2019年05月12日Flow 第四十一回目「拓哉キャプテン × 桐谷健太」Part2
今週お迎えするゲストは、俳優の桐谷健太さんです!
ドラマでの共演をきっかけに親交のあるお2人、
桐谷さんは、“なぜ役者になろうと思ったのか?”そのきっかけや、少年時代の話について伺いました。
木村:周りの役者さんとは、どういう関係性なの?
桐谷:基本、異業種の人とか同級生は何人かで集まってご飯行ったり、飲んだりするんですど。
だいたい、この業界の人はマンツーマンで会いますね。2人で会える人としか会わないというか、その方がちゃんと話せるし、それこそ長瀬君もそうだし、青木崇高くんとか、西田敏行さんとかも。
木村:マジで!
桐谷:だから、拓哉さん! 今度、マンツーマンでぜひ!
木村:俺もそのリストに入るの(笑)。その場合は、だいたい飯から始まるの?
桐谷:なんだったら銭湯とかでもいいですけどね。
僕、昔から銭湯めっちゃ好きなんですよ。今も近所の銭湯行きますね。
木村:何しに行くの?
桐谷:銭湯に浸かりながらしか喋れない、友達との会話みたいな、裸の付き合いみたいな。
木村:健太が高校卒業して、いろんな選択ができたじゃん? 役者へはどういう選択をしたの?
桐谷:物心ついた時からやりたかったんですよ。一番最初に“これや!”と思ったのが、5歳の時に見た映画「グーニーズ」なんですよ。
あれを見て、だいたい自分と同じくらいの少年が冒険をしてる、“こいつら、めちゃくちゃ目立ってるやん! 悔しい!”みたいに思ったんですよ。
木村:「グーニーズ」を見て悔しさを覚えるんだ(笑)。
桐谷:もちろん映画自体にも感動しましたけど、めっちゃ悔しくて、その日の晩飯は喉を通らなかったですもん。
その時に、“この四角の中に入る!”って、5、6歳の時ですね。そこからブレずにやりたいと思ってきたので。
木村:途中経過でポイントになってる作品ってあるでしょ?
桐谷:作品というか、テレビに出てる人たちみんな羨ましかったというか……だから、高校球児にもちょっとヤキモチ焼くみたいな。
木村:高校球児って甲子園の? あれは、努力して努力して勝ち残って野球でっていう…まあ、テレビは出てるけど。
桐谷:小学校ぐらいのときは、まだ自分が年下だから「お兄ちゃんが出てる」みたいな感じなんだけど、中学ぐらいから焦り出すみたいな。
いろんなオーディション系にも送ってましたし。
木村:例えば?
桐谷:ジュノン・スーパーボーイ・コンテストとか(笑)一次審査だけ受かって、3年連続、二次審査で落ちてましたね。
木村:ターニングポイントとかありましたか?
桐谷:出会いもそうですし、初めてやらせてもらった映画 井筒監督の「ゲロッパ!」という作品もそうですし、西田敏行さんとも出会って。
それを見てくれたウルルンのプロデューサーさんに、ウルルンに出させてもらってとか、全部が思い出深すぎて、全部がこれっていう感じなんですよね。
階段と一緒でどれがなくても……。
木村:全部繋がっているもんね。
すごいな〜、健太のつながりは何なんだろうね、コンテニューライフだね、
M1. 海の声 / 浦島太郎 (桐谷健太)
BGM:Ice Ice Baby / Vanilla Ice