2018年10月21日Flow 第十二回目「拓哉キャプテン×浅野忠信さん」 Part3
今月のゲストは、タッドこと、浅野忠信さん!
俳優、モデル、音楽活動、絵など、多才な浅野忠信さん。
今週は、Flowリスナーから送られてきた相談メールに答えていただきました!
木村:ここからはリスナーのメッセージに、タッドにも一緒にお付き合いをしてもらいたいんですけど。
浅野:ぜひ!
東京都 さっちーさん 23歳 男性
「別れた彼女が転職するため、送別会をした時の話です。
地方に転勤することを知った僕は、会うのは最後かもしれないと思い、
解散後彼女の後を追いかけ、二人で飲みに行き思い出話に花を咲かせました。
別れ際、手を差し出してきた彼女に「悔いはない?」と聞かれ、
とっさに「ない」と答えてしまったのですが、もし「ある」と伝えた場合、どうなっていたのか?
またそんな言葉をかけてきた彼女の心境はどうだったのか気になって仕方がありません。
キャプテンならどう答え、彼女の心境をどう考えますか?よろしくお願いします!!
浅野:これは木村さんが一番じゃないですか?
木村:いやいやいや、一緒に考えてよ。
浅野:僕は、彼の答えはものすごい正しかったと思うんですよ。
だからこそ、キャプテンだったらって聞きたかったんですよね。
木村:でも、彼女の「悔いはない?」っていうパスは僕は反則だと思いますけどね。
浅野:彼女の反則?
木村:反則でしょ、だって別れてるんだよ?
サッカーで言ったら警告じゃなくて…。
浅野:一発退場(笑)。
木村:うん、一発レッドですよ。
浅野:だから彼は、「ない」になったのかなと思ったんですよ。
木村:彼女のメンタリティの理解がすごい難しい。
浅野:木村さんのセリフで想像が膨らんだんですよ、完全に映画の世界に入ったんですよ。
「ない」の一言の時に、“私自身に悔いはない?”と聞いたんだなと。それに対して彼は、俺たちの関係でいったら悔いはあるよと、でも、君が欲しい言葉は「“ない”なんだろう?」っていうので、言ったんだと思いました。
木村:言いましたね。
浅野:もう、これラジオドラマにした方がいいと思いますよ。
僕は、木村さんの言葉で「ない」が正しかったと思いました。
木村:でもさ、「悔いはない?」っていう彼女のメンタリティは何なんだろう?
浅野:さっぱり分かんないですよ。
木村さんもそうですけど、僕は男兄弟しかいないし、男しか周りにいなかったから「ある!」って言っちゃう側の(笑)。
「ごめん!」とか「もう一回だけ!」とか(笑)。
木村:男側からのどうしょもない頭で言う一言はそっちになっちゃうんだけど(笑)。
「悔いはない」って何なんだろう?
浅野:めちゃくちゃ気になりますね。
木村:気になるし、ドラマとかを書いてる脚本家の人たちでもこのセリフは出てこないよね。
浅野:ここで、「俺もやり直したいと思っていたんだ」とか言ったら、女はすっと消えるんでしょうね(笑)。
木村:すごく美しく僕らが解釈すると、「ない」っていう言葉を彼から聞きたくて言った一言だったら、一番美しいよね。
浅野:そうですね。
木村:ハッピーエンドに持っていくんだったら「その言葉が欲しかったから聞いた」っていうので、握手して離れていく2人……逆だったら怖いよね、ハッピーエンドじゃない方の。
浅野:ぐちゃぐちゃでしょうね(笑)23歳でこれはすごいですね。
木村:こんなメッセージも届いています。
大阪府 みきゃりんさん 24歳 女性
「拓哉キャプテン、こんにちばーん!
いま職場で気になっている男性がいます。
職場の知人からその男性の好みを調べたところ「お姉さん系」聞きました。
私はどちらかというとメイクも格好も「ギャル系」です(笑)
「お姉さん系」ってどんなメイクや格好ですかね?
拓哉キャプテンは「何系」の女性がタイプですか?」
木村:タッド、女性のタイプは何系ですか?
浅野:僕は本当にストライクゾーンが広いので(笑)。
木村:は!?
浅野:この文章読んでて、僕の今の答えは「ギャルのお姉さん」それしかないだろうと思って(笑)。
木村:ギャルのお姉さん?(笑)
浅野:お姉さん系もいいよねと思って、その後でギャル系ってきたら、「ギャルのお姉さん」ってなりました。
お姉さん系なのに、ちょっとギャルメイク入っちゃってるお姉さんみたいな、僕の中で新しいジャンルを切り開いてくれたお便り(笑)。
木村:これ、アドバイス送るとしたらどうすればいいかな?
浅野:僕はやっぱり、今のまま、ギャル系のメイクでいいと思うんですよ。
でも、アプローチがお姉さんだったら「え!そのジャンルあったんですか!?」みたいな(笑)。
木村:さっき言ってたギャル系の見た目なんだけど、やることがお姉さん系ってことでしょ?
浅野:あわよくば最後2人が結ばれて、彼女の家に行ったときに「メイク落として家でお姉さん系だったの!?」みたいな、パジャマとかお姉さん系のパジャマ着るとか(笑)。
木村:お姉さん系のパジャマって何を指してるの?
浅野:ギャル系は短パン系かなと思ったんですよ、でも、お姉さん系は長ズボンなのかなと思って(笑)。
木村:寝巻きの丈の長さで決まるの?
浅野:ですね(笑)。
木村:それ面白い(笑)。
浅野:もしくは、お姉さん系はセットアップですよね。
木村:“寝るときはそうなんだ”っていうね。あとは下着はお姉さん系とかね。
浅野:そしたら、イチコロじゃないですか。
木村:女子ってメイクで相当変わるもんね、あれは楽しいだろうな〜。
浅野:そう考えたら、この人のいる職場っていい職場ですね。
木村:なんで?
浅野:<みきゃりん>がいるだけで、楽しめそうだなって思いましたね。
<みきゃりん>、自信持っていいんじゃないかと思いましたね。
木村:たぶん、<みきゃりん>かわいいっすよ。ギャル系で、今現在24歳においてギャル系のまま会社に行けてるんだもん。
これ、イケてなかったら注意されてると思う(笑)。受け入れられてるからこれで行けてると思うんですよ。
浅野:そうですよね〜。
木村:タッドが言った「ギャル系のお姉さん」っていう、一つの新しいジャンルを体現してほしいですね。
実践してみて、<みきゃりん>またメールを送ってほしいと思います!
浅野:ぜひ!
番組では感想をはじめ、質問や相談、
動画「木村さ〜〜ん!」でやって欲しいこともお待ちしています!
M1. It Don't Matter / Donavon Frankenreiter
M2. Beautiful Girls / Sean Kingston