木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

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2022年08月28日Flow 第二百十三回目「拓哉キャプテン × ブラックマヨネーズ」Part3

8月のマンスリーゲストはお笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」のお2人。
今週も3人でトークさせていただきます!
そして、吉田さんの「人生の1曲」も伺います。


木村:M-1で優勝したの2005年でしょ?

ブラマヨ:はい。

木村:で、東京に本格的に進出したのが、何で2008年…3年後になったの?

吉田:これは、僕らM-1(で優勝する)前から関西で各局にレギュラーみたいなのをいただいてたんですよ。M-1獲ったから、そっち全部即ヤメして(東京に行く)っていうのは、ちょっと考えられへんなっていうので、関西のレギュラーをやらせてもらいながら東京に来て、みたいな事をやってたから時間がかかったように見えたんですかね。

小杉:M-1獲って、東京のオファーが1日何十件もマネージャーに電話がかかってくる。でも、僕らは結構、大阪でスケジュールが埋まってたんで、あれも出れへん、これも出れへんっていうのが多かったですね。

木村:でも最近さ、コンビでのブラックマヨネーズとしてのテレビ出演…「バイキング」は終わっちゃったじゃん。「ニンゲン観察バラエティ『モニタリング』」はあるけど、「ホンマでっか!?」もやってるけど。

小杉:あとBSフジの番組とかもやってる。

木村:コンビでの番組出演が、「あれ、少なくなってね?」っていう、それには理由があるって聞いたんですけど。吉田さんが、“レギュラー以外の仕事は家族との時間にしたい”って事務所に打診した結果。だから、たか(吉田)が事務所にそういう風に言って、最終的に今現在は竜(小杉)が1人でテレビ番組に出演する機会が増えた。これはガチな話なんですか?

吉田:そうですね。僕ら、「最終的には大阪でNGK(なんばグランド花月)中心でやりたいな」みたいな話は昔からしてたんですけど。小杉はこっち(東京)で子育てを始めたので、「あれ、俺はそんなに長い事、東京に居るつもりはないねんけどな」って僕は思ったんですよ。僕は大阪にに家族を行かせて、大阪で子育てもしようっていう考えがあった時は、ちょっとギクシャクしてたんですよ。東京派の小杉と、大阪でやっていきたい僕とで。でまあ、話し合いの結果、「何個か2人で番組やってりゃ、それはそれでいいか」っていう事で落ち着いたんですけど。たしかに、もう僕は今、大阪で家族との時間を優先させてもらってますね。

木村:現在、たかが2人、竜が3人のお子さんのパパという事で。

小杉:はい。

吉田:でもほんま、子供に会えへん時は辛かったですね。僕が東京で単身赴任みたいな時期もあったんですけど。家族で歩いた散歩道を1人でぷらっと行ったりとか。幼稚園の園児をただただ見てたりとか。

木村: (笑)。ちょっとした不審者じゃん! 怖いね。

吉田:そうなんですよ。

木村:でも、メンタルはそういうメンタルだからね。自分の家族に会いたいなっていうメンタルがあって。ああでも、それはそうね。東京と大阪の距離があると寂しいよね。

吉田:そうですね。大阪に帰った時に、息子が4歳ぐらいの時に、やたら甘えて来たんですよ。「肩車してくれ」とか。で、息子が寝た後に嫁さんに、ちょっと自慢げに「あいつ、今日めっちゃ俺に甘えて来たやんけ」みたいに言ったら、「今日、父親参観やってん」と。「お父さんが来てなかったんは、うちだけやってん」みたいな事を言いよった時に、僕、泣いてしまって。そういえば俺、あいつの成長を全部見逃してんなと。気づいたら歩いてたし、気づいたらストロー無しでジュース飲んでたし。このままじゃ、ちょっと良くないな、いい所を全部見逃してしまうな、仕事だけの人生になるなみたいに思ってしまったんですよ。

木村:おお。それで、ちゃんと会社の人に「コンビ以外の仕事の時は俺、家族の時間にする」って言って。

吉田:あと、ボートレースの仕事はやらせてもらう。

小杉:急に好きなの入ってきたな(笑)。

木村:それは確実に自分の好きなものだよね。

吉田:ま、でも日帰りで行けるんで。

木村:うん、まあ、日帰りでね(笑)。行けることは行けるね。

吉田:僕はちょっとそれが一番あれなんで。その辺の話し合いはできてるんで。

木村:なんか、あれだね。ほんとに、なんかこう、上っ面の付き合いじゃない感じはしますね。今こうやって2人を目の前に、僕はしてますけど。

小杉:そうですか。

木村:深いとこでちゃんと。お互いの錨を下ろしてるんだけど、下ろしてる場所が同じっていう感じ。だから、お互いの上げたいタイミングで錨は上げられるんだけど、それぞれから下ろしてる錨の…ズンって、アンカーが下りてる場所がずれてない感じがします。

ブラマヨ:ああ。

木村:という事で今月はブラックマヨネーズのお2人とお送りしてきましたが、“今後の目標もしくは夢、どんな事に挑戦していきたい”とかありますか?

