JFN38局結んでお送りする『いのちの森 voice of forest』。
この番組は、「森の長城プロジェクト」をはじめ、全国に広がる植林活動や、自然保護の取り組みにスポットを当てるプログラムです。各分野の「森の賢人」たちの声に耳を傾け、森と共存する生き方を考えていきます。


今週は、先月行われた、『森は海の恋人・植樹祭』のレポートです。

宮城県・気仙沼市の牡蠣漁師・畠山重篤さんが中心となり、豊かな海を育てるための森作りを続ける団体・NPO法人「森は海の恋人」。彼らが主催する植樹祭は今年で25周年を迎えました。
今朝はその様子と、理事長・畠山さんのインタビューをご紹介します!

この「森は海の恋人」の取り組みは、いまでは小学校の全教科書に、中学校の国語の教科書にも掲載されています。そして今年の4月からは高校の英語の教科書にも森は海の恋人のことが掲載されることになりました。
森は海の恋人の英訳は、「The Sea is longing for the forest」
この英訳のヒントを与えてくれたのは、誰だかご存知でしょうか。

畠山さんによると、ヒントを与えてくださったのが皇后陛下美智子様なんだそうです。
「long forという熟語を使ったらどうですか」とご提言頂いたそう。

この「long for」という熟語は「愛している、好きだ」という意味もあるのですが、第一義的には「お慕い申し上げている」という言葉。森と海の関係は、森は海をお慕い申し上げているし、海は森をお慕い申し上げている、相思相愛の関係ですから、そういう想いもいだいて木を植えて欲しいと思っているとのことでした。


6月2日(日)の植樹祭、あつまった参加者はおよそ1400人。
気仙沼の湾に注ぐ「大川(おおかわ)」の上流にあるのが植樹会場。岩手県一関市の「ひこばえの森」です。

この日植樹されたのは、ミズナラ、トチ、ブナなど1500本。そしてこの25年間で植えられた広葉樹の数は およそ3万本。25年前に植樹された場所は、立派な森に育っています。

25年、四半世紀かけて3万本の広葉樹が植えられた森。その養分は川を伝い、気仙沼の海へそそぎ、海の生き物たちを育てています。

東日本大震災のあと、あっという間に海の生態系が戻ったことや、数年前から、川にウナギが戻ってきたことなどが、それを証明しているのではないでしょうか。
こうした結果を受け、昨年、国連から“森の英雄・フォレストヒーロー”にも選ばれた畠山さん。
植樹をはじめた当初は、こんな風に考えていたそうです。

◆木を植えるきっかけ
昭和30年、40年にかけて、気仙沼湾にいくと変な臭いがした。湾の奥になるほど水が赤くなる。夏は真っ赤。川の流域からもろもろが流れてきて海へ行く。養分過剰になり赤潮で赤くなっていた。牡蠣の養殖場で牡蠣がそれを吸い込む。・・・それを食べた牡蠣は蓄積して白い実が真っ赤になった。それに対して何ができるか。山の人が山に木を植えてもニュースにならないが、漁師が気を植えたらニュースになるのでは・・というイメージではじめた。科学的な裏付けは全くなかった。そしたら翌年に北大の先生と出会い、ちゃんとした根拠が明らかになってきた。とにかくやってみれば何かが起きる。行動してみないとわからないことがある


詳しくは、番組ポットキャストでお楽しみください!

パーソナリティ

高橋万里恵
高橋万里恵

あなたからのメッセージ・ご意見をお待ちしております

各放送局の放送時間

  • JFNヒューマンコンシャス募金は鎮守の森のプロジェクトを応援しています。

ポッドキャスト

  • ポッドキャスト RSS
  • ※iTunesなどのPodcastingアプリケーションにドラッグ&ドロップしてください。
  • 鎮守の森のプロジェクト
  • EARTH & HUMAN CONSCIOUS
  • LOVE&HOPE〜ヒューマン・ケア・プロジェクト〜
  • AIG損保 ACTIVE CARE

PAGE TOP