木村拓哉 Flow - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

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2020年12月13日Flow 第百二十四回目「拓哉キャプテン × 濱田岳・樋口日奈」Part2

今月12月のゲストは、来年1月3日(日)、4日(月)に放送されるドラマ『教場供戮廼Ρ蕕靴討い襪二人、濱田岳さんと乃木坂46の樋口日奈さんです!
今回はどんなトークになるのか。そして今日は、樋口日奈さんの人生の1曲も伺います。最後までお付き合いよろしくお願いします!


木村:コロナ禍での撮影っていうので、やっぱり1つの空間に、あれだけの人数が入ったりしなきゃいけなかったじゃないですか。不安とかありました?

樋口:こんなことを言っていいのかわからないけど、あんまりそこの不安というのはなかったです。みんなちゃんと検査も受けていたし、“気をつけなきゃ”という空気もすごかったので、“コロナは大変だから大丈夫かな?”っていうのは、私は撮影中は全く…。マスクは大事だから、もちろんみんなしますけど、そういうことよりも、“警察学校で頑張ってる”っていう気持ちの方が強くって。みんなすごく気も張ってたので、もちろん対策はたくさんしてくださっていましたけど、だからこそ安心感はすごくありました。

木村:すごかったもんね、だって。「おはようございます」の代わりに手にシャシャッて(消毒液を)かけて、それでもう1人のスタッフがおでこなのか手首なのかで体温を計って、で、消毒マットの上で足を消毒した上で、スタジオ入ってましたからね。

濱田:一歩でも出ようもんなら、もう1回シュッシュッてやられるんだよね。徹底してましたよ。

樋口:はい(笑)。

木村:けっこういろんな撮影をやりましたけど、なんか2人から、“これ、ポロリしたいな”っていうようなことってありますか?

樋口:すっごく面白かったことがあって(笑)。『教場』の撮影って、絶対に笑いとかってないじゃないですか。だからカットとかかかってもみんな笑わないじゃないですか。でも1回、女子だけで逮捕術が柔道場であったんですけど、その中で“脇固め”っていう技があって、(佐藤)仁美さんが「脇固めからの〜」って言う時に、「脇毛固め」って…(笑)。

木村、濱田:(笑)。

樋口:それがもう私、ホントに面白くって、ツボで(笑)。みんなもう爆笑で、4回ぐらい笑っちゃって(笑)。でも仁美さんも、「あ〜ごめんなさい! こんな緊張感のある現場でこんなNG出しちゃってすいません!」って言うのがまた面白くって。これは女子ではずっと笑えるエピソードです(笑)。

木村:脇毛固め!

樋口:「めっちゃ固めるじゃん!」と思って(笑)。

濱田:あの緊張感でその言い間違いは地獄だね(笑)。

木村:まあ、撮影現場はみんなの温かい気持ちが存在した上で緊張したシーンを撮影してたんですけども、そんな作品『教場供戮覆鵑任垢、2021年の1月3日、4日夜21時から2夜連続で放送されるということなので、ぜひ楽しみにしてほしいと思います。

濱田:はい。よろしくお願いします!

木村:この番組では、ゲストに来てくれた方が「どう人生をFlowしてきたのか」っていうお話を伺う番組になっているんですけども、プロフィールに簡単に目を通させていただくと、1988年生まれの東京都出身で…え? その10年後?

濱田:そうですね。

木村:10歳? 9歳? で、『ひとりぼっちの君に』(TBS系列)というドラマで、岳君はデビューをしたと。ええ! じゃあ、何歳からやってるの?

濱田:本当に9歳の時からですね。野球少年だったので、東京ドームで野球を観ていて、帰りに会社の人が声をかけてきて、「この封筒をお家の方と読んでもらって」って言われて、で、開けたら今の会社で、“こういう芸能事務所です”って書いてあって。決めたきっかけは、「所属もお金かかりません、レッスン料もかかりません」って。「え、タダでテレビとか映画出れたらラッキーだね!」みたいな。家族で相談して、「まあ、出れるわけないけどこう言ってもらったし」って言って籍を置かせてもらったのがきっかけです。

木村:東京ドームで!?