小杉:家族と会う時間もないぐらいの時って忙しくてネタも正直、結構惰性な感じがあったんですよ。出番はあったけどネタはあまり作らず、同じネタをやって。ネタをやる日も少ないから、なんやったら下手になってきてるんちゃうかっていうのがあった時に、そこも吉田は言ってたんですよ。

吉田:「惰性で劇場に出てないか、俺ら今」みたいな。

小杉:「ある程度スケジュールを整理して、ネタに向き合う時間も作らんと良くないと思う」と。何故なら、「“マイクがあれば、2人立ったら漫才で笑いがとれるし”っていう自負があれば、テレビで好きな事をコメントしても振り切れるけど、そこがないとしんどいと思う」って。「あ、ほんまやな」と思って、そこからネタを作る時間を作ったんですよ。だから、最近ようやく出来て、かけて手ごたえがあったり無かったり直したりみたいなのができるようになってきたから、そこを詰めていきたいなっていうのは思いましたけどね。

木村:へー。

吉田:“漫才師がテレビ出てるっていう形になりたいな”とは思いますね。

木村:ああ。ストイックだな、ブラマヨ。

吉田:すごい充実感ありますね、今。

木村:今月はお笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」のお2人とお送りしてきましたが、この番組毎回ゲストの方に「人生の1曲」というものを伺ってるんですが、先週は竜の「One and Only」という事で。自分とバッチ(B'z稲葉)のナンバーを伺ったので、今週はたかの人生の1曲を伺います。どんな曲になりますでしょうか。

吉田:THE YELLOW MONKEYさんの「SO YOUNG」っていう。これは僕らが組んで、売れるのに苦労してた時代の。西成のワンルームに住んでて、後輩には抜かされていくし、同期は売れていく。俺らは全然あかんっていう時に、「終わりのない青春 それを選んで絶望の波にのまれても ひたすら泳いでたどりつけば また何か覚えるだろう」みたいなの(歌詞)があるんですよ。それをシャワー浴びながら爆音でかけて歌ってたら涙が出てきて歌えなくて、溺れる感じになって。ユニットバスやったんですけど、正座して号泣して「俺、何してんねん!」みたいな状態の時を支えてくれた、救ってくれた。東京で仕事をいただけるようになって、首都高を自分の車で、車のカーステでSO YOUNGを流しながら東京タワー見ながら走ってる時に「売れたな、俺」って思いました。

木村:なんか、映画だよね(笑)。

小杉:描写が(笑)。

木村:映画、ほんとに。自分の家族に会えないときのたかのワンシーンも、今のYELLOW MONKEYのSO YOUNGも映画のワンシーンだよ。
でも、ユニットバスで涙を流しながら聴いたSO YOUNGと首都高走って東京タワーがパッて見えたときにかかってる曲が一緒っていうのがヤバいよね。

吉田:そうなんですよ。

木村:それ、ヤバいね。もう完全に自分の主題歌だな。

[OA曲]
M.SO YOUNG/THE YELLOW MONKEY

[後TM]
MOJO DRIVE/木村拓哉

2022年08月21日Flow 第二百十二回目「拓哉キャプテン × ブラックマヨネーズ」Part2

8月のマンスリーゲストはお笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」のお2人。
ここでしか聴けないトーク、お楽しみに!
今週は小杉さんの「人生の1曲」も伺います。


木村:この番組は、ゲストの方がどのように人生をFlowしてきたのかトークしていく番組なんですが、そっちにレールを戻していいですか。

小杉:はい、すみません。

木村:ブラックマヨネーズというお笑いコンビを結成したのが25年前。

吉田:そうですね〜。

木村:じゃあ、25周年ってこと?

吉田:24の時に組んでるんで、はい。

小杉:今、僕ら49になりましたんで25…そうです。結成25年です。

木村:そもそも、出会いは…。

吉田:出会いはNSC。

木村:養成所?

小杉:養成所で出会って。

吉田:僕は僕で高校の同級生と入って、小杉は小杉で高校の同級生と入ってきてたんですよ。で、NSCって生徒が順番にネタをやっていくんですよ。それを僕らも見てるんですよ、他の芸人になりたいやつがやってるのを。その時に一人だけツッコミの腕が明らかにちょっと違ったんですよ。

木村:どういう違いなの? それは。

吉田:みんな高校出たてとかそんなんなんで、「なんでやねん!」「なんでやねん!」っていう、その一定のトーンだけなんですよ。でも小杉は、「なんでやねん!」と(トーンの違う)「なんでやねん!」っていうのが(あった)。“こいつもう、なんでやねんが2種類あるやん。すげーな、こいつ” っていうのをずっと思ってたんですよ。

小杉:なんやねん、それ(笑)。

木村:見てる時に?

吉田:はい。当時の相方とデビューして2年ぐらいやってたんですけど、“このままじゃ、俺ら多分売れへんな、ここまでやな” っていうのがあったんです。月10万稼ぐくらいまでは行ってたんですけど。で、“小杉と組んだらもっと売れるな” と思ったんですよ。

木村:たか(吉田)の中で?

吉田:はい、ありがとうございます。

小杉: (笑)。

吉田:たかの中で。で、小杉は小杉で関西キングというコンビをやっとったんですよ。

木村:ほう!

