先週に引き続き森の長城プロジェクトによる、「ポット苗育苗講習会」のレポートです。

AIU損害保険株式会社などの協力により 全国へ広がる森の長城プロジェクトは植樹、どんぐり拾い、さらに苗木づくりもボランティアの力で行われています。
会場となった葉県君津市の内山緑地建設の育苗施設では、まず、研究者の方による苗木の育て方の座学がありまして、そのあと、参加ボランティアのみなさんは、実際の「ポッド苗づくり」に挑戦しました。
これを教えてくれたのは、グリーンナーセリー前田の葛西さんです。

みなさんの前に苗箱がありますが、ここにどんぐりを蒔くんですけど、このどんぐりは必ず縦にならないように横に寝かせて蒔いてください。そして、1.5cm〜2cm程度を目安として、あくまでもどんぐりが表に出てこないような量でかまいませんので、土をかぶせてください。
今日はこれで終わって水を打つんですけども、例えば寒いところですと、春先まで霜が降りることもあると思いますので、ここに敷き藁をして寒さからどんぐりを守ってあげる。暖かいとこだったらいいんですけども、寒いとこでやられる場合は被せ物をしたりして春先まで養生をしていただいて、春先に一本、二本芽が出てきたら、藁は取ってあげてください。


どんぐりは横に寝かせるんですね。そして大事なのは土のかぶせかたと土の量。
ポッドに5センチくらい土を入れて、その上にどんぐりを横に寝かせて蒔く。その上に1.5センチ〜2センチほど土をかぶせるということですね。
続いてポット苗の達人・西野さんによる どんぐりの育て方のお話です。
ポイントは空隙(くうげき)、つまり空気の入るスキマということなんですが、どういうことなんでしょうか。


植物の根は空気を必要とします。ですので、土の粒子が大中小この三つで組み合わせをします。そうすると、空隙率が土が4、水が3、空気が3という風に基本は考えてください。その用土を作るために赤土をベースに鹿沼土、腐葉土、ピートモスなんかをブレンドをすることでその適度な空隙を作ることができます。
今からみなさんに実践してもらいますけども、植木鉢を植えたらトントンとやりますよね。そうすると真ん中が固くなって水の抜け、空気の入りが悪くなりますので、絶対にやらないでください。トントンすることで押されて、水やりをすると真ん中が固くなってるので水はポットのへりしか通らなくなる。そうすると真ん中に芯には水が入ってないということになります。そうすると空洞化して根っこのすくない苗木になってしまいます。


これはつまり、森の長城プロジェクト副理事長、宮脇昭さんがおっしゃる「ほっこらほっこら」と土を盛るということですね。この講習会、本当に学ぶことが多い!

講習会の最後は西野さんの挨拶で終了しました。

午前中の座学に続きまして午後の実習大変お疲れ様でした。かなりの企業秘密が入っておりますので持ち帰って他言しないようにお願いしたいと思います(笑)
植物も人間と一緒で、酸素が必要だということを念頭に置いてください。
また、人間が暑いと感じる環境は植物にとっても暑いんです。ムシムシするなと思ったら、植物にとってもそうなんです。やはり蒸れるところには病気がくるし、やはり水はけがいいということが非常に重要かなという風に思います。
みなさんで作った苗を、今度は被災地に持ち寄っていただいて、また植樹祭でお会いできればと思っておりますので、今後ともご協力よろしくお願いいたします。
ではこれで終わりたいと思います。よろしくお願いします。



ポット苗育苗講習会、いかがだったでしょうか。
森の長城プロジェクト、来年も森づくり活動は続きます。おおまかな年間の予定をご紹介すると、
来年3/27 福島県南相馬市の植樹祭
5/28 岩沼市・千年希望の丘植樹祭
8/6 岩手県山田町植樹祭
そのほか、夏には草取りツアーがあったり、8月から11月にかけては、どんぐり拾いのイベント、そして12月には、今回ご紹介したポッド苗づくりの講習会を
予定しています。
興味のある方はぜひ森の長城プロジェクトのサイトをチェックしてください!


【今週の番組内でのオンエア曲】
・Shake It Off / Taylor Swift
・Jamaica song / Booker T. & The MG's

パーソナリティ

高橋万里恵
高橋万里恵

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