樋口:探しに来てたんですかね。

木村:その人も野球観に来てたんじゃない? だって、他になくね? そんな、観客席にまばらな状態の所で。

濱田:オフシーズンですよね。東京ドームとか後楽園も。そこに行ったら、そういう封筒をいただいて。

木村:それで、9歳の状態でドラマに出たんだよね?

濱田:それも、事務所に入ってひと月ぐらいの時に、「オーディションというものを経験してきてください。これから何度も受けますから」って言われて。入ってすぐだったので、夜だけど「おはようございます」とか、お仕事のルールを何一つ知らないただの小学生の状態で、オーディションに行けって言われたから行って。
もう、嫌でしょうがなかったです。僕の人生で一番楽しいのは、「放課後にキックベースをすること」が生きがいだったので、“そのキックベースをしないでまで行くオーディションって何だよ!”ってぐらい思ってました。で、行ったら、ちゃんと自己紹介ができる子がたくさんいて。僕は早く帰りたいので、「こういう会社から来ました濱田岳です。好きな食べ物は特にありません」みたいな、9歳のくせにちょっと生意気言ってて。そしたら最初の審査に受かって、「じゃあちょっと残っててね」って言われて、“うざいなぁ”って思ってよりイライラして。

木村、樋口:(笑)。

濱田:「何で笑わないの?」とか言われて「だって面白くないんだもん」みたいな悪態までついて、早く帰ろう、早く帰ろうとしていて。でも、二次、三次、四次、五次ってずっと受かって、最後役をいただけちゃったんですよ。で、後日台本を見たら、“両親に捨てられてスレている子供”っていう。まさかの悪態がそこでシンクロするっていう。

木村:それで、9歳にしてデビュー。

濱田:そうです。それがこのドラマで。悪態ついてて良かったタイプです(笑)。

木村:へぇ〜。すごいな。それで、今経験してきた作品、ドラマ・映画合わせたらもう、50本以上でしょ?

濱田:どれくらいになるんですかね。けっこうな数出させてもらったような気がしますね。

樋口:初めて9歳の時にやってみて、“楽しい”って思ったんですか?

濱田:やっぱりすごく楽しくって。昨日までただの小学生でコミュニティが学校と家族しかいなかったのに、プロの職人さんたちの中に混ぜてもらったから、もう楽しくて。それでその時に、“次の日にやるシーンとか宿題としてセリフを覚えてこないと、この職人さんたちと遊んでもらえないんだ”っていう感じがすごくして。だから、一生懸命セリフを…とか上手に演技を…ということよりは、“宿題を持って行けば仲間に入れてもらえる”っていうそのサイクルで撮影に臨んでいった気がするので、すごく楽しかったです。
だからもちろん、僕が怠慢だったら…20年以上前の現場ですから、怖いおじさんばっかりだったわけ。だから子供にも容赦なく現場で怒ってくる人もたくさんいたんですけど、そういう環境にいても楽しさを教えてくれた人たちで、すごく、撮影というかお仕事というか、みんなのいる所に行くのが好きでした。

木村:それはでも、入り口としては最高の入り口だね。

濱田:そうですね。振り返ると本当にありがたいですね。

木村:逆に日奈ちゃんはどういう感じ?

樋口:私は7年ぐらいずっとダンスを習っていて、そのダンススクールの先生がきっかけで、「こういう乃木坂っていうオーディションがあるけど、経験がてらやってみたら?」っていう感じで。私はその時13歳だったので。

木村:13歳の時にはどこにいたの?

樋口:東京です。東京で、全くわけもわからず、“まあ経験になるかな?”と思ってオーディションに行ったのがきっかけです。そしたらどんどん残って…っていう感じでしたね。

木村:それで『JJ』(光文社)とかファッション誌で、モデルさんとしても。だって『JJ』は専属モデルじゃないですか!

樋口:ありがとうございます(笑)。

木村:お芝居とかは?

樋口:お芝居は、乃木坂46に入って…。あ、でも、小学生の時に歌舞伎をちょっとだけやってました。

濱田:すごい話が出てきた!

木村:何!?