吉田:関西キングのコンビ仲が悪そうだったら、(小杉を)引き抜こうと思ったんですよ。

木村:え、じゃあ自分の…。

吉田:(自分の相方には)ごめんやけど言うて。そういうつもりで、まず関西キングの仲の良さを確認しようと思って、僕はツインテールっていうコンビだったんですけど、「2組でイベントやろうや」って言ったんですよ。

木村:ツインテールと関西キングで。

吉田::はい。ほんなら、仲悪かったらいいなと思ってたんですけど、前の相方と小杉が向かい合わせに座ってて、お互い足を延ばしてお互いの股間をツンツンやりあうぐらい仲良かったんですよ。

木村:「ういー」とかやるのは…。

小杉:そこまで声出してませんけど(笑)。

木村:いやいやいや、声出さない方が怖いよ。傍から見てると…。

吉田:めちゃくちゃイチャイチャしてて。これは関西キング解散せえへんなと思ってたら小杉の前の相方が…。

小杉:「もう、芸人やめて普通の仕事しようと思ってる」って急に言われて、僕はやめることになったんです。でももう、(デビューして)2年くらい経ってるんで、みんな固まってて、面白いなと思う人間はきっちりコンビ組んでるから、“芸人をもうやめなあかんかな” と思ってた。ほんなら、吉田くんから「やらへんか」って言ってもらえたんですけど。

木村:一緒に。

小杉:実は、その前に「もう、やめようかな」と思ってたら、おかんが「あんた、吉田くんと組んだら」っていきなり言ってきたんですよ。

木村:え、なんで?

小杉:吉田が一緒にやろうって言ってくれた2組のイベントを観にきてたんですよ、おかんも。

木村:ツインテールと関西キングのイベントに。

小杉:はい。ほんで、やめようかなと思ってるねんなって空気が出てた時に、おかんが「あんた、吉田くんと一緒にやったらいいやん」みたいに言われて。「いやいや、なんでやねん」みたいな。吉田はもう、前の相方と10万ぐらい稼いでるっていう、ちゃんと仕事してたから「(吉田は)上手い事いってんねん、なんでやねん」って言って。「でも、舞台上で全部が終わってエンディングとか喋ってる時、吉田くんは何か喋らなあかんと思って喋ってるし、あんたは突っ込まなあかんと思って突っ込んでるけど、そのバランスが本来のコンビより良かったと思うで」みたいに(言われた)。
そんなら吉田から「やらへんか」って言ってくれて、おかんの言葉もあるし「えーっ!」みたいな。

木村:すごいね。何だろうね、そのお母さんの先見の目というか。完全にプロデューサーの目だよね。

小杉:そうなんですよ。

吉田:いろんな男を渡り歩いてきたんでしょうね。

小杉:やめろ、あほう、お前は!

木村:ああ。

小杉:ああ違いますよ(笑)。

木村:ネタは? どうやって考えてたの?

吉田:その時は僕が家で本を書いて小杉に渡して、「ここはこういうトーンでやってくれ」とか。「ちょっと間を取ってから突っ込んでくれ」とか、いちいち指導してみたいな感じ。僕の型に嵌めようとしてましたね。

木村:賞レースを獲った時はその感じ? そのやり方?

小杉:大阪で賞をもらった時はそういう形で作ったネタでした。

木村:ABCお笑い新人グランプリで優秀新人賞、上方漫才大賞 新人賞、NHK新人演芸大賞 大賞、上方お笑い大賞 最優秀新人賞。ほう。

小杉:この時はそうですね。吉田くんが書いてきた台本…。

木村:たかが全部書いて「これやろうぜ」って言って、やった時に、「いやいや、だからそこ、もうちょい間をとってから、1ページ前からかえそうや」みたいな感じで練習して。

吉田:そうです、そうです。「一緒やないか!」「ちゃう。“いや、一緒やないか” にしてくれ!」とか。「“いや” を付けてくれ」みたいな細かいの(を言ってた)。で、日が変わったら「ごめん、やっぱり、“いや” 付けるのやめてくれ」みたいになったりとか。

木村:すごいね。

小杉:前のコンビでやって、新たにやった時にそこのこだわりが。どっちかと言ったら前の時は僕の方が「やろう、やろう」って感じだったんですけど、(吉田と)組んだ時にこだわりとか思いのギャップが追いつけるというか、合わせる作業が大変でした。ネタ合わせをする時も前のコンビの時は、普通に(店に)入ってその店が23時に閉まったら「もう店閉まるな、帰ろうか」だったんですけど、吉田は最初っから24時間(営業)のところしか選ばないんですよ。出来るまで帰らへんと思ってるから。

木村:ほー。

小杉:そんなことを感じたときに、これはちょっとギア上げんとヤバいなって。ほんなら、いざ組んでネタをやったら「いや」の細かい発注が出たり入ったりするから。なかなか…。

木村:いや、多分そうなんじゃない。だから、ここって言ったらここだよって所にボールを投げられるまで練習やっていう事なんじゃない。

吉田:だから、ファミレスにお昼くらいに行って、昼飯食って、夜飯食って、朝飯食って、帰ったりしてましたから。一回の入店で十何時間いたんで、最後の方は僕らが行ったら夏でも冷房をバリバリ強くされたんですよ。

木村:もう、寒くて(笑)。

吉田:はよ帰れみたいな。

小杉:北風と太陽みたいな。ほんまにもう。

吉田:だから俺ら、夏でもジャンバー持って行って。

木村、小杉: (笑)。

木村:その後にM-1か。2005年にM-1で優勝。2位が笑い飯さん。3位が麒麟さん。M-1っていうのは、優勝するとパーンって変わったりするんですか。

吉田:全然違うと思いますね。今までに無かった大会ですね。

小杉:歴史変わりましたね、ほんまに。お笑いの。

木村:どう変わるんですか?

