただけた時に、最初は「これだ!」って思えないかもしれないじゃないですか。でも、その作品の監督や脚本家の方とかといろいろ話をしていくうちに「これだ!」って思えたから、やる。で、(「これだ!」と)思った以上、やっぱりそこは覚悟を決めて、”絶対にやり抜いてやる”っていう、そんな自分が毎回いるかなぁとは思います。
お店をオープンしたら、メッセージ送ってほしいと思います。お待ちしております!

【リポビタン×Flow 頑張るリスナー応援企画!】
あなたがいま、一生懸命チャレンジしていること、頑張っていること、頑張っている理由など、エピソードと共に番組宛に送ってください。メッセージをくれたリスナーの中から10名様にリポビタン製品をプレゼントします!
みなさんの熱いメッセージ、お待ちしております!

木村:続いては久しぶりに、みなさんがオススメする「地域のラジオDJ」と、トーク・セッションをさせていただきます!
たくさんのメッセージが届いております!

【沖縄県 ラオウ2号 33歳 男性】
木村さん、スタッフの皆さん、こんにちば〜ん!!
僕が住んでいる沖縄の美人で美脚の名物DJを紹介致します。
木村さんの番組の最南端ネット局、FM沖縄の又吉里香さんです。
彼女は、アニメ系の番組をメインに持っています。
アニソンを流したり、コスプレをしたりと、少し面白い人です。そんな又吉さんとのトーク、聴いてみたいです。


木村:ということで、FM沖縄の又吉里香さん(以下・又吉)と繋がっています。こんにちは!

又吉:こんにちは! FM沖縄の又吉里香です。よろしくお願いします!

木村:お願いします! いやー、このリモートのパソコン画面だけでは、なかなか美脚ってところまでは、さすがにわからないですよね(笑)。

又吉:ちょっとこの方、盛るところを間違ってますよね(笑)。

木村:そうなんですか?

又吉:美脚、美人はどうでもいいんですよ(笑)。あの、“面白い人”っていうところをもうちょっと盛っていただいても良かったかな〜と思ったんですけれども。

木村:こちらにメモがあるんですが、「いつかは二次元に行ける」っていう風に思ってらっしゃる?

又吉:まだ思ってますね(笑)。はい。

木村:まだ思ってるんですか?

又吉:まだ思ってますね。最近VRっていうのが出て来たので、そろそろ私も(二次元の世界へ)行けるんじゃないかと思ってますけれども。

木村:(メモに)「適度に若作りな子持ち人妻」っていうところも。

又吉:今、10歳と6歳の娘がおりまして。「“過度”に若作りを頑張ろう!」と思ってますね。

木村:これは”適度”ではなくて”過度”?

又吉:”過度”にですね。重力と年齢には逆らっていこうかな、というのをモットーにしてます。

木村:あ〜、一番ヤバいパターンですね(笑)。

又吉:“ヤバいパターンです”って(笑)。

木村:「FM沖縄ではディレクター兼アナウンサーとして活躍されてる」と書いてあるんですけど、現在担当している番組はどのような番組なんですか?

又吉:今は『オキアニ!』っていうアニメソングを中心におかけする番組と、あとは、ディレクターの方では夕方の帯番組を担当してますね。『オキアニ!』の方は自分で(番組構成を)作って、自分で喋って…っていう形ですね。ほぼ1人でやってる感じです。

木村:そこで紹介するアニソンは、どんなアニソンなんですか?

又吉:一応、縛り(ルール)を設けてまして。2000年以降(のアニソン)という形にしてるんですね。

木村:それはなぜ?

又吉:私が入社した時に、80年代とか90年代とかのアニソンを語ったりする方はいっぱいいらっしゃったんですよ。でも、2000年代以降からは「ちょっとマニアック過ぎるね」って言われたり、なかなか広がりを作ることができなかったので。“じゃあ、逆にそこに振り切ってみようか!”っていうことで、2000年以降っていう縛りをしていますね。

木村:へぇ〜。

又吉:もう、仕事していない間はほとんどアニメを観ないといけないんじゃないかなってくらい、観て…。

木村:でも、好きだから苦じゃないですもんね。

又吉:そうですね。私、作品っていうより、キャラクターが好きになるタイプで。黒髪で長髪でストレートのキャラクターがいたら、それで(作品の世界へ)入っちゃうタイプなんですよ。

木村:黒髪で?

又吉:長髪で、ストレート。で、男性。で、ご本人を目の前にしてアレなんですけど、ハウルも(『ハウルの動く城』)も金髪よりは黒髪派ですね。黒髪になってからが、私的には本番って感じですね。

木村:本番(笑)。本番って何の本番なんですか?(笑)

又吉:”萌え”の本番ですよ!

木村:萌え? ハウルを観て萌えてるんですか?

又吉:萌えますよ! 第一声から「キター!」って思いましたもん。”私の為にありがとう!”って思いました。

木村:あ〜いや…どういたしまして(笑)。
じゃあ、最後に全国のリスナーさんへ、里香さんの方からメッセージお願いします。

又吉:はい。アニソンというニッチなジャンルをやってはいるんですけれども、聴いていただければ絶対に好きになる作品をご用意できる自信はありますので、一度聴いていただけたらなと思います。FM沖縄で、毎週月曜日夜9時、”月9”でやっております。

木村:おおぉ、月9(笑)。月9だよ! 月9でアニメだよ!
じゃあ、これからも楽しい月9をお届けしてほしいなと思います。

又吉:ありがとうございます!

木村:FM沖縄の又吉里香さんでした! ありがとうございました!

そして! 先日、山下達郎さんが11年ぶりとなるニューアルバム『SOFTLY』をリリースしました。
今ですね、僕の手元に、なんと! この『SOFTLY』のアナログ版があるんです!
なので、ぜひここはですね、このアナログ版の『SOFTLY』に入っている『グランメゾン東京』の主題歌「RECIPE」をみなさんと一緒に聴いてみようかなと思っているので、スタートボタンを押したいと思います!
それでは聴いてください。山下達郎さんで「RECIPE」!

[OA曲]
M.RECIPE (レシピ )/山下達郎

[後TM]
MOJO DRIVE/木村拓哉


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