木村拓哉 Flow - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

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2021年01月17日Flow 第百二十九回目「拓哉キャプテン × s**t kingz」Part2

今月1月のゲストは、世界が注⽬するダンスパーフォーマンスグループ「s**t kingz」の4人! 今回はどんなトークになるのか、最後までお付き合いよろしくお願いします!!

木村:shojiは大学行って、大学のダンスサークルに飛び込んで今に至ってるじゃん。大学出た後、一度就職してんだよね。

shoji:そうです。2年間サラリーマンやってました。

木村:その間、3人は海外行ったんだよね。

s**t kingz:そうですね。ロスに3人で行ってレッスンを受けまくるみたいな。

木村:その時は、勉強のための留学?

Oguri:そうですね。ダンスを学ぶ為の。でも短期で2ヶ月とかなんですけど。

木村:その時は生活はどうやってするの? みんなで共同生活?

kazuki:あの時、どこだったけね? 寮だった? 違うか?

NOPPO:あ、でも、向こうに住んでる日本人の友達の家に泊めさせてもらったりとか。

木村:押しかけて…。「来ちゃった!」みたいな。

s**t kingz: (笑)。

木村:で、いろんなスタジオの、ワークショップではないもんね。

kazuki:僕らからしたら、日本であるワークショップぐらい贅沢な経験を向こうでは普通にレギュラークラスとして昼から夜までずっとやってるんで、多いときは一日5本とか立て続けに受けたりとかして。

木村:じゃ、その時の(みんなとshojiの)経験の時差、ヤバくない?

shoji:もう、すごいです。地獄かと思いました(笑)。俺は日本で仕事をしていて、海外の先生たちがレッスンの最後に優秀なというか、ダンスの上手い生徒と一緒に踊って、自分の動画をアップしてたんです。

木村:はいはい。

shoji:それを日本でダンサー達が観るっていうのが習慣化され始めた頃で、毎晩パソコン開くと、どのレッスンでもこの3人が「s**t kingz」って呼ばれて、出てくるんですよ。で、先生と一緒に4人で踊るんですよ。それを、ずっと日本にいながら “俺もs**t kingzなんだけどな” って思いながら観ていて、みんながどんどん上手くなっていくのを見せつけられるし。でも、自分はどうしていいか分からない。昼間ずっと仕事してるしみたいなところで、もうほんとに悔しかったですね。

木村:悔しいっていうか、なんかそれすごい時間だし。逆にそういう経験できないよね。同じチームでやってて、他のみんなはロスでダンスレッスンの先生と「あれ、これ一緒に踊ってるけど、俺仕事してる」って、あんまないよね。

shoji: (笑)。そうなんですよ。しかも帰ってきた後に、「どんなショーしようか!」って話をすると、「あのさ、ロスで見たあの時のあれみたいなさ〜」って言われると、ほんとに分からないんですよ。「ごめん、そういうの一から説明してもらっていい!?」って言って、話をしてもらう時の寂しさが凄くて、“これはダメだ!” と思って、2年間働いて仕事を辞めて翌日からロスに行きました。みんながいるところに合流しに。次の日飛行機乗って…。

木村:「来ちゃった!」

shoji:行きました!

s**t kingz: (笑)。

木村:ロスでみんなでレッスンを受けるようになって、ロスにいる間に4人で「世界行ったる!?」っていう風な、アレになったの?

kazuki:そんな野望みたいなのは全然無く、単純にダンスを楽しんでた感じなんですけど、サンディエゴの方に行ったのがキッカケかな?