吉田:大阪では僕らの方が麒麟より圧倒的に知名度があったんですよ。僕は(麒麟の)田村と仲良かったんですよ。道を歩いてても僕ばっかり声かけられてたんですよ。でも、M-1始まって一発目かな。

小杉:2001年。

吉田:麒麟が決勝まで行って、結構ウケたんですけど。ほんならもう、次の日から、僕が田村と歩いてても誰も僕に声かけてこないですよ。「田村や、田村や」みたいになって。
学園祭とか行っても、笑い飯、麒麟、でブラックマヨネーズ。僕ら一番先輩なんで、実行委員の方がトリにしてくれたりするんですよ。だけど、お客さんの中では笑い飯、麒麟が終わった時点でもう終わってるんですよ。

小杉:もう満足、見ごたえあったってなって。

木村:なるほどね。

小杉:盛り上がりも違います。麒麟が出てきた時のワーって感じと。

吉田:だからM-1でどれだけ実績残せるかみたいな感じでしたね。

小杉:さっき言ってもらったABCとか上方とかNHKの賞とかは、それまでその場で結構しのぎを削ってたんですけど、そっからはM-1で活躍したやつが大阪の賞を取るみたいな順番が入れ替わったというか。そっちの影響を大分受けるようになりましたね。

木村:なるほどね。M-1優勝狙ったろうぜっていうぐらいの時からは、若干作り方に変化はあった?

吉田:そうですね。僕が自分一人で考えるネタではM-1は無理だなと思ったんですよ。限界を感じたというか。その時に自分らが大阪でやってたラジオを聴いた時、ラジオめっちゃおもろいなと思えたんですよ。で、ラジオと俺の漫才と何が違うのかなと思ったら、小杉がラジオだったら100%小杉じゃないですか。僕の漫才やったら、僕が作った小杉じゃないですか。

木村:はいはいはい。

吉田:ここちゃうかなと思って。前はネタを小杉に渡してたんですけど、それをやめて白紙のノートの段階で小杉と作って行こうみたいな風に変えました。

木村:へー。

小杉:今とおんなじような説明があって。「お笑いのツッコミはこう、ボケはこうみたいな考えに縛られず、小杉のまま、吉田のままで喋って作った方がいいんちがうか」って。

吉田:結構、漫才っていうのはボケの人間が考えて作るみたいな不文律みたいなのがあったんで、ボケからしたら敗北宣言なんですけど。

木村:そう?

吉田:なんかそんな風に感じてしまってて。「小杉、恥ずかしい話やけど」みたいなん言って。行き詰まるんですよ、一人で書いてると。だから、そうやって2人で白紙のノートで作りだした時に、ほんまに腹抱えて笑いながらネタを作ることができたんですよ。

木村:自分らで。

吉田:はい。「アホか、お前がこう言うんやったら俺はこう言うぞ」みたいな。

小杉:「(笑)。お前なんやねん、それ。ムチャクチャおもろいやないか(笑)。」って笑いながらネタ作ってたんですよ、最初。

木村:それをM-1でやったの?

吉田:はい。

木村:うおおお!

小杉:最初、出来上がって劇場でかける前はなかなかの緊張感でしたね。ここまでゲラゲラ、ある程度キャリアを積んで作ったのにウケへんかったら、これヤバいなって。

木村:今、かっこいい言い方したけど。劇場行って “かける” って言うの?

吉田:あ、ネタをかける。はい、言います。

木村:へー。ちょっとなんか今やられた。

吉田:ご存じなかったですか?

木村:うん。かっけーと思った。

ブラマヨ:えー。

吉田:新ネタかけるっていうのは、昔から…。

木村:その日初めて人前で自分たちのネタをやる事をかけるって言うの? それ今、聞いてて、うわ、かっけーとか思って。

吉田:ヤバいっすね。小杉、乱発しますね明日から。

木村: (笑)。

小杉:どれかける?

木村:この番組では毎回ゲストの方に「人生の1曲」というものを伺ってるんですが、今週はりゅう(小杉)の方の人生の1曲を伺いたいと思います。どんな曲になりますか?

小杉:これはもう、ほんとに今回のこのラジオに呼んでもらったという事を踏まえてですね、木村さんのなんですけど。

木村:ほお。

小杉:僕、B'zも高校生の時から好きやったんですよ。その好きな2人が交わったという事で、やっぱりその「One and Only」って曲。これは、好きやからとかじゃなくシビれましたね。

木村:マジですか?

小杉:はい。

木村:ありがとうございます。

小杉:今日はここでリクエストさせてもらえるっていうのが鳥肌もんですね、ほんとに。この曲を稲葉さんが作詞したっていう、好きな人と好きな人が合わさってるというので想い出の曲になりましたね。

[OA曲]
M.One and Only/木村拓哉

[後TM]
MOJO DRIVE/木村拓哉

2022年08月14日Flow 第二百十一回目「拓哉キャプテン × ブラックマヨネーズ」Part1

8月のマンスリーゲストはお笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」のお2人。
一体どんなトークになるのか、お楽しみに!


