木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

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2021年08月22日Flow 第百六十回目「拓哉キャプテン × みちょぱ」Part4

今月8月のゲストは、モデルでタレントの“みちょぱ”こと池田美優さん。
みちょぱとのトークも今週で最後ですね。今日は皆さんからいただいたメッセージを元にトークしたいと思います。そしてみちょぱの「人生の1曲」も伺います。最後までよろしく!


木村:ここからは、この番組に届いているリスナーからのメッセージに、みちょぱにもお付き合いしてもらいたいと思います。まずはこんなメッセージから。

【兵庫県 スノー 39歳 女性】
木村さん、こんにちは!毎週楽しくラジオ拝聴させて頂いております。
実は、相談があります。私には今年中学1年生になる娘がいるのですが、絵を描くのが好きで、将来はイラストレーターになりたい、と言ってきました。
私は正直、その道で成功するのがかなり厳しい世界だと思っているので、大手を振って「頑張って」と言えずにいます。
かと言って反対している訳でもないのですが、どう声をかけてあげたら良いのかわかりません。
木村さんなら、どうアドバイスしますか?


木村:…っていうメールが来ましたが、だから、ちょうどみちょぱが中1ぐらいの時に「んだよ、うっせーな」って始まった頃ですよ。

みちょぱ:道を外れたぐらいの時ですね(笑)。

木村:このスノーさんの娘さんが、今中学1年生。絵を描くのが好き。

みちょぱ:私的に思ったのは、夢があることがすごいなって思いました。私はその(ぐらいの)時、夢なんてなかったから。“とりあえずなんかやっとけば楽しいでしょ”ぐらいの…。“なんかあったらその時考えよう”とか、“それなりに生きてたら(夢が)なんか見つかるっしょ”ぐらいの軽い気持ちだったんで、中1の段階で好きなものがあって、またそれを仕事にしたいと思うのは、すごいなと思いますよね。

木村:僕も今このメールを読みながら思ったのは、最近、中学生とは言わないけど、将来の夢っていうのを聞かれた時に「特にないっすね」とか言う方が多い中で、このスノーさんの娘さんは“イラストレーターになりたい”っていう、コンパスの向きが決まってるのがすごいなと思ってたんですよね。

みちょぱ:ね。良いことですよね。

木村:「どう声をかけてあげたらいいのかわかりません」。別にかけなくても…。

みちょぱ:そうか。「頑張って」とは言えずに…。

木村:「頑張って」って、僕はちょっと毎回引っかかるワードなんですけど。「頑張って」って言わなくても、絶対にその本人は頑張るじゃないですか。あと、“頑張って”っていう語源が僕はあんまり好きじゃなくて。「頑張る」って、「我を張る」っていうところから来ている言葉なので、どちらかというと、「じゃあ、思いっきり楽しんでね」って言う方が僕は個人的に好きなんですけどね。

みちょぱ:その言葉がめちゃくちゃいいじゃないですか。「思いっきり楽しんでね」って。

木村:本人が楽しめるのが一番いいと思うし、せっかくそっち(イラストレーター)に“なってみたい”って思ってるんだったら、「思いっきりそっちにチャレンジしてみて、ダメだったらいつでもその時サポートするよ、応援するよ」って言ってあげる。なんて言うんだろうな、お母さんではあるんだけど、すごいカジュアルに言うと、“バックにいてくれる”っていう。

みちょぱ:強いですよね。それがあるだけで。

木村:そういう感覚で、スノーさんが娘さんの“バックさん”でいてあげるっていう感覚はどうなのかなと思うんですけど。

みちょぱ:失敗した時のことを考えて一歩踏み出せないとかになるぐらいだったら、そうやって言っておいてあげたら、とりあえずチャレンジもできるだろうし。

木村:だから、その娘さんのことをいっぱい感じ取ってあげてるだけで、声を無理してかける必要性はないのかなとは思うんですけどね。このお母さんからのメールには、みちょぱママにも参加してもらっても良かったかもしれないですね。

みちょぱ:(笑)。

木村:でもすごいガラスの向こうで頷いてくれてます。
そして、こんなのも来てます。なんですか、これは。

【東京都 みはる 33歳 女性】
拓哉キャプテンこんにちBANG! キャプテンに相談があります。
最近、年上の男性と会う機会が多いのですが、その方と一緒に居ると楽しくて、つい、ちょっかい出して「好き好き遊ぼ♪遊ぼ♪」という感じで接してしまいます。
ですが最近、受け入れてくれる寛容さに甘えすぎている様にも思いはじめ、これからは落ち着いた大人な感じで接した方が良いのか、 このままでいて良いのか悩み中です。
キャプテンは同性異性問わず、年下の人に懐かれるのは好きですか?
困ってしまった経験などありますか?


みちょぱ:なるほど。“懐く” …めっちゃ連絡してくる後輩とか、そういうことなのかな?

木村:そうじゃない? 「好き好き遊ぼ♪」っていう。

みちょぱ:…好きですか?

木村:年下の(後輩から懐かれる)? うーん、だから、“懐かれる”っていう表現がすごく難しいところなんだけど。

みちょぱ:(後輩から)連絡が来るのは嬉しいですか?

木村:全然嫌じゃないですね。

みちょぱ:こういう、ちょっと「遊ぼ遊ぼ♪」みたいな、積極的というかガツガツ来る後輩もいける人ですか?

木村:いけるっていうか、ガツガツ来たとしても、いかないですけどね。

みちょぱ:(笑)。じゃあ、あんまり?

木村:“あんまり”というか、今のこの状況っていうのもあるし、それこそSixTONESのジェシーなんかが「飯行きましょうよ飯行きましょうよ」「いつっすか? いつっすか?」ってずっと来てたんですけど、「いやまあ、デビューしたらな」っていう返しで済ませてたら本当にデビューしちゃったんで、やっべーなっていう。

みちょぱ:それで結局行ったんですか?