Oguri:そうですね。ダンスが盛んだったんですよ。飛び込みで行ったサンディエゴのスタジオがちょうどショーをする時期だったんですね。そこで、レッスン受けてた先生が「s**t kingzでもショーをしてみる?」って誘ってくれたんですよ。shojiくんもいずれ「来ちゃった!」になるので、「タイミング的には出来る」って言って、そこで初めてショーしたのが海外初のs**t kingzのショーで。

木村:じゃ、サンディエゴのスタジオの先生が「やってみる?」っていう一言が無かったらアクセルは踏んでないよね?

kazuki:なかなか海外でショーするって難しいんで。スタジオの発表会みたいな雰囲気だったんですよ、それが。外部の人が出るとか、あんまり考えられないようなところだったんですけど、僕ら的には「アメリカでパフォーマンスをしてみたい」っていう気持ちだったし、いろんな人が見てくれるんで、とりあえず「やります」って言ってやらせてもらって。でも、ほんとにそこからきっかけで色々変わっていった感じはあります。

木村:いや、話聞いてるとそうだよね。そのスタジオの先生の、ちょっとジャニー的な「やっちゃいなよ!」っていう一言が無かったら、s**t kingzでグッていうアクセルを吹かすことはなかったんじゃないかな。

Oguri :選択肢が、元々海外とかアメリカはレッスンを受ける場所っていう考えしかなかったんで、「自分たちがショーを出来る場所でもあるのか」っていう選択肢が一個、バッて広がった感じで。そこから、ちょうどいろんな国も呼んでもらえるようになって。

木村:すごいよね。それで、その延長で「Body Rock」があったの?

shoji:そうですね。アメリカで出会った人たちの中にBody Rockの主催者チームの人たちがいて。Body Rockって招待制のイベントで、アメリカだとダンスシーズンみたいなのがあって、ダンスコンテストが一つの時期にまとまってるんですよ。いろんなダンスコンテストで優勝した人たちだけが呼ばれる、そのシーズンの最後の大会みたいな感じなんです。Body Rockが。

木村:え、マジで!?

shoji:だから、結構すごいチームがいっぱい出てるようなところで、「良かったら、日本から出ないか?」って言ってもらえたんですよ。

木村:すごいじゃん。

shoji:すごいことだったんですよね。で、俺がkazukiに見せたコインランドリーの動画って、このBody Rockの昔の大会でやられてたパフォーマンスだったんですよ。

木村:うわぁ〜、なんか今、鳥肌たった!

s**t kingz: (笑)。

木村:すごいね〜。

shoji:s**t kingzにとっても所縁のあるコンテストなんで、「これは出たいな!」って。

kazuki:俺、元々s**t kingzやる前にNOPPOとかとやってた別のチームで、ダンスコンテストに出まくってたんですよ。

木村:それ、日本で?

kazuki:日本でです。川崎とかで活動してたんですけど、川崎のダンスコンテストだったり、都内のダンスコンテストとかを、もう出ては優勝して…。

s**t kingz: (笑)。

kazuki:出ては優勝してを繰り返してたんですね。ちょっと感じ悪いですけど。

木村:もう、ちょっと、巷では噂の道場破りみたいな。

kazuki:そうです、そうです。コンテストにあいつらいたら、「うわ〜」って思われるようなチームだったと思うんですよ。

木村:フゥ〜!!

kazuki:すみません(笑)。ただ俺、その時のネタがどんどんどんどん嫌になってきちゃって。勝つためのネタっていう風に作っちゃうんですよ、最初っから。で、なんか勝った時の喜びもだんだん薄れてくるというか。ダンスがちょっと楽しくなくなってきちゃうんですよね。そこまで来ると。

木村:マジで!? スゲーな!

kazuki:で、s**t kingz組むってなった時に、チームになるっていうのが決まった時みんなに、「俺、コンテストにはマジで絶対出ないから」って、「そういう作り方をするのは、本当に嫌だ!」っていうのをみんなに話してたんですよ。だから、今までコンテストも出てこなかったんですけど、Body Rockって一応ダンスコンテストじゃないですか。

木村:はいはい。

kazuki:で、(出演依頼が)来た時に、俺は記憶がないんですけど、「出よう! ダンスコンテスト出よう!」って言ったらしくて。

NOPPO:kazukiが言ったんですよね。

shoji:でも、kazukiのポリシー的にも勝つための振り付けじゃなくて、普段自分たちがやってる、あくまでも見てる人が楽しいって思ってもらうもののクオリティを上げて勝ちに行こうっていうところで、いつも通りのs**t kingzの雰囲気をそのまま持ってったって感じなんですけど。