木村:よろしくお願いします!

ブラマヨ:よろしくお願いします!

吉田:なんかラジオなのに、めちゃくちゃかっこいいんですね。

木村:いやいや。ラジオです。

吉田:(過去の出演者は)B'zの稲葉さんとか、Dragon Ashさんとか。芸人やったら、かまいたちとかですよね。

木村:そうですね。あとEXITとか。

吉田:EXITとか。その辺は旬じゃないですか。

木村:旬!?

吉田:かまいたちとかEXITとかは今旬で、僕らは旬では無いと思うんですけど。

小杉: (笑)。

木村:旬。でも、旬っていう、あの日本語、世の中的にはありっちゃありだと思うんですけど。でも、旬ってあんまり人に使うものではないかなと思います。

小杉: (笑)。カーット!

木村:食べ物とか、そういう季節のものは旬っていう風に言っていいと思うんですけど、人に対して旬っていうのは、そんなに使うべきものではないかなとは思いますけど。

小杉: (笑)。

吉田:確かに無礼ですよね。

木村:無礼というか、言われた人たちは嬉しいかもしれないですけど、旬という風に言われない人にしてみたら「何ですか、それ」っていう。

吉田:だから、何で改めて今、僕らを呼んでもらえたのかなと思ったら、やっぱり改めて納豆って身体にいいよねみたいな番組時々やるじゃないですか。

木村:はいはいはいはい。

吉田:あのノリなんかなと。

小杉:どんなノリやねん!

木村:そのノリです(笑)。

小杉: (笑)。ありがとうございます。

木村:でも、コンビ名はブラックマヨネーズなんで、マヨネーズが黒くなってたら確実に腹壊します。

ブラマヨ: (笑)。

吉田:速攻捨ててください。

木村:僕たちの初対面でいうと、2010年か。2010年のSMAP×SMAPのビストロにブラックマヨネーズさんが出てくれて、その時が初めてだったんですね。

ブラマヨ:そうです。

木村:初めてって、思い返すのも変な感じはするんですけど。でも俺、覚えてますね。

吉田:マジすか!

木村:うん、覚えてます。

吉田:僕も、明確に覚えてます。

木村:前室でお会いした時に、「お2人が出てるってなったら、あんまりチャンネル替えないですね」っていうのは、多分言ったんじゃないかな。

吉田:はい。それは仰ってました。

小杉:それ覚えてくれてるんですか。言ったこと覚えてくれてるんですか。

木村:覚えてます。

吉田:その後、「瞳に映ってしまってすみません」って言った事まで覚えてます。

木村、小杉: (笑)。

小杉:なんやねん、その謝罪。

木村:だから、その後ブラックマヨネーズのお2人がテレビ画面に映ってたりすると…。出る機会が異様に増えたじゃないですか。

吉田:そうですね、あの後は。

木村:だから俺、お2人にそう言っちゃった手前、いろんなところに出てるから「やべえ、また出てる」と思って、わりと観てました。

吉田:うわぁ。

木村:それこそ、お昼家に居れるときはバイキングさん観てたりとか。

吉田:そんな最近まで、あの時の言葉を気にしてくださってたんですか。

小杉:チャンネル留めてくれてたんですか。

木村:留めてました。

小杉:いやだから、その時、僕が木村さんの事を好きやっていうのをすごい言いまくって。周りのみんなから「全然態度が違うやないか」って責められて。
収録の合間に廊下ですれ違ったんですよ、木村さんと。僕はたまたまパートナーに電話してて。ちょうど子供が生まれた時やったから。

吉田:パートナー、(木村の)言い方をこいつ真似してるんですよ。

木村: (笑)。

小杉:いちいち言うのやめろ(笑)。

吉田:木村さん、もう、パートナーっていうのやめはった方がいいですよ。

木村: (笑)。

小杉: (笑)。何で俺が真似したら木村さんがやめんの。
それで、一人目の子供が生まれて育児の最中で大丈夫かなって電話したら、おもむろに僕の携帯をパッて木村さんが取り上げて替わってくれたんですよ。

木村:はいはい、覚えてますよ。

小杉:「何してんの?」とかって。ほんで、「ええー」って僕のパートナーが言うかと思ったら、「うん。おっぱいあげてる」って会話続けて。で、木村さんが「え、どっちあげてるの?」

木村: (笑)。

吉田: (笑)。右か左か。

小杉:うちの奥さんも、「左なの」左って言うてるやんと思って。(電話を小杉に替わって)「今の木村さんだったんだよ」「ええーっ!」ってなって。「今、木村さんと喋っててん」みたいな話をして。あの時の感動が、なんてフレンドリーに接してくれはるのかなっていうのがあったんですよ。

木村:いやだって、そんな感じですよ。僕は。

小杉:いまだに忘れられない。それ本当に、嬉しい。まさか、そんな日が来るなんて。こんな日が来るなんていうのは。相方の吉田も分かってくれてると思いますけど、異常な僕のこの汗をラジオでお届けできへんのが、申し訳ないくらいほんとに緊張感…。

吉田:いやほんま、さっきまで冷蔵庫に入ってたスイカの水滴やもんな。

小杉: (笑)。そうなんですよ、ほんとに。

木村:吉田節!

