木村拓哉 Flow supported by Spotify - TOKYO FM 80.0MHz - 木村拓哉

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2025年10月26日Flow 第三百七十八回目

今週もリスナーの皆さんの「人生の1曲」をご紹介します!
どんな曲が流れるのか? どうぞお楽しみに!

最初はコチラ!


【兵庫県 まさや 18歳 男性】
初めましてキャプテン!
私はキャプテンが出演されていた「プライド」が大好きです。
高校では陸上をしていて試合が始まる前はいつもこの曲を聞いていました。
100mのセットする前は左胸を右手で握ってハルを思い浮かべていました。
今でもこの曲を聴くと試合を思い出します。
私にとっての人生の一曲は、QueenのI was Born to Love youです。


木村:まさやが陸上やってたっていうね。この間、そのまんま「世界陸上」を新国立競技場でやってるのをTBSさんが放送してくれてましたけど、その時に流れてたよね?
兵庫県のまさやじゃないんですけど、ドラマの主題歌で一度触れたことのある楽曲って、なんかちょっと僕の中でも一部になってるんですよ。だから急にドラマの主題歌だった曲の一節がドーンって届いてきた時に、「えっ」って自分も掴まされると言うか、引き留められる感じはあるんですよね。

僕が参加させていただきましたドラマ「プライド」、僕は里中ハルっていうアイスホッケーの選手やってましたよ。いや〜、やっぱりこの曲を聴くと、もう本当に全部の映像も出てくるし、その時に経験した寒さだったり、痛さだったり、キツさだったり、嬉しさだったり、全部出てきますね。

でも、まさやが「大好きです」って言って、それこそ本人が何かに打ち込む時、右手で左胸をぐっと掴むっていうハルが試合前によくやってたルーティンだと思うんですけど、それをやってくれているっていう、作品をやったやりがいを感じさせてくれる1エピソードを今回聞けて、嬉しかったです。
まさやが今後どういう人生を歩んでいくのか。引き続き、陸上を続けていくのか、否か。なんですけど、それはまさやが胸に手を当てる時にきっと判断するのかな、と思うので、また素敵な報告を待っていたいと思います。

続いての「人生の1曲」はコチラ!

【千葉県 WEST.のテンになりたい 50歳 女性】
私に取っての人生の一曲はWEST.の「証拠」です。
この曲に出会えなければいま私はこのラジオすら聴けていないと思います。
仕事で究極の選択まで迫られるぐらい追い込まれていた時にこの曲を聞いて救われ、もう少し頑張って生きようと思えた曲でした。
辛い時にはWEST.のこの曲を聞いて元気を貰っています。本当にありがとうございました。


木村:確かにこれはパワーを貰える曲っすね。きっとWEST.のメンバーは、客席にいてくれるオーディエンスの皆、ファンの皆さんにこの曲を届けながら、歌いながら、声に出しながら、言葉を紡ぎながら、きっと自分自身、“頑張っている”とか“間違ってないよ”とかいう証拠を見いだしながら、ステージの上に立ってるんじゃないかな、っていうふうにイメージしました。
これは相当パワーになりますね。

続いての「人生の1曲」はコチラ!

【大阪府 koko 67歳 女性】
私にとっての「人生の一曲」はMISIAさんの曲で「アイノカタチ」です。
以前にテレビで合唱の番組があったんですが、ママさんチームの方々が「アイノカタチ」を合唱されていたのを聞いて涙が止まらなかった事がありました。
15年前に20歳の息子を亡くしたのですが、その息子は障害があって言葉を発する事ができず痛いとかしんどいとかも言えず、母親として泣いている息子の痛い箇所とかをわかってやれず悔しい思いでいっぱいでした。
亡くなった日も、少し体調は崩しているけど、特に異常な所もなく大丈夫だと思い、いつもの様に仕事に出かけ、私は仕事中でした。
家族から息子が救急車で運ばれたと連絡があって、すぐに病院に駆けつけたのですが、処置中で看護師さんから呼ばれて処置室に入った時にはもう手遅れの状態でした。
霊安室で息子の体を抱きしめながら泣きました。もっと早く気付いてあげられず本当にゴメンなさいって・・・
私の元に生まれてきてくれてありがとう。って思いながら、もっともっとしてあげられる事があったんじゃ?っていう後悔もあり涙が止まりませんでした。
今、このメッセージを書きながらも涙が止まりません。
「アイノカタチ」を聞いた時に、亡くなった息子の事を思い出しました。


木村:ふと思ったんだけど、何でこのタイトルはカタカナで「アイノカタチ」なんだろうね。漢字も使わず、ひらがなでもなく。間違いなくkokoさんの親子の間でしか形どれない「カタチ」があったんじゃないかな、と。ひらがなでもなく、漢字でもない、皆が読める、皆が理解できる、その2人の「カタチ」が間違いなくあったんじゃないかな、って、この曲を聴きながらちょっと思ってました。

続いての「人生の1曲」はコチラ!

【京都府 しほな 34歳 女性】
大学卒業後に、専攻とは全く無関係の会社に就職しました。
あの時の経験は自分の糧になっていると胸を張って言えるほど懸命に働きましたが、心はいつも苦しかったんです。
4年働いたのちに、現在の職場に転職しました。
遠回りしたけど、以前に勉強していた分野を生かせる会社に転職したら…本当にびっくりするほど1日が、1か月が、同じ時計の針と思えないくらい速く進み、明日が来るのが楽しみになりました。
「自分だけにできることが この世界 必ずあるから探そう」って言葉はウソだって疑っていた日々もあったけど、今は帰り道にふと『今日は私にしかできないことができた気がするなぁ』って 自分を肯定できるようになりました。
そして、今の職場に就職して8年経ちました。
実はこの曲、先日初めて聴いたんです。
ある方のコンサートで弾き語りカバーされていたのを初めて聴いて、歌詞がまっすぐ刺さって胸が熱くなりました。
当時のしんどかった自分に聴かせてあげたいなと思いました。
私の人生の1曲、SUPER BUTTER DOG 「サヨナラCOLOR」


木村:なるほど。よく、「若かった頃の自分にかけられる一言ってありますか?」とか、そういうちょっと「お、今日のインタビュアーさん、間違いなくロマンチストだな」って感じさせてくれるような質問を投げかけられる時もあるんですけど(笑)。
まさに京都のしほなは、この曲に出会って「わ〜、あの時の自分に聴かせたい〜」っていうね。そうなれてる今は、間違いなくいい状態ですよね。余裕もあるし、楽しめてるし。
逆に、何年か前のしほなは…。さんまさんの番組であったじゃん。ビデオレターじゃないけどさ、おじいちゃんおばあちゃんが「お前はこうなってるよ〜」、「あんときはつらかったろう?」とか言って(笑)、「でもね、その後こういう男に出会うよ〜」みたいな。あれってたまに結構ドスンと来るようなビデオレターがあったりしますけど、割とそれに近いですね。

日本語の「〇〇から始まる」っていう、その「から」を「COLOR」っていうふうに引っ掛けながらも、自分の色、他人の色、それが自然の色なのかもしれないけど、メッセージをすごくちゃんと届けてくれる曲だな、って思います。

[OA曲]
1.I Was Born To Love You / Queen
2.証拠 / WEST.
3.アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN) / MISIA
4.サヨナラCOLOR / SUPER BUTTER DOG

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