木村:そしたら、2010年で優勝し。優勝した時って、どういう感じですか? 一見さんお断りのようなダンスコンテストで、自分たちのチーム名がコールされた時の瞬間覚えてる?

shoji:覚えてます。入賞すると思ってなかったんですよ。なので、正直気づいたら結果発表始まってて。「3位は…」みたいになってて。みんなで楽屋で「あれ!? これ始まってない?」みたいになって。のんびり…。

木村:え!? 会場にいなかったの?

shoji:楽屋に…。

s**t kingz:ステージ付近にいなかったんですよ(笑)。

木村:いようよ(笑)。

kazuki:日本のダンスコンテストって、最後終わってから結構空くんですよ。審議みたいな時間があって。

木村:あー、はいはい。

kazuki:だから、その感覚でいて。「あ、最後のチーム終わったね。」みたいな。で、楽屋で待ってたら「もう、発表してるらしいぜ!」「マジか!」みたいになって。急いでステージの方に向かってね。

shoji:で、ワ〜っとステージ行って。そしたらもう、2位の発表だったんですよ。で、2位が発表された時に、そこが去年の優勝チームだったんですけど。さっき話に出てたサンディエゴの先生たちだったんですよ。

木村:マジで!?

shoji:毎年そこのチームが勝ってたんですよ。で、2位ってなって、「ワ〜」ってその人たちがトロフィー持ったんですけど、みんなバッてこっちを向いて、うちらを指差したんですよ。そしたら、「1位はs**t kingz〜!」ってなって、うちら呼ばれると思ってないから、俺以外みんな衣装も脱いでて(笑)。

s**t kingz: (笑)。

shoji:「何が起きた? 何が起きた? 」みたいな。

木村:え〜、それ! 待って、待って!! ワンシーンだよね、映画の。

s**t kingz: (笑)。そうっすね!

木村:サンディエゴの、自分たちを「良かったらs**t kingzでやんない? パフォーマンス」って言ってくれた、毎年の…。

shoji:憧れのダンサーです。

木村:その、思ってた人がセカンドで呼ばれて。指差すんでしょ。

kazuki:しかも、すごい笑顔で。悔しいとかじゃないんですよ。彼らからしても。「次、お前らだよ!」っていう。

木村:「お前らだよ!」っていう。何て言えばいいんだろうな。難しいけど、納得の指差しだよね。

kazuki:誇りに思ってくれてる感じの。

木村:それもう、完全にワンシーンだよね。映画の。それで、shoji以外は私服に着替えちゃって。そのトロフィーを受け取り。その瞬間ってどういうメンタルになるの?

kazuki:俺は、大号泣したの覚えてます。優勝したのが嬉しかったって言うより、指差してくれたみんなだったり、他にもお世話になった海外のダンサーたちがいたんですよ。s**t kingzが結成するきっかけになった動画あるじゃないですか。その動画のコレオグラファーのレッスンとかも受けてたんで。で、仲良くなってて。その人たちみんなが、すごい祝福してくれるのが感動しちゃって。めちゃくちゃ泣きました。

木村:今、話聞いてても(感動)するもんね。

shoji:しかも僕たちのお客さんなんて一人もいないんですよ、会場に。日本から来てるから。でも、「(1位は)s**t kingz〜!」って言った瞬間に、お客さんたちみんなブワ〜って立ち上がって拍手してくれるんですよ。「おめでとう〜」って。なんかそこがアメリカのすごいところだなって。自分が応援しに来てた人たちじゃない人が優勝しても、みんな最大限の拍手で…。

木村:それ、認めない限りしないでしょ。認めたから、多分スタンディングオベーションだし、自分たちが応援しに来たひいきの人たちではないけども、「やっぱこいつらだよね」っていう。要はサンディエゴのダンススタジオの例年の覇者たちが指を差した感覚と全く一緒で、オーディエンスの人たちもきっと、「こいつらが優勝だったら、誰も文句ないよね」っていう事での、多分拍手じゃないですか?

s**t kingz:うれしー!

木村:すごいね! 今、よだれ出ちゃったよ。あまりになんか、興奮しすぎて。

s**t kingz: (笑)。

M1.I'll be there feat.S.N.A/s**t kingz

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