ブラマヨ: (笑)。

吉田:僕ら世代で木村さんに影響を受けてない人間いないと思うんですけど。

木村:そんな事ないですよ。

吉田:小杉は切り抜き何枚も部屋に貼ってたもんね。

小杉:一緒に大阪出てきて住んだマンションの部屋でも切り抜き貼って、それを美容院に持って行って「こういう風にしてくれ」みたいな事をしてたんで。

木村:今いろんなエピソードを話してくれてますが、そんな小杉さんに関してはこんなメールをリスナーから頂いてます。

【岐阜県 Aiko 57歳 女性】
突然ですが、キャプテンはブラマヨの小杉さんのInstagramを見られた事はありますか?
何度もパクリ、いや、オマージュの写真を上げてらっしゃいます。御存知でしたか?
いつか、Flowのゲストに呼んで頂きInstagramに関するトークをして頂きたいなぁと思います。


木村:知ってますよ、僕は。

小杉: (笑)。ヤバすぎる。

吉田:ファンの方のチクリというか、密告みたいなので(知ったんですか?)。

木村:いや、なんか検索画面みたいなところがあるんですけど。AIが勝手に決める、あなたにおすすめのインスタがバババババって上がってくるところがあって。なんか知らないけど、似たような画角で写ってる小杉の写真が上がってて。「なんだこれ?」と思って。でも、自分の撮った写真になんとなく画角が似てるなと思ってパンってタップしたんですよ。そしたらそれがブンってデカくなって、文章も下に載ってて。
最近で言うと、僕がプライベートで犬を飼ってるので、犬の散歩に「今日は7,200歩行ってきました」っていうのを載っけたんですよ。そしたら、僕が写真を撮った時と同じような画角、そして同じようなポジションに自分の荷物かなんかを置いて。それを犬に見立てて写真撮ってるんですよ。で、文章を読んだら「7.2歩、歩きました」みたいな。
で、僕いつも、ウクライナの戦争が始まった後とか、なんか嫌だなっていうので「PEACE!!」っていう言葉と、最後にコロナ禍っていうのもあるので「STAYSAFE!」って載っけて、最後に自分の名前を「拓哉」って載っけて上げてるんですけど。(小杉のインスタを)読み進めていったら、それこそ、「世界平和」みたいに書いてあって、「安全第一」って書いてあったんですよね。

吉田:そういう風にしちゃダメですよね。

小杉: (笑)。

木村:だから、これは俺いじられてるのかなっていう。

小杉:違います!

吉田:木村さん、それは絶対にないです。

小杉: (笑)。そこは言ってくれてる。長年の思いが伝わってる、相方に。

吉田:憧れが強すぎて。そういう事をやって木村さんの事を応援している方の数%、ちょっと応援してもらおうというよこしまな考えはあると思います。

小杉:ないわ、あほう! やめろ! よこしまな考えは無いですけど、たしかに木村さんのインスタを見てる方たちが来てくれて。

吉田:そうやろ。そら、そうなるよ。

小杉:「出ました。また笑ってしまいます」みたいなコメントが来るんですよ。僕は、ほんとに好きで、いじってるとかじゃなくて「PEACE!!」も「おだやかに」って日本語に変えて。「STAYSAFE!」は「安全第一」「竜一」って書いてるんですけど、ハッシュタグは木村拓哉って書いてるんです(笑)。

木村:だから何で、あなたが上げるインスタが「#木村拓哉」なんですか(笑)。

小杉:おんなじにしたら失礼やからリスペクトでなんとなく自分のおもしろさにぼかした風に書いてるんですけど、最後は我慢できへんから「#木村拓哉」って書いてしまって。そしたら、(木村の)ファンの方が来てくれて「面白いですね」ってコメントを書いてくれて、結果的に数%いただいてる感じになるか分からないんですけど。普段の木村さんに一切関係ないときのコメントは20件ぐらいなんですけど、木村さんのをやると100件ぐらい来るんですよ (笑)。だから、ファンの方にも応援してもらって、「いつか木村さんが見てくれたらいいですね」っていうコメントもあったりした中、まさかここのラジオでこんなに言われる事になるとは思ってなくて。木村さんの可愛いワンちゃんを僕が再現できなくて、一応ドッグをバッグという事で(笑)。

木村:やべー。ラジオで笑いこらえるってあんまりないよね。

吉田:ここで笑ったらアカンって。

3人: (笑)。

木村:(台本に)「小杉さんが木村さんのファンになったのはいつ頃から?」って書いてありますけど。

小杉:一番最初にかっこいいなと思ったのは、昔テレビ東京系の番組でかっこいい人がいるなと思って気づいたのが最初だったんですよ。

木村:それバスケしてました?

