今週も去年の台風15号からまもなく1年となる千葉県からのレポートです。
きょうは、富津市金谷にある一軒のカフェのお話。
お店の名前は「カフェえどもんず」。県外からもファンが通うほどの人気店なんですが、台風被害で現在は営業ができず、再建へ向けてようやく動き出したところ。
そんなカフェえどもんずのマスターのお話、お届けしたいと思います。

千葉県富津市、金谷漁港のすぐそばにある「カフェえどもんず」は、すぐそばに鋸山、そして富津の海が広がるロケーションにある古民家カフェです。
なんでも、60年前に、岐阜県の白川郷から移設された「合掌造り」の建物が空き家になっていたのを活用して、カフェを始めたのだそう。
その経緯を、カフェのマスター 青山清和さんに伺いました。


東日本大震災のとき、金谷の漁港にもお客様が全然来なくなっちゃって、ここの地主さん達が、津波の影響でお客さんが来ないから、コーヒーを入れるような場所があればということでこの古民家を貸していただいたんですね。

これが2012年のこと。そしてカフェえどもんずは、マスター青山さんの人柄ととびきり美味しいコーヒー、そして合掌造りの建物の雰囲気で、県外からも通い詰めるお客さんがいるほどの人気店になっていったんですね。
ところが。そんなカフェえどもんずも、去年相次いだ台風で大きな被害を受けてしまったんです。

屋根が全部飛んで全壊扱いになってしまって、店内も竜巻にまかれて美術品が2000点くらいぐちゃぐちゃになってしまいました。

なかにあるものは代々集めた300年前からの美術品で、2000点くらいあります。父親とおじいちゃんもその前も宮大工だったんですね。目黒の宮大工で、いろんな神社仏閣を見ている中で頂いたものもありました。父はコーヒーが好きで南国で農園も手伝うくらいでした。僕も小学校の6年くらいには手焙煎を庭でやりました。コーヒーの生の豆を網に乗せて手で、焙煎機は使わないんです。今じゃあたりまえですが当時は珍しかったんです。それでコーヒー器具は父も集め、僕もいろいろ集めました。今度新しくしたら磨いて並べてコーヒー美術館みたいに展示したいと思います。


〜台風で店内がぐちゃぐちゃになったのに諦めなかったのはどうしてですか?
焙煎機の置いてある土間が残ったんですよ。その焙煎機が完全に動きましたので、これは「やれ」ってことかなって思ったんです。

僕は焙煎が好きで、手焙煎を入れればもう50年やっていて、豆は店内に常に100〜200種類置いてあって、いつでもお客さんの注文で焼いてあげてるという体制をとっていたんですが、焙煎機だけは無事だったので、また焙煎に力を入れていこうかなと思ったんです。うちの支配人(美光さん)が折れずに動いている姿と、焙煎機がしっかり動いた。この2つで再建を決意したんです。


ということでカフェえどもんずは再建を目指すことになったんですが、なんと、お店のファンの方々が有志として集まり、クラウドファンディングを立ち上げて資金を調達。
今年7月に500万円という目標金額を達成しまして、いまは年内の復活を目指して、片付けなどが行われているところでした。


屋根はすでに新たなものが張られています。


「ポリポリ食べても新鮮だから美味しい。」というコーヒー豆。香りが良くてとてもおいしい!

カフェえどもんずのマスター青山清和さんのお話、来週も続きます。お楽しみに!

【今週の番組内でのオンエア曲】
・Songbird / Oasis
・Breakin' At The Cracks / Colbie Caillat

パーソナリティ

高橋万里恵
高橋万里恵

あなたからのメッセージ・ご意見をお待ちしております

各放送局の放送時間

  • JFNヒューマンコンシャス募金は鎮守の森のプロジェクトを応援しています。

ポッドキャスト

  • ポッドキャスト RSS
  • ※iTunesなどのPodcastingアプリケーションにドラッグ&ドロップしてください。
  • 鎮守の森のプロジェクト
  • EARTH & HUMAN CONSCIOUS
  • LOVE&HOPE〜ヒューマン・ケア・プロジェクト〜
  • AIG損保 ACTIVE CARE

PAGE TOP