樋口:学校で“子供歌舞伎”みたいな。国が、男女関係なく、お家柄とかも関係なく、普通に体験として「小学生の子が一緒にやりませんか」みたいな、“子供歌舞伎”っていうのが昔あったんですよ。そのパンフレットをお母さんと見ていて、「ちょっとやってみようか」ってことで(笑)。独り立ちしたのがそこが初めてでしたね。お母さんたちも着いて来ないで電車に乗って、お稽古に行って…って。覚えているところでは、そこでお芝居に触れたのが初めてでした。

濱田:歌舞伎…。

木村:この瞬間まではこのワード1回も出てこなかった。

濱田:ビックリです(笑)。

樋口:(笑)。でもすごく楽しかったです。すごく長くて難しいセリフが多かったんですけど、1人で覚えて、舞台で大きな声を出してやるのがけっこう楽しくて、“舞台楽しいな”って思ったのがきっかけでした。

木村:“あっ!”っていう、壁にぶつかったことってありますか?

樋口:壁ばっかりでしたね。でも、私が思ってる壁ってけっこう低かったのかもしれないんですけど、マネージャーさんに「もうダメです〜」って何回か相談した時に、「立ち上がれ! 立ち上がるんだ! 起き上がってこい!」って言われて、「もうゾンビですよ〜!」みたいな(笑)。

濱田:(笑)。

木村:マネージャーさんは男性?

樋口:男性の方もいらっしゃるんですけど、相談した時に、“弱ってる私は魅力的じゃないぞ”って意味で、「お前は何回でも起き上がってくるんだ!」って言われて(笑)。

木村:すごいね。丹下段平みたいな。

樋口:「それもうゾンビです〜」って言いましたもん。「もう無理です〜」って言ったけど、やっぱり周りのスタッフさんたちもけっこう奮い立たせてくれる方が多かったので、なんか、話終わった後には「頑張ります!」って感じで終わってはいましたね。

濱田:そんなスポ根な感じなんだね。

木村:すごいよね。「立ち上がれぇ!」みたいな。

濱田:仰っていた通り、ジョーと丹下ですよね(笑)。

木村:それこそ、小さい頃の夢って何でした?

濱田:僕は何個かありましたね。野球選手になること。その頃イチローさんが海外で大活躍してたりとか、あと、宇宙飛行士もありました。毛利(衛)さんとか、小さい頃からよくテレビに出てて、宇宙への憧れもあったし。でも1番現実的かなって思ってたのは、幼稚園の先生になりたかったです。そういう風に思った記憶がありますね。

木村:日奈ちゃんはありますか?

樋口:私は2個あって、歌手になりたいっていうのと、警察官になりたいっていう。お花屋さんとかケーキ屋さんとか周りの子が言ってたり、その時流行ってた戦隊モノの女の子とかじゃ全くなくて。「警察官になりたい」っていうのはホームビデオで言ってて、幼稚園の最後の卒園の時には「歌手になりたい」って言ってて。警察官も『教場』で少しだけ…。すごいビックリしました。

濱田:夢叶えてるね〜!

木村:そういうのある?

濱田:…ん!?

木村、樋口:(笑)。

濱田:いや、感動しちゃって(笑)。夢叶えてるし。

木村:もう、完全に叶えてるよね!

濱田:すごいわ〜!

木村:毎回、ゲストの方に「人生の1曲」というのを伺ってるんですが、今週は日奈ちゃんの人生の1曲を伺いたいと思います。どんな曲になりますでしょうか?

樋口:かりゆし58さんの「オワリはじまり」ていう曲なんですけど。

木村:選んだ理由は?

樋口:歌詞がすっごく胸に刺さるんですけど、私は、仕事に行く朝の車の中とか、終わった帰りとか、1日の始まりと終わりに聴くと、すごく1日を大事にできるんですよね。

木村:じゃあ毎日聴いてるの?

樋口:大体聴いてます。あとちょっと心が沈んじゃってる時とかに聴くと、奮い立たせられるというか、“1日無駄にしないように頑張ろう”って思います。けっこう歌詞がいいんですよ。1人で聴きながら帰ったりすると、ぐで〜ってする日も大事ですけど、“ああ、1日、何か思い出に残ることしよう”って思える曲だなって。

木村:選曲まで男らしいよね。

濱田:うん。カッコいい!

樋口:オススメです!

M1.オワリはじまり/かりゆし58

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