小杉:してました。

木村:ああ。「愛ラブSMAP!」かな。

小杉:そうです。その時は年も近いし距離もありましたから、「かっこいいな、この子」って感じやったんですけど。それを知って、そこからドラマを観るようになったんですけど。皆さんと僕は一緒なんですけど「ロングバケーション」とかから、かっこいいなと思って。「HERO」を観た時に、完全にとりこになったという。そこから雰囲気だと「Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜」。その頃の僕は全然ブラックマヨネーズ小杉やって気づかれるような存在じゃなかったんですけど、そのドラマで木村さんがしてたようなオレンジのサングラスをして劇場に入って、先輩に「お前、何考えてんねん」って怒られるような行動をとってた感じです。ブルーのダウンみたいなのを着てはったんで、ブルーのダウンを着てオレンジのサングラスをして、TW(バイク)は買えなかったんで、友達からもらったカブに乗ってたんですけど (笑)。それで劇場に入るというのをやってました。

木村:ほー。

小杉:だから、どの辺が好きかと言うと、これはもうほんと恥ずかしいんですけど…。

木村:おかしいよね、さっきから俺の番組なのに俺も黙ってるし(笑)。

小杉:俺しか喋ってない(笑)。すんません。

木村:吉田さんも黙ってる。激白中。
“こすP” って呼ばれてる?

吉田:呼ぶ人もいますね。

木村:なんか、こすPって目にするんだよな。

吉田:こいつ、自分の“こす” っていう部分、異常に好きなんですよ。

木村:こす?

吉田:小杉のこすの部分を病的に好きで、実況パワフルプロ野球って知ってます? 野球ゲーム。

木村:はいはい。

吉田:自分で選手を作って育てるんですけど、その選手にコスビッシュってつけたり。

小杉:野球選手に自分の名前つけてるんです。

木村:はいはい。

吉田:あとバッターでいいのが出来たときは、コスローとかつけてるんですよ。

小杉:報告せんでいいの、俺のこすの部分。

木村:何で俺はこんなに今日、笑いをこらえてるんだ。

3人: (笑)。

木村:へー。こすが好きなんだ。

小杉:はい。なので、ぜひ、こすPって呼んでいただけたら。

木村:えー。だって、竜一と敬だから、“りゅう” と “たか” でいいんじゃないですか。

吉田:うわ、めっちゃかっこいい。

小杉:ちょっと待ってください。吉田は吉田でいいです。俺だけ“りゅう” にしてください。“たか” はもらいすぎです。こいつ絶対たかはもらいすぎてます。

木村:あぶない刑事みたいでいいじゃん。

小杉: (笑)。りゅうとたかって、敬っていうなんでもない味せえへん名前が急にかっこよくなりました(笑)。

吉田:ありがとうございます。

木村:いや、それ、一番よくないですか?

小杉:マジですか?

木村:りゅうとたかでいいんじゃないですか。ね、いいよね。

吉田:うれし。俺、小学校時代からずっとあだ名付けられたことなかったんですよ。

木村:嘘!

吉田:ずっと吉田、吉田って言われてきてて。

木村: “よっしー” もなし?

吉田:よっしーも無かったですね。

木村:えー。

吉田:この世界に入って何人かが“よっさん” って言ってくれるだけで。

木村:よっさん。俺のそばにもしいたら、絶対よっしーか、たかだな。吉田って言う名字だったら。

吉田:最初の方、たかって呼んでいただいても振り向かない可能性ありますけど。

木村: (笑)。

小杉:振り向け、すぐ。

吉田:ちょっと気づかなくて。

木村:たかって言って振り向かなかったらよっしーって呼べば、もう完全に振り向くよね。

吉田:そうですね、はいはいはい。

木村:じゃあ、りゅうとたかにしますね。

[後TM]
MOJO DRIVE/木村拓哉

2022年08月07日Flow 第二百十回目

今週は、みなさんから頂いたメッセージを紹介します!
最後までよろしく!


木村:いつもたくさんのメッセージ、本当にありがとうございます。
まずは、先日発表された映画についてのメッセージ。

【福岡県 ようこ 38歳 女性】
映画「THE LEGEND & BUTTERFLY」 発表ありましたね。発表を心待ちにしていました。
東映さんが3年前から木村拓哉さんでやりたいと悲願してくれたそうで、とても嬉しく思いました。
私が中学生の頃に織田信長の役を演じられていたのが印象的で、年齢を重ねた今の木村さんでの織田信長を観たかった私の願いも叶い、それもまた嬉しかったです。木村家の家紋と同じ、49歳で、しかも本能寺の変が起きたであろう日に映画の記者発表、もう運命的というか、感慨深いです。
公開はまだ先ですが、今話せる範囲でエピソードがあればぜひぜひ聞きたいです。
来年1月27日の公開を楽しみにしています。


木村:誰もが知る戦国武将 織田信長と、謎に包まれたその正室、奥さんですね、濃姫。別名で帰蝶っていう風に呼ばれてもいるんですけど、その二人の夫婦の物語。こちら東映さん70周年を記念して製作された映画なんですけど、この濃姫、織田信長の奥さんを演じてくれたのは綾瀬はるかさん。彼女とは三度目のお仕事なんですけど、2011年のドラマ「南極大陸」っていう作品で一緒になって。その前に「MR.BRAIN」っていう作品でもご一緒してたんですけど、12年ぶりの共演になりましたね。

そして監督は映画「るろうに剣心」だったり、NHKのドラマ「龍馬伝」とかを手掛けた大友啓史さん。脚本は「コンフィデンスマンJP」シリーズの古沢良太さんなんですけども、以前、このメッセージにもようこさんのメールにもありましたけど、僕自身1998年のTBSのドラマ「織田信長 天下を取ったバカ」という、当時、僕25歳だったのかな。その時に(織田信長役を)やらせてもらいましたね。

