木村拓哉 Flow - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

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2021年12月19日Flow 第百七十六回目「拓哉キャプテン × 平井大」Part3

今月12月のマンスリーゲストは、僕のセカンドアルバム『Next Destination』に楽曲提供していただきました、シンガーソングライターの平井大さんをお迎えしました!
平井大さんとのトークも今週で最後。今日はみなさんから届いたメッセージを元にトークします。そして、平井大さんの「人生の1曲」も伺います。最後までよろしく!


木村:ここからは、この番組に届いてるリスナーからのメッセージに、平井大さんにもお付き合いをしてもらいたいと思います。

平井:All Right!

木村:まずはこんなメッセージ。

【岡山県 みちこ 38歳 女性】
拓哉キャプテン、こんにちは!
わたしは、歌を聴くと、色々な場所を思い浮かべたり、当時のことを思い出します。
実際、旅行をしているときに聴いた曲は勿論のこと、行ったことのない場所も、
「この曲を聴くと、あの場所を思い浮かべるなぁ」などと思ったりします。
キャプテンは「この曲を聴くと、あの場所を思い浮かべるなぁ」ということはありますか?


木村:というメールが来てます。旅は好きですか?

平井:旅? なんか、バックパックの感じは、あんまりしないですね。いろんな所に行かなきゃいけないの、僕、無理ですし。そもそも予定を立てれないから(笑)。
普段、日常生活と違う景色を、愛する人と見に行くっていうのは大好きだから、それはよくしてますよ。

木村:そういう時に、音楽って何か聴いてますか?

平井:聴いてますね。ずーっと聴いてるかな。

木村:何が流れてるんですか? そういう時は。

平井:もう色々ですよ。僕はカントリーミュージックが大好きですから、カントリーはよくかかってますし、あと、ブルースもよくかかってるし。最近、40年代とかのジャズをすごいよく聴いてます。車の中で。フランク・シナトラとか、その辺をよく聴いてるかな。

木村:“この曲を聴くとあの場所を思い出すなぁ”っていうナンバーはあったりします?

平井:ありますねぇ。いっぱいあるけど、例えばDan + Shayっていう比較的新しいカントリーのデュオのグループがいるんですけども、彼らの「19 YOU+ME」って曲が、僕は大好きで。初めて聴いたのが、たしかパートナーと一緒に行った湘南の海だったんですよ。それで、今でもそれを聴くとその光景を思い出しますね。

木村:この(リスナーからの)メールのぴったりのエピソードじゃないですか。

平井:けど、“香り”とかに近いですよね、音楽って。そういうイメージはあるかなぁと思いますけど。

木村:あ〜わかる! わかる! あ〜なるほどね。今の一言はすごい賛成だなぁ。あの時嗅いだ匂い、あの場所で…うん、それに近いな。でもやっぱり、自分も、海に行く時聴いてる曲って、大体一緒なんだよな。

平井:ほんとですか。何か違うのを聴きたいということもない?

木村:ない。

平井:イメージがばっちり合ってるってことですよね。

木村:合ってるのかもしれないし、僕、レッド・ホット・チリ・ペッパーズがすごい好きで。わりと海辺でレッチリ聴くことが多いかなぁ。

平井:いいですね。サーフィンの前とかは、テンションも上がるし。

木村:サーフィンの前、すごい好きですね。でも、”香りと音楽”。すごい、自分も賛成できたな。

平井:“ハワイのあのラジオで聴いた曲だなぁ”とかね。家で流れてくるとその景色が出てきたりとかありますからね。

木村:(ダイヤモンド)ヘッド下とか行きたくなっちゃうんだよなぁ(笑)。
続いて、こんなメールが来てます。

【岐阜県 りんこ 35歳 女性】
私は最近、中学生から30代前半にかけてハマっていた“推し(人物)”が15年前に作ったある1曲に、再び熱を帯びています。その曲は恋愛経験がほぼ皆無だった当時の私には理解出来なかったのですが、曲の展開が大好きで何度もリピートして聴いていました。
今その曲を聴いていると当時のその推しに対する熱い想いが蘇り、とても懐かしい気持ちになります。それと同時に、この15年間で多少…甘くてほろ苦い経験をした今の私だからこそ、理解出来る部分を発見しました。木村さんは昔ハマって、今になって再びハマったことはありますか?
人物ではなく、食べ物や作品でも構いません。


平井:なるほどね。

木村:でも、昔ハマってたものって、今拒絶することって滅多になくないですか? 音楽にしても、食べ物にしても、カルチャーにしても、一度自分が「うわっ、これすげぇ」って思えたものって、今「いや、いらないよ」って毛嫌いするようなものって、まずないですよね。ある?

