木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

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2018年11月18日Flow 第十六回目「拓哉キャプテン×マツコ・デラックスさん」 Part3

今月のゲストは、マツコ・デラックスさんです!

ご存知の方も多いと思いますが……実は2人は同じ高校の同級生!

若かりし頃のマツコさんのトークや、真面目なトークなどなど、今週も伺っています!


マツコ・デラックス:私、あなたラジオの収録に自称作家みたいなのを横に置かずに1人でやってるのすごいなって思う。
私はもうロッキーとか置きたいタイプだもん。
なんか逃げれるじゃん? こことここだけで話すってさ、私とあんたぐらいまでになればいいけど「はじめまして」から、そんなに日々が経ってないめんどくさい人同士って、本人たちもどう砕いていっていいか分からないと思うんだよね。

木村:この番組自体が、そういう方たちだから来てもらってるっていう人たちばっかりじゃん。

マツコ・デラックス:あ〜、ちゃんと話せる人に来てもらってね。

木村:最初スタッフに出してもらった資料を見たら、地層を研究している博士とか…“俺、地層研究してる博士をゲストに呼ばれても話しできねーぞ?”って、この番組タイトル「Flow」なのに、そんなにガチガチに当ててっていいの?っていう。

マツコ・デラックス:人の振り見てじゃないけど、私も反省すべきとこあるんだけどさ、あなたなかなか難しいと思うわよ?
あなたのラジオ番組をやろうとなったときに、結局、今あなたにキャスティングを頼らざるを得ないわけじゃない? それはさ、そういう人でも置きにいかないとさ、「はじめまして」の芸能人を呼んでさ、“木村拓哉とちょっとフリートークしてください”ってわけにはいかないじゃない?

木村:そうなのかな?

マツコ・デラックス:そうなのよ! こんなガチで話さなきゃいけない番組にさ、“ここに誰置くんだ?”ってなったときに、向こうは案がないんだよ(笑)。

木村:ねーのかな?

マツコ・デラックス:ないんだよ! それはあんた、そろそろ自覚しなさい? あなた厄介な人間なんですよ(笑)。

木村:俺、厄介か(笑)。

マツコ・デラックス:厄介よ、私たち超厄介よ!(笑)
私は“ごめんね”って思いながら入ってくるのよ。

木村:他に厄介いる?

マツコ・デラックス:テレビとかは厄介者だらけだけど、その中でも、やっぱり木村拓哉は厄介中の厄介だと思う(笑)。

木村:(笑)(笑)

マツコ・デラックス:なかなか難しいよ? あんたとざっくばらんにさ、ラジオ番組として体をなす面白い番組を作ろうと思ったときに。
あんた芸能界でこの距離感で話せる人、何人いる? さんまさんとか呼んだんでしょ?

木村:そう。さんまさん、二宮、浅野忠信、マツコ。

マツコ・デラックス:あと何人いるよ?

木村:このあとやばいよね。

マツコ・デラックス:それでこの番組は終わりよ(笑)。あんたと、この距離感で話せる人を全員呼んだ時点で。
そういうことなんだもん、だからあんたはめんどくさいのよ(笑)。

木村:ハハハハハ(笑)。

マツコ・デラックス:ずっとラジオを続けてるモチベーションって何?

木村:うんとね〜、自分の声で、自分の感情で、自分の思ったことを発信できるってラジオしかないから。

マツコ・デラックス:肉声ってことよね。役者はあなた自身のリアルな声ではないんだもんね。役を通しての台詞なわけだもんね。

木村:自分で思って、下ネタも時事ネタも、こういうゲストを迎えての話も直接の自分の言葉だから、やる意味があるなっていうのは大きいかな。
急に話し変わっちゃうけどさ、家の中どうなってるの?

マツコ・デラックス:基本、私の家は誰も来ないから全裸なのよ。

木村:わかるよ、状況として自分以外に誰もいなくて見られてもいないし。

マツコ・デラックス:帰ったら服脱いでシャワー浴びたら、次の日出かけて服着るまでずっと全裸。

木村:マジ!? 寝るときも?

マツコ・デラックス:寝るときも全裸。

木村:冬も?

マツコ・デラックス:冬も、冬は布団をいっぱいかぶって全裸(笑)。

木村:家に帰ったらわりと動物なんだね。

マツコ・デラックス:そうそうそう。動物っていうか無になる、何もしないから。今の状況は奇跡だと思う(笑)。
誰がさ、こんなよく分からん者に番組を1本やらせようと思うかって話じゃん?

木村:その引き出しが他になかったからじゃないの?

マツコ・デラックス:よく言われるんだけど、私、本当に何も、すげー優れてないのよ。

木村:あそこまで、みんな思ってて口に出さないことを「でしょ?」っていう感じでっていうのがいなかったんじゃない?

マツコ・デラックス:それはやっぱり私が後入りで、テレビのルールとかメディアのルールみたいなものを若い時から叩き込まれていたとしたら。そんなに私アナーキーなタイプではないので、比較的モラリストである部分というのが前面に出てしまった気がするのよ。どっちかっていうと、私はけっこう気を使うタイプだから。

木村:気は使うよね。本当に人のことを見てんのよ。
時事ネタもちゃんと吸収してるし、恐ろしいぐらい“どこでお前それ仕入れてんの?”っていうぐらい、クラシックのこととか恐ろしく詳しいのよ。

マツコ・デラックス:だからやっぱり、銀座のママなんだと思う。「どんな人が来ても話せるように新聞読みなさい」とか言われるじゃない? それを意識してるわけじゃないんだけど、自分のことを電波芸者って呼んでいるんだけど、芸者さんなんだと思う。
私は芸者さんとかホステスさんに憧れていたから、女に生まれたらそういう仕事をしたかったタイプだから。それをやってるんだろうね。

木村:うん。

マツコ・デラックス:20代の頃からこの世界で皆さんと一緒に仕事しちゃってたら、それが逆に悪い方に出てたと思うのよ。
こんなに番組やらせてもらえるようになったのも35歳くらいだから、業界内特別ルールみたいなのを知らずに「通りすがりなのに申し訳ないです」って言いながら、いきなりけっこうな仕事をやらされたから“え? そんなこと普通言わないでしょ!”っていうことを、普通が分かんなかったから言っちゃってたと思うの。
本当にビギナーズラックと言うか、奇跡よ。こんな得体の知れない者が生まれたのは(笑)。

番組では感想をはじめ、質問や相談、
動画「木村さ〜〜ん!」でやって欲しいこともお待ちしています!

M1. Walk On The Wild Side / Lou Reed
M2. Lucky Feat. Colbie Caillat / Jason Mraz

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