今回、今現在49歳でもう一度やらせてもらう事になったんですけど、今話せる範囲でエピソードがあればって言っても、ほんとに繋がってみないと分からない部分もすごく多いし。
あとね、監督の大友さんだったり脚本の古沢さんだったり、相当なるほどなっていう、ちょっとね、素敵な、今まで多分どなたもご覧になった事がないようなエッセンスを付け加えてくださっているので。それがね、観てくださった人たちにどう楽しんでいただけるかなっていうのが、すっごい楽しみですね。
あとは、エピソードと言えば、その他素敵な出演者の方たちと現場での作業をさせてもらってたんですけど、その共演者の皆さんの情報出しっていうのは、まだ先になってしまうので、織田信長をやらせていただいた自分としては、現場を代表して、スタッフを代表して、胸を張って皆さんにお届けしたいなっていう風には思っております。
もうしばしお待ちあれ!

続いてはこんなメッセージも頂いております。

【滋賀県 emi 27歳 女性】
先日、「LOVE LOVE あいしてる」という番組で、拓哉キャプテンがKinKi Kidsのお2人のバックで踊ってるのに凄く感動しました。
正直なところ、木村さんとバックダンサーっていうワードがなかなか結び付かず、イメージが湧かなかったし、もちろん見たことなかったのですが、"ジャニーズシニア" の三人の振付が揃っていて尚且つキレもあって上手過ぎでした。レッスンはどれくらいの期間されたんですか?
バックダンサーとして踊る時に気を付けていたことなどがあれば教えてください!


木村:こちら、「LOVE LOVE あいしてる」の最終回という、吉田拓郎さんが卒業という形をとられるというスペシャルがあったんですけど、吉田拓郎さんが「最終回に誰とお会いしたいですか?」っていうスタッフの問いに「あいみょんとキムタク」っていう風に言ってくれたらしく。だったらもう、ぜひ参加させていただきますっていう事でお邪魔したんですけども。
じゃあもう、自分らジャニーズシニアがバックとしてやるので、KinKi Kidsの2人にはデビュー曲の「硝子の少年」をちゃんとパフォーマンスありでやってもらおうという事で話がどんどんどんどん前に進んで。バックで踊る時に気を付けていた事って言っても、立ち位置だけの話なんで。出演者という事ではバックではあるんですけど、立ち位置がメインの2人より後ろでパフォーマンスをするっていうだけなので、モチベーションは非常に高く、マイクで自分の声を通さずとも心の声は大にして一緒に唄いながら踊るっていうのはモチベーションじゃないですかね。

そして、リスナーの皆さんが一生懸命チャレンジしていることを応援する
【リポビタン×Flow 頑張るリスナー応援企画!】
今回はこちらのメッセージをご紹介したいと思います。

【群馬県 ふーちゃん 15歳 女性】
大好きなキャプテンこんにちは!
私は今、膝のリハビリを頑張っています!
生まれつき膝のお皿が外側に逃げやすいらしく、それが原因で小6の時に右膝を怪我して手術をしました。
リハビリは痛くて、筋トレも辛いけど4年間のリハビリを頑張りました!
でも右膝は治ったけど、今度は同じ原因で左膝を怪我してしまいました。
そしてまたリハビリ頑張っています! 私がリハビリを頑張っている理由は、先生に「リハビリ頑張らないと、同じ手術になるよ」と言われて怖くなったからです。
痛みがあって辛い時もあるけど、途中で腐ることなく、桐沢コーチから習った「自分で自分の限界を作るな!」という言葉を胸に抱いて頑張ります!
ちゃんと走れるようになって、キャプテンに会いに行けるように頑張ります!


木村:これは、大変だよね! 生まれつきのものだからね。
ふーちゃんがなりたくてなったわけではないし、そういう運命の元に生まれてきて。でも、右膝治したっていうのすごくないですか。その経験があれば間違いなく、時間は多少かかってしまうかもしれないけど走れるようになって、自分(木村)に会いに来れるように頑張りますって言ってくれてますけど、絶対に会えると思います。
でもね、焦らないでほしいですね。けっして。焦れば焦るほど、その限界っていうものは狭まってしまうと思うので、ほんと、そこは右膝を治せたっていうふーちゃんの自信をしっかり携えて。ふーちゃん、もう、一本治してますから。もう一本全然、間違いなくいけると思うんで。だからそのゴールとして走れるようになって、僕に会いに来てくれるっていうのがゴールであれば、それまでにB地点もあるし、C地点もあって全然かまわないので。今回がA地点。で、そのリハビリを継続して「あぁ、くっそー!」ってなってきたら、次のB地点。まだ全然ありますから。B地点、C地点、それでゴールっていう風に迎えて欲しいと思うので、何かあったら速攻メールください。待ってます。

【リポビタン×Flow 頑張るリスナー応援企画!】
あなたが今、一生懸命チャレンジしていること、頑張っていること、頑張っている理由など、エピソードと共に番組宛に送ってください。
メッセージをくれたリスナーの中から10名様にリポビタン製品をプレゼントさせていただきます!
みなさんの熱いメッセージお待ちしています

ふーちゃんのペースでいいから頑張って、一歩ずつ前に前に、会いに来てくれるのをお持ちしてます。

一緒に聴いてください「One and Only」!

[OA曲]
M.One and Only/木村拓哉

[後TM]
MOJO DRIVE/木村拓哉


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