今週は、番組で継続してお伝えしている、
「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」のレポートです。



この取組は、東日本大震災で発生した震災ガレキを“活かして”
津波から命を守る「防潮堤を作ろう」というもの。
その、大事な行程の一つが、木を植えることです。
今回は10月6日(日)に、福島県・南相馬市で行われた、
植樹祭の模様をお届けします。

◯参加したボランティアの方の数はおよそ3,000人。
◯合計20,000本の苗木が、右田浜のキャンプ場跡地を
造成したマウンドに植樹されました。

この植樹祭を主催した、南相馬市 桜井市長は、南相馬市の計画を、こう話します。

「津波で亡くなられた方に対して、鎮魂と同時に彼等の命を無駄にしないため、
災害瓦礫や家屋を瓦礫と呼ぶのではなく、命を守る資材として活用しています。

植林した上で命を再生させるというプロジェクトに多くの方々が来たことは、我々としても力強い!

市民が一歩、前に向かって踏み出しているという意味では大きな歩みです。

人間の知恵は積み重なってきている。
今だけの解決ではなく、100年後、1000年後に対する我々の使命を考えた上で
それぞれの選択があるといいなと思います。」

今回の植樹祭も、震災と津波で発生した瓦礫を砕いた再生コンクリートと、
同じく震災で発生した土砂を利用して、高さ3メートル、
幅50メートル、長さ100メートルのマウンドが造られました。

このマウンドで、ボランティアの方々に植樹を指導したのは、
森の長城プロジェクト 副理事長で横浜国立大学名誉教授、
植物学者の宮脇昭さんです。



宮脇さんは変わらずパワフル。
今回の植樹祭も、もちろん
宮脇さんが長年 提唱する「潜在自然植生」の考え方に基づいて行われました。

植えられた樹木の種類は、タブの木やシイの木など、およそ15種類。
これらの木が、15年から20年かけて、命を守る森に育つことになります。

一方、南相馬市は、今後の植樹について
「関係機関と協議の上、進める予定」としています。

この活動は継続され、
将来的には19キロの森の防潮提を作る計画ということです。

植樹する木々は、地元の母樹から落ちるどんぐりを育ててつくった苗。
どんぐりから植樹できる苗まで育てるのに、2年ほど時間がかかるため、
苗作りを地元で行って欲しいと、
森の長城プロジェクトは考えています。

番組ポットキャストもお聞きくださいね!

パーソナリティ

高橋万里恵
高橋万里恵

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