木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

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2018年08月05日新番組「Flow」記念すべき第一回目のゲストは明石家さんまさん!

番組タイトルにもなっている「Flow」とは……
サーフィンにまつわる単語で「しなやかに波に乗る」という意味。

この番組では毎回親交のある様々な方々をゲストに迎え、どう人生を“Flow”してきたのか? じっくりと伺っていきます。

記念すべき第1回目のゲストは……明石家さんまさんです!


木村:さっきスタッフに聞いたんですけど、以前、さとう珠緒ちゃんがアシスタントで深夜のTOKYO FMで番組をやっていらっしゃったんですね。

さんま:そうそうそう、TOKYO FMさんとはそういう繋がりがあるんですけど。
ラジオをやっておかないといけないっていう、俺らの時代の芸人はラジオを疎かにしちゃいけないっていうのがあって。

木村:はいはい。

さんま:ヤングタウンっていう大阪のラジオがあって。それを人にバトンタッチして、こちら(TOKYO FM)でやらせていただいて。
それでまた、大阪の方がやってくれというので今もどってる状態。

木村:ほ〜〜。

さんま:だから、いま俺がやっている大阪のラジオが終わると、こちらのTOKYO FMさんにお願いするかもわからない(笑)。圧力を利用して(笑)。

木村:本当の事を言うのやめてください(笑)。ラジオ前の人は「また、ご冗談を〜」って思ってるかもしれないけど、これガチですからね!

さんま:冗談に決まっとるやろ! アホ!(笑)
われわれ世代は深夜ラジオを担当すれば一流だったり、ステータスなポジションだったんですよ。そこで細かいネタを試してテレビに持っていく。

木村:ラジオでネタを試すってどういうことなんですか?

さんま:トーク的にもそうですけど、漫談に役に立ったり。
一番大きいのは「ひょうきん族」という番組の「ラブユー貧乏」は、俺の大阪のラジオのワンコそれを知ったディレクターが、あのコーナーをフジテレビの「ひょうきん族」でやっていただけないかっていうのでやったんですよ。

木村:畑ではないですけど、ちょっとしたラボみたいなものですよね。

さんま:そうやな、俺にとってはね(笑)。
木村たちの世代はまだラジオを大事にしてるやろけども。

木村:そうだと思いますけどね。

さんま:木村たちの2倍くらいラジオは大事にしてましたね。

木村:さんまさんは7月の誕生日で63歳ですよね?

さんま:そうそうそう。

木村:以前「還暦を迎えたら俺はもう引退や」というので話題になって。
それこそナイナイの岡村さんだったり、他の人たちも“あの人いなくなったら、どうなんねん!”っていう空気を漂わせておいて、今回63歳じゃないですか? そこの切り替えはどうなんですか?

さんま:60歳で引退するつもりでやってきてて、爆笑の太田が「今やめたらかっこよすぎる」と言って。
俺は後輩たちのためにやめるんだと、上がどかないと新しいのが生まれないらしいんですよね。上がいなくなって、やっと出てくるっていうのが社会の仕組みらしいんですけども。

木村:うんうん。

さんま:だから俺は、一旦やめると決めたので、死後硬直が3年続いてるって感じですね(笑)。

木村:硬直なのに、こんなに動いて喋るんですか(笑)。

さんま:俺、気をつけなあかんのは、これから医学がどんどん進歩して100歳まで生きる人が多くなるらしいねん。

木村:その可能性は高くなりますよね。

さんま:だから、スタッフもそうだけど、これはそういう考えでいとかなあかんねんて。
医学の進歩のおかげなのか、せいなのか。

木村:どっちかと言ったら、せいでしょうね。

さんま:俺の場合は餅か何かを詰まらせて死ぬと思うねんけど(笑)。

木村:その前にお医者さんにかからないじゃないですか。

さんま:行かないからこうして健康でいられてんねんけど。

木村:そこが、俺は未だにわからないんですよね。

さんま:なにが?

木村:一度も検査も受けてないし、自分が体調崩しても診断を受けないじゃないですか?

さんま:診断は自分やな!

木村:周りにもこういう人いないでしょ。

さんま:自分の体が、“病院に行かなきゃ!”っていう目に遭ってないからやな。
一度木村が乗ったやつ何やったっけ?

木村:ブルーインパルスですよね。

さんま:あの時も「俺と一緒に乗ってくれ」って言われたけど、診断書がいると。

木村:そうですね、健康診断書の医師の許可がおりないと乗れないので。

さんま:そこで行ってしまって悪い箇所が見つかったら、今、俺自分で治す力がすごい強いらしいんですよ(笑)。
病気にもなってるけど素通りしてるだけらしいんですよ。

木村:いや、でもおかしいもん(笑)。

さんま:俺が一番おかしいなと思ったのは、IMALUが風疹にかかりまして、それが忘れもしない「ひょうきん族」の最終回の収録だったんですけど。

木村:はい。

さんま:当時奥さんが映画のロケでオレゴンに行ってらっしゃって。俺は風疹やってなかったけどIMALUを抱いて寝たんですよ。『俺、風疹にかかってええ』って言って。
おばあちゃんが夜中に起きて、その姿を見て涙してくれて。

木村:うんうん。

さんま:そしたら案の定収録中にブツブツ出てきたんですよ。
知り合いのお医者さんに連絡して、「_風疹の薬置いておくので来てください」って言われて。収録が夜中の2時終わりだったんですよ。で、3時くらいになったけど「すみません!」て行ってバッと診てくれて、「ダニですね!これ、ダニですよ!」って(笑)。

木村:風疹じゃなくて、ダニ(笑)!?

さんま:「塗り薬渡しますんで」って言われて(笑)。

来週以降も、明石家さんまさんとの濃い〜〜トークが続きます!
お楽しみに!

さぁ、番組では感想をはじめ、質問や相談、
動画「木村さ〜〜ん!」でやって欲しいこともお待ちしています!

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