平井:どうかなぁ。そこまで考えたことなかったですね。確かにね、ないかもしれないですね。

木村:アイドルとかにハマったことってあります?

平井:アイドル? ボブ・マーリーとかね。

木村:そこだもん! いや、今俺が出したパスっていうのは、わかりやすい、日本人が「この子可愛いなぁ」とか「この子たちに会いたいなぁ」みたいな、そういう対象人物のことを俺はパス出したつもりだったんだけど。返って来た答えがボブ・マーリーだったから、これどう処理すれば良いかなっていうね。

平井:(笑)。

木村:だからそこなのよ。“アイドル”ってう定義を置く、その対象人物が、平井大の中ではボブ・マーリーだから。やっぱりね、次元が違うよね。

平井:だって、すごいカリスマ性じゃないですか。「ザ・アイドル」っていう。

木村:そっか。そういう風に受け取ってもいいのか、アイドルって。そういう角度から考えたことなかったけど、それでもありだね。うん。
ボブ・マーリーは、どれ位(の時)から聴いてた?

平井:それこそハワイとか、ラジオでレゲエがいっぱいかかってるから、その辺から知りだしたって感じですね。調べてみたらボブ・マーリーだったんだっていう感じでしたね。それこそ、前回のツアーでは楽屋でボブ・マーリーかけてましたもんね。

木村:やっぱりそういうのって抜けないんじゃないですか?

平井:“ストックとして貯まっていく”っていう感じですかね。うん。その感じだ。それ、すごいわかりますね。

木村:だと思うよ。それこそ僕は、“海”はきっとそういうことなんだろうなってずっと思ってますけど。やっぱりあのカルチャーを知った後っていうのは、物の考え方もすごく変わったし、あの感覚は、やっぱりサーフィンっていうものを海で体験しなかったら、今の自分の中に存在してないので。

平井:音楽も近いかもしれないですよね。“ギターできるヤツはカッコいい”っていうか。それで食って行ける、食って行けないかはわからないですけども、「このぐらい指が動くんだ」とか「こんだけ自分の気持ちをギターで表現できるんだ」とか。それに似てるかもしれないですよね。

木村:あ〜、けっこう、今日は名言出てますよ、いっぱい。みなさん(笑)。

平井:(笑)。

木村:じゃぁラスト! お悩み相談いきますか。

【東京都 ゆきち 女性 17歳】
拓哉キャプテン、こんにちは!聞いていただきたい悩みがあります。
私は同級生が精神的に私よりもはるかに精神的に成熟していると感じます。
もちろん、私も多少は、成長したとおもいます。友人とけんかになることもほとんどありません。
しかし、自分の感情のまま行動したり、相手が傷つくようなことを言ってしまったりします。
友人にそれをたしなめられることもあります。後で、自分は何をやっているのだろうと
自己嫌悪に陥ることも多々あります。こんな私でもちゃんと大人になれると思いますか?
精神的に成長するにはどうしたらよいでしょうか。


木村:これは今日、うってつけのゲストだったかもしれないね。

平井:これは僕に聞いちゃダメでしょう(笑)って感じしますよ。
 
木村:なんで? 「こんな私でもちゃんと大人になれると思いますか?」ってゆきちが言ってますよ。17歳の女の子が。

平井:気持ちの面でしょ? 身体は大人になっていきますけどね。僕、ほんとだから、すごいなと思いますよね。周りの方を見ると。いろんな方がいらっしゃいますけども、なんかしっかりしてるなぁって思いますもん、やっぱり。だから、すごいよくわかりますよ。僕は大人になることを諦めたんで、いいんですけど。

木村:諦めた?

