2018年08月19日Flow 第三回目
今月、番組スタートよりお迎えしているゲスト!
“おしゃべり怪獣”こと、明石家さんまさん!
今週も、2人の濃密トークをお届けしました〜!!
木村:さんまさんは、今一番幸せな瞬間って何ですか?
さんま:人それぞれ幸せな瞬間はあるやろけども。こないだまで、ワールドカップの試合を見てるのはずっと幸せやった。
フランスの19歳 エムバペ選手を見て“こいつ見れたから、今年、何があってもいいか”って、いつもそう言い聞かせてるんですよ。
木村:へ〜。
さんま:だからタイガーがカムバックしてきた時にも“これ見れたから、今年、何があってもええか“とか。
木村:それぐらいスポーツってでかいんですか?
さんま:今回連絡したろと思ったけど、ワールドカップ見てるからどうしよかな〜?と思ったんやけど。
テニスのナダル、ジョコビッチが全英の準決勝でとんでもない試合をしよってん!
木村:見てないですね。
さんま:どちらもミスがないとんでもないラリーを見て、俺はワールドカップを見て、それ録画して隣のチャンネルでとんでもない試合やってるから。
ワールドカップ終わって5時に、そこから見てんねんけど、ま〜寝られへん!(笑)
木村:はいはい(笑)。
さんま:それが幸せなのと。いま、オムライスを作ろうとしてるので。
木村:自分のために?
さんま:このあいだオムライス作ってん!
若い女の子に聞いたら冷凍チャーハンをチンして、そこにケチャップを少量混ぜて鶏肉刻んでまた炒めんねんな。
ほんで、エシレっていうものすごい高級バターを持ってんねん(笑)。
エシレのバター入れて、ケチャップかけてオムライスを食べるのが今好き!
木村:幸せ?
さんま:すっごい幸せ(笑)。
木村:それは誰かと共有はしないんですね。
さんま:それは夜食やからな〜。
木村:ワールドカップ、テニス、ゴルフもそうだしわりと共有するものではなく……。
さんま:しないしないしない! みんなここまで見とれへんもん。
木村:そうですね、そこまで付き合う人はあんまりいないですよね。
こういう先輩がいてくれるっていう豊かさがハンパないっす(笑)。
さんま:せやな、一瞬一瞬“幸せや”と思えるから。今日、この時間も俺にとっては幸せやしな。
木村:嬉しいですね、ありがとうございます(笑)。
話は、“新しい漢字を作る”という話へ……
さんま:幸せっていう言葉を早く日本の辞書から消さなきゃいけないねんけども。
木村:何でですか?
さんま:勝手に、幸せじゃないとか不幸とか思うのは人間が作った言葉やから。だから、幸せにつまづく人とか、幸せに向かって失敗する人ってけっこう多いねんな。だから「幸せ」っていう言葉が重いねん!
木村:ああ〜、なるほど。
さんま:そこをなくしてあげたほうが人は楽に生きれるねん。あとは、「努力」も早く辞書から消さなあかん! 逃げ言葉に使ったりするから。
木村:何かの番組で仰ってましたよね。「一生懸命やったのに、こうだった…」っていう、一生懸命やったかどうかは自分が決めるんじゃなくて、周りが決めるんだよっていう。
さんま:たけしさんがそれ仰ってたね。何かを一生懸命やると夢が叶うって言い切る人が多いけど、“叶うかもしれない”くらいの方がいいんじゃねーかって……テレビとかで叶った人が言うから。
木村:そうですね、叶った人だから言えてるんですね。
さんま:一生懸命頑張って夢叶わない人の方がめちゃくちゃ多いわけやから。
そう考えると人間が作った言葉っていうのは恐ろしいのと、あと、女子に漢字を作らせてあげたい。
漢字って男が作ってるやん、「好き」と「嫌い」を“おんなへん”にしてあるから、これはたぶん男が作っとんねん。
木村:は〜。
さんま:女子が作ったら漢字が変わんねん。幸せっていう字もたぶん変わる!
好き嫌いも女性が作った漢字やったら、“おとこへん”にしないと思うわ。俺は多分“かねへん”にすると思うわ。
木村:うわ! それこわ!(笑)。
さんまさんって、考えることが半分動物じゃないですか?(笑)
さんま:誰がや、アホ(笑)。
おまえよく俺を動物扱いするよな、「触覚で動いてるんですか?」とか言うたよな(笑)。
木村:触覚もそうだし、全部全部!(笑)
なんかね、捉え方が動物なんですよ。「こうやねん!」って、自分の中で定理として置いていることが動物なんですよ。
さんま:俺は人や(笑)。
木村:さんまさんっていう、一応、魚類なんですけど。魚類ではない動物にした方がいいと思ってるんですよ(笑)。
さんま:だから、そういうのは思うね。長い歴史の中もともと漢字は中国が考えたもんやから。
木村:じゃあ、中国の男の人が考えたんですね。
さんま:たぶんね、そういうことやろな。
だから、新しい漢字は自分らでどんどん作ってもいいと思う。
木村:自分らで漢字を作る?
さんま:今ね、「遊ぶ」っていう漢字を遊ばせてるんですよ(笑)。
木村:え?
さんま:“しんにゅう”があって、方向の「方」に「子」があって、それを遊ぶように書くようにしてるんです。
だから、字が遊んでる感じが出るのが正解なんですよ。俺の中では、やで(笑)。
木村:それは書家の扉を開けてるんですか?
さんま:なにがや(笑)。今、“しんにゅう”から、かなり離れている時がある。
木村:この感覚だよね、遊ばせるっていうさ。
さんま:おまえの遊び心はそれか?
木村:いやいや、正解ないじゃないですか?
さんま:正解に近いのは、俺の中ではこんな感じや!
……「遊ぶ」という字を書いて……
木村:トランスフォーマーに出てきそうなやつですね(笑)。
トランスフォーマーが紀元前何千年前に地球に残しておいたっていうマーク(笑)。
さんま:象形文字なんでな。“上手い!”とか、“ここの跳ね方が……”というのは、間違っていると思う。
木村:それは完全に書家の扉ですよね。
さんま:そやな、漢字はもっと自由に書いていいと思うな。その方が楽しいと思う!
木村:じゃあ、「さんタク」でどうですか? ちゃんと書き初めやるとか?
さんま:半年も先の話するな。
木村:なに、急にキレてるんですか(笑)。
さんま:今年はまたやることもあるから(笑)書き初めはやってもええよね。
木村:本当のその人の字なのでね。
さんまさんとのトークもついに来週が最後!
お楽しみに〜!
番組では感想をはじめ、質問や相談、
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