木村拓哉のFlow - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

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2019年08月18日Flow 第五十五回目「拓哉キャプテン × 杉咲花」Part3

今月は、女優の杉咲花さんをゲストにお迎えしています!

今回がラストのご登場! リスナーさんからメールを元に、2人でトークしていただきました!

岐阜県 ラジオネーム こうこさん 52歳 女性
木村さんこんにちは。木村さんに相談があります。
私はドラマや映画を観ていると、ストーリーに集中できなくてかなり悩んでいます。
演劇部に入っていたわけではないのに、セリフの入るタイミングが〜とか、
後ろのエキストラさんに目が行ってしまったり、小道具が気になったり。
素晴らしい演技をされているのに、物語に入り込むまでには
何度も繰り返し観ないといけない感じです。舞台を観に行っても同じです。
どうしたらこちら側から集中して観られるようになるのか悩んでいます。
木村さんのご意見よろしくお願いいたします。


木村:これはハードル高いよね、エキストラさんに目がいっちゃうんだよ?

杉咲:本当ですね、普段ドラマとか見てると“どうやって撮ったんだろう?”とか、“すごい大変だったんだろうな”とか、思う事ってあるんですけど。
私自身は、エキストラさんとか小道具が気になることって、あんまりないなと思いました。
木村さんは、普段舞台とかドラマを見られていて気を取られる事ありますか?

木村:立ち回りやアクションは見入っちゃうかもしれない。“どこのアクション監督がやってくれてるのかな?”っていうのは
作品を見ていて気になった場合はエンドロールに出てくるでしょ?

杉咲:なるほどですね。

木村:谷垣さんっていうアクション監督がいるんですけど、谷垣さんはすごいですよ、全当てですから。

杉咲:え!? 本気ですか?

木村:本気です。

杉咲:何でご一緒されたんですか?

木村:「宮本武蔵」でご一緒したんですけど、そのときに「全当てでお願いします」って言われて
「自分も全当てっていうことは、相手も全当ての間合いですよね?」って言ったら、「そうっす!」って(笑)。

杉咲:すっごい怪我しそうですね。

木村:「でも、木村さんがやるのは武蔵ですから。全部避けちゃいますから」と、言われました。
その代わり、こっちが当てるのは全当てということだったんですよ。
撮影が京都だったので、東映の勝新太郎さんがやっていた「座頭市」などに出演されていた役者さんに対しても、全当てでやらないといけなかったんですよ。

杉咲:わ〜、すごい…。

木村:そしたら、最初、皆さんには伝わってなかったらしくて。
自分が“バチーン!”と当てたら、「当たっとるやないかい!!」って、現場が凍りついて。

杉咲:怖いです。

木村:東映の皆さんたちがやってこられた美学は、切った人間と同じタイミングで“切られた!”っていうリアクションをしてきた方達だから。
その人たちにリアルな間合いで当てたら、そうなりますよね。

杉咲:そうですよね。

木村:“これ、どうするんだろう?”ってなったら、制作をやってくれていたヨシオさんという方がいて。
そのヨシオさんが役者さんのところに行かれて、「仕事や」っていう一言で、現場がおさまりました。

杉咲:かっこいい、すごいですね。

木村:やっぱり、<こうこ>さんがしっくり作品が見られるようなものづくりを、僕らがしていかないといけないですよね。

杉咲:私も思いました。

木村:自分だったり、今、同席してくれている杉咲花が、<こうこ>さんが集中して観れるようなものを、今後作っていきたいなと思います。
作った際には受け取ってほしいですね。

杉咲:そうですね。

木村:まずは小手調べとして、「無限の住人」という作品を観ていただけたらと思います(笑)。

杉咲:ぜひ、観てください(笑)。


M1. ジーニー / andymori

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