きょうは、番組で継続的にお伝えしている、鎮守の森のプロジェクトの活動レポートをお届けします。
今回取材したのは、宮城県岩沼市にある「千年希望の丘」。
東日本大震災の津波被害を受けた海岸沿いに、森の防潮堤を作る取り組みで、2013年から、市を挙げての植樹活動が続いています。今回の植樹会場は、千年希望の丘の「藤曽根)公園」。台風12号が過ぎた翌日の9月26日(土)に行われました。
ただ、今回の植樹はこれまでのやり方とはちょっと違う形での開催となりました。
鎮守の森プロジェクトの水田和宏さんのお話です。

コロナのことがあって、今回は小規模ですが合計3000本を植えようと思っています。来年仕切り直したファイナル植樹祭を、こちらで10,000本、6月以降になると思うが予定しています。日本全国、世界でもいろんな方に集まっていただいて、ここが1番最後の場所になります。ここが完成して千年希望の丘の森が全て完成する、植えるのが完成する形なので、そういった記念のイベントにしたいと思っています。

岩沼の植樹イベントは本来、参加者は数百人、多いときは数千人・1万人規模で、各地からボランティアの方が集まるんですが、今回は、感染症対策として県内から個人のボランティアに限定。およそ30名の方が参加して行われました。
ただ、人数は少なかったものの、お一人お一人が、本当に気持ちを込めて植樹をしている姿が印象的でした。しかも、何度も参加している経験者も多く、活動が地域に根付いているなと感じました。



そして今回は、とても「特別な」苗木を植える企画もあったんです。鎮守の森のプロジェクトの植樹指導担当、 東京農業大学 西野文貴さんに伺いました。

実は今回植樹に際して、林野庁からいただいた種、スダジイやアカガシの種をいただいてそれを育てたものがあります。成長して約5年くらいですね。これは記念植樹として今回植樹をしていただこうと思います。今回は皇居からこのドングリが送られてきました。背景としては、海岸で被災したところで森づくりをしていく団体に対して、記念植樹として使ってくださいということで今回植樹することになっています。全部で4種類、タブノキ、えのき、アカガシ、スダジイの種をいただいたんですがタブノキは残念ながら発芽せずに、今回はスダジイとアカガシとえのき。この3つの苗を植えることになります。大きさ的には2メートルくらいあります。

実はこのスダジイは明治神宮の主役の木でもあります。明治神宮で下から上に大きな木を葉っぱを見上げた時に、黄金色に輝いている木があればそれはすべてスダジイです。20メートルくらいまで大きくなります。しかもこのどんぐりは食べられます。年配の方は椎の実と言っていた方がいらっしゃると思う。それはスダジイかコジイです。日本にはドングリが20種類あるのですが、その中で食べておいしい、アクが少ないのは4種類ぐらいしかありません。そのうちの1種類です。縄文遺跡とかからも出てくることもあるんです。味は栗に近い。栗と銀杏の間くらいですよ。



「これはシャリンバイといって、葉っぱが丸い植物で、きれいなピンク色のまるで車輪のような花が咲きます。葉が分厚いのは、海岸の塩に強い耐性を持つためなんです。」西野さん


今回は縄のかけ方も教わりました!

今週は、岩沼市・千年希望の丘で行われた、鎮守の森のプロジェクトによる植樹イベントの模様をお届けしました。
今回の植樹は、タブノキなど22種類、およそ3,000本を植えました。いまはまだ小さな苗木ですが、15〜20年で20mの大きな木になり、いのちを守る森の防潮堤になるということです。

今回の模様はポッドキャストでも聞くことができます。植樹の様子や、参加者の方の声もお届けします。こちらもぜひお聞きください。

【今週の番組内でのオンエア曲】
・Geronimo / Sheppard
・あなたが待ってる / THE BACK HORN

パーソナリティ

高橋万里恵
高橋万里恵

あなたからのメッセージ・ご意見をお待ちしております

各放送局の放送時間

  • JFNヒューマンコンシャス募金は鎮守の森のプロジェクトを応援しています。

ポッドキャスト

  • ポッドキャスト RSS
  • ※iTunesなどのPodcastingアプリケーションにドラッグ&ドロップしてください。
  • 鎮守の森のプロジェクト
  • EARTH & HUMAN CONSCIOUS
  • LOVE&HOPE〜ヒューマン・ケア・プロジェクト〜
  • AIG損保 ACTIVE CARE

PAGE TOP