木村:だから、「今はこういう(コロナ禍)状況だから、行けるようになったら行こうな」っていう形では今落ち着いてるんですけど。

みちょぱ:でも、この方(みはる)は年上の男性に言ってるんですもんね。年下の女性にそういうこと言われます?

木村:言われない。

みちょぱ:そうですよね。普通言えないもんな。このみはるさん、めちゃめちゃ距離近いですよね。

木村:近いね。「好き好き遊ぼ♪遊ぼ♪」。でもこれさ、年上の男性からしてみたら、勘違いするよね。

みちょぱ:ですよね。そういうことじゃないのかな? そういう「好き」じゃないってこと?

木村:男性は勘違いすると思うよ。その「好き好き」っていう部分が…。「遊ぼ遊ぼ好き好き」だったら、なんかね、“あ〜、そういうことね”って理解できる感じだと思うけど、「好き好き」が先に来ると、“え?”っていう。

みちょぱ:“俺のこと好きなのかな?”ってなりますよね。でも、そういうことじゃないの? 一緒にいると楽しいだけなのかな、みはるさんは。
でも急にこれで大人な感じで接されても、“急にどうした?”ってなりません?

木村:なるね。しかも「大人な感じで接した方がいいのか」って書いてあるけど、このみはるさんは、“大人な感じで接する”っていうのはどういうことを言ってるんだろう。

みちょぱ:さらっとした感じ? でも、年上の人も何歳上なのかにもよるよな〜。50歳ぐらいの人だったらわかんないし。でもそんな人に「好き好き」はそんな言えないか。

木村:うーん、今はわかんねーぞ。

みちょぱ:逆に先輩に言えますか? 「好き好き」までじゃなくてもいいですけど、なんか「遊びましょう!」とか「ご飯行きましょうよ!」とか。

木村:言える人は言えるな。

みちょぱ:でもやっぱそれは、けっこう仲良くなってからですよね。

木村:そうですね。浅い人はちょっと厳しいですよね。

みちょぱ:それはそうですよね(笑)。え〜、難しいな…。

木村:「このままでいいのか悩み中です」って書いてありますけど、まぁ1つ言えるのは、女性から男性に対して「好き好き遊ぼ♪遊ぼ♪」っていうその順序、言葉の並べ方もそうだし、“好き好きビーム”があまり出てると、年上の男性としては勘違いもしやすいんじゃないかなっていうのは間違いない部分はあるので、そこをみはるさんはちょっと1回考えていただいて。今後、その年上の男性に自分がどう接していくのか。
で、早いんですが、そろそろ終わりの時間が近づいてきてしまいやした。今後の目標だったり夢っていうのは、今のみちょぱにありますか?

みちょぱ:う〜〜ん……。マジでない!(笑) でも、結婚と子供は、本当に前から言ってるんですけど、25歳までにほしいっていう。

木村:いや、早くない? 今は…。

みちょぱ:22歳です。

木村:あと3年だよ?

みちょぱ:だから叶うかどうかはわからないですけど、本当に子供が好きなんで、子供がほしいというのが大前提で。だから(ママに)なるなら“若ママ”がいいし。

木村:へぇ〜。若ママがいいんだ。

みちょぱ:はい。やっぱ(子供が)大きくなった時に、なんか話が合う感じがいいなって。(子供とは)友達みたいな感覚でいたいので。それはあります。でも、それぐらい。本当に。あとはまあ、石垣島に別荘がほしいとか、そういうのはあります(笑)。

木村:具体的なのが1個出てきたね(笑)。

みちょぱ:そうなんです(笑)。なんか仕事とかじゃなくて、普通に大きな夢としては、“そういう(別荘を持つ)のもいいなぁ”みたいな感じではあります。

木村:それは、「石垣島」っていうところに限定してるのは何なんですか?

みちょぱ:海が好きっていうので、やっぱり沖縄の方で、でもやっぱり本島だちょっと人が多すぎだしなぁとか。

木村:そういうところは、けっこう現実的に考えてるんだ。

みちょぱ:宮古島だったり石垣島だったり、色々行った中で、やっぱり石垣島が全体的に良かったなと思ったんで。海も綺麗だし、空気感とか人とかそういうのも良かったのが、自分の中では石垣島で。海外よりは国内に(別荘が)ほしいです。しかも、そういう南の方がいいなって。

木村:この番組は、毎回ゲストの方に「人生の1曲」を伺ってるんですけども、みちょぱの人生の1曲はどんな曲でしょうか。

みちょぱ:カラオケとかに行ったら、もうayu(浜崎あゆみ)をめっちゃ歌うんですよ。

木村:へえ〜!

みちょぱ:ayuの歌が好きで、歌詞が好きなんですよ。

木村:刺さってるね〜。

みちょぱ:刺さってるんですよ(笑)。でもこれって、好きになったのはママきっかけなんですよ。ママがずっと(ayuを)聴いてて。もうママはSMAPかayuしか流してくれなかったんで。もう、私の脳内それでできてるんです。小さい頃から。

木村:すごいなぁ。

みちょぱ:「人生の1曲」は、ayuの「TO BE」かな。“その人だけが私を見つけてくれた”みたいな歌詞だったんですけど、私も、(Popteenの)副編集長が見つけてくれて、周りはけっこう否定的だったんですよ。他の編集の人とかは“そんなに?”みたいな感じだったんですけど、その副編集長だけは「絶対に売れるから」って、ずっとそればかり言ってくれてたので。だから、「TO BE」はちょっと自分にも刺さってます。

M1.TO BE/浜崎あゆみ

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