- 2018.01.07
小豆島の有機栽培のオリーブ農園4

瀬戸内海、小豆島からのレポート。年をまたいで続きをお届けします。
国内初の有機栽培によるオリーブづくりを成功させた、山田オリーブ園。こちらでは、正真正銘の小豆島産、国産のオリーブを使ったオリーブオイルの製造も手掛けています。
ということで今週は、山田オリーブ園のオリーブオイル作りのお話です。

◆柑橘系の香りのオリーブオイル
これはベルガモットの実をを丸ごとオリーブの実と一緒に絞って、ベルガモットの香りのするオリーブオイルを作っています。紅茶のアールグレイはベルガモットの香りを入れています。こういう柑橘系の香りの良いものと一緒にやることで、普通のオリーブオイルとはちょっと違う香りで楽しめるんです。熱を加えると香りが飛んでしまうので、基本はこのまま、サラダなどにかけて食べてもらうと香りが飛ばないんです。熱を加えると香りが飛んでしまうのでもったいない。
ベルガモットの他には、今年新しく畑で植えていたゆずなんかは、湯豆腐とかおでんの大根にかけるとすごく香りがして美味しいですよ。


山田オリーブ園では、ルッカ、ミッションという品種のオリーブを絞って作った、非加熱のエキストラバージンオイルを作っています。それに加えて、今回 食べ比べをさせてもらったのは、ベルガモット、ゆず、すだち、夏ミカン、レモンを一緒に絞って香りづけしたものです。
ちなみにゆずとすだちは、同じ瀬戸内海で有機栽培をしている農家さんの作ったものだそうです。ゆずのオリーブは、湯豆腐やおでんの大根にもあうんです!
ベルガモットなど柑橘類の香りづけをしたオリーブオイルは、色んなものにかけて試してみたい!という気持ちになっちゃいますね。 実際、このオリーブオイルを購入した人から、いろんなアイデアをもらうことも多いんだそうなんです。この日の取材では、オリーブオイルをかけたアイスクリームをいただいたのですが、とても美味しかったですよ!




◆日本ならではのオリーブオイルづくり
スペインやイタリアの人たちが何千年もの間続けてきたものとは違った、日本の風土に合った、日本人が楽しんでいけるものになっていけばと思っています。多分日本人はこういうものを次々考え出して楽しんでいく貪欲さがすごいあると思うんですよね。ここから広がっていったらいいですね。
お客さんからヒントをもらって、わさびがいいんじゃないかとか、生姜がいいぞとか、そういうのを聞いて畑で作って一緒に出してみる。そうするとすごいおいしいものができるかもしれない、自分が想像していないものができるというのは楽しいですよね。

山田オリーブ園山田典章さんのお話、いかがだったでしょうか。ポッドキャストでも取材の様子を詳しくご紹介していますので、こちらもぜひお聞きください!
先週から番組内でもお知らせしていました、お年玉プレゼントです!
●有機エキストラバージンオリーブオイル[ルッカ種]
●有機ベルガモットオリーブオイル
こちらを抽選でそれぞれ1名様にプレゼントします!


欲しい方はどちらのオリーブオイルがご希望かを書いて、住所・お名前・連絡先を忘れず、1/8 24:00までにこの番組のメッセージフォームにメッセージをお寄せください。
当選者は、番組サイトにて発表します。メッセージお待ちしています!
山田オリーブ園→http://www.organic-olive.com/
【今週の番組内でのオンエア曲】
・Somewhere Only We Know / KEANE
・All About That Bass (feat. Kate Davis) / Scott Bradlee's Postmodern Jukebox