平井:諦めましたね。なんか疲れちゃうっていうかね。なんか無理なんですよ。

木村:平井大にとって、大人になるってことはどういうなの? 今、大人になることを諦めたって発言があったけど、自分の中で大人になるっていうことは、定義はある?

平井:やっぱね、我慢が増えると思いますよ。我慢。僕、我慢ができないんですよ。

木村:例えば? 1つ挙げるとしたら?

平井:そしたらば、(できない我慢は)朝、起きる。起きれないですもん。ね?

木村:(笑)。

平井:そういうことに負ける僕っていうのはね、大人じゃないなと思いますもん。

木村:でもさ、「ライブがあります」って行って、お客さんが目の前にいて、自分が歌を歌ってギターを弾いたり、ウクレレを弾いたり、それこそ、その曲をフッて発した後に、受け取ってくれるオーディエンスの人がいてくれた時の幸福感はめちゃくちゃあるでしょ?

平井:そうですね。それは“好きだから”なんですよ。ステージで演奏してるのが好きだからやってるだけであって。だから、そこで“届けなきゃ”とも俺は思ってないんじゃないかなって、最近思ってますよ。

木村:(笑)。マジ?

平井:最近ライブしてて、“お客さんが盛り上がってる。僕も盛り上がってる。あ〜楽しい!”っていう感じ(笑)。

木村:でも、それだよなぁ。基本は。

平井:そこに、僕の“届けなきゃいけない”とかいう気持ちはないと思いますね。歌わなきゃいけない、弾かなきゃいけない、届けなきゃいけない…っていう気持ちはないかもしれないですね。ライブをしてて。

木村:一番の自然体だね。それがね。

平井:それが癖づいちゃってるっていうか。

木村:いいなぁ、その空間。

平井:だからもう、“僕は僕でいいや”っていうことなんじゃないですかね、結局。

木村:だって、さっきから話を聞いてると、無敵だよね。その感覚。
今後挑戦していきたいことだったり、目標、夢っていうのはありますか?

平井:そうですね…今後のことはあんまり考えられないですからねぇ。

木村:まぁ、週末のことがあやふやな感じですもんね。

平井:でも、お父さんにはなってみたいなと思いますね。それはあるかも。多分ね、自分の作る曲であったりとか全然変わってくると思うし。人生としての景色だったりとか変わってくるんじゃないかなって思うから。目標はとりあえず、お父さんになりたいな。

木村:いい目標だと思うし、なんだろうな、でもそれ(お父さんになること)って挑戦っていう風に捉えたことなかったなぁ。

平井:僕がこんなだからですよ(笑)。

木村:でも授かるものだから。どうなんだろうな。でも、お父さんになった後の大にも期待だな。

平井:いきなりしっかりしちゃったりとかね。

木村:それはないと思いますけど(笑)。

平井:(笑)。

木村:今月は平井大さんとお送りしてきましたが、この番組では、毎回ゲストの方に「人生の1曲」を伺っているんですけど。

平井:色々ありますけどねぇ。すごい悩むなぁ。さっきもお話したけども、“香りと近い”とか、そういうことを考えると、ジョン・メイヤーの「Queen of California」という曲。

木村:これは、何故この曲なんですか?

平井:僕、サンタモニカからジョシュアツリーのユッカバレーの方にドライブに行くのが好きなんですけど、その時にちょうど流れて来たんですよね。海から町に行って砂漠になっていくあの景色をすごい思い出すし、その道のりが人生とちょっと被る感じもするというか、“これこそが人生だなぁ”っていうね。そういう感じがするから、すごい好きな曲。海から生まれて陸地の砂漠に行く、それがすごく人生と被るというか、その情景を思い出させてくれる曲だなぁと。

木村:なんか、ジョン・メイヤーっていう人選でビックリしたんですけど。もうちょっとこう、もっとオッサンなのかなぁと思ってたんですよ。アーティスト。

平井:ほんとですか? ジョン・メイヤー、カッコいいですよね。

木村:じゃあ、その曲をみなさんにお届けしたいと思います。ということで、12月のゲストは平井大さんでした。ありがとうございました。

平井:Thank You Guys!ありがとうございました。

M.Queen of California/John Mayer

(後TM:Beautiful Things/木村拓哉)

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