TOKYO FM

38Stations SATURDAY 14:00-14:55

HOME

福山雅治 福のラジオ

TOKYOFM/JFN38 Stations Every Saturday 14:00-14:55

放送後記〜チェリー清水さんの後ろの席から〜

じいちゃん、ばあちゃんに“ごめんね”を・・・(9月15日放送分)

2018/09/19 update
敬老の日を前に、いつもの【ごめんね、母ちゃん】を、
おじいちゃん、おばあちゃんver.でお送りしました。

千葉県・こまきちゃん(18歳大学生)
私は、生まれてから今もおばあちゃん子で、
小さい頃のアルバムを見ても、
おばあちゃんとの2ショットがたくさんでした。
私は小学校3年生の時に、おばあちゃんの家に引っ越してきて、
3世代でワイワイ暮らしていました。
引越したての時は、毎晩おばあちゃんと一緒にお風呂に入って、
おばあちゃんと一緒にベッドで寝る生活を送っていて、
欲しいものがあれば何でも買ってくれたおばあちゃん。
そんなおばあちゃんと一緒に住み始めて約7年。
私が高校生になった時、
私が大好きだったおばあちゃんの優しさに、
だんだん嫌気がさしてきて、
「うるさい、ババア!」
と言ってしまいました。
それを聞いたおばあちゃんの顔が今でも忘れられません。
本当はそんな言葉を言うつもりじゃなかったのに、
口からポロっと出てしまい、後悔しています。
でも今では、笑い話にしてくれています。
そんなおばあちゃんは、70歳を超えて、
今でもパートのお仕事を頑張っています。
こまきのために、仕事してお金貯めてる
と言ってくれたときは、本当に涙が出そうでした。
こんなに孫を愛してくれる私の最愛のおばあちゃんが、私の自慢です。
私は大学進学で、一人暮らしをしているので、今久々に実家に帰省しています。
私が帰るまでに、沢山おばあちゃんとの楽しい思い出を作っていきたいと思います。
あの時はごめんね、おばあちゃん。


優しさにだんだんイライラしてくるって言うのは、
確かにありますよね。
何なんでしょう、あの感情って。

宮城県 こんすけ君(36)
ごめんね、じいちゃん。
今から16年前に他界した祖父に、
ずっと思っている感情です。
僕の母方の祖父は、大分県に住んでいました。
仙台で暮らしている僕にとっては、
結構遠くて、会いに行けても年に一回。
それでも、小さい頃から会えるのが楽しみでしたが、
僕が高校卒業後、アメリカの大学に進学してからは、
会いに行ける数もグンと減りました。
在学中、3年ぶりくらいに会った時、
祖父は体調を崩していて、すっかり痩せていました。
そして別れ際に、
これで会うのは最後。。
と言われました。僕は
え?何言ってんのじいちゃん、またすぐ帰ってくるよ。
と言ったんですが、祖父は、
アメリカは遠いし、無理するな。
 大分に来る金があったら、世界を見て周るように。

と言われました。
そして、本当に祖父に会ったのは、その時が最後になりました。
祖父は、実際余命を知っていたようで、数ヶ月後に手紙を貰いました。
多分、祖父からもらった初めての手紙でした。
こんなことが書いてありました。

俺の死に目には、来なくていいよ。
苦しいのを見られても、おじいちゃんは何も嬉しくないです。
アメリカは遠いから、葬式でも法事でも何でも、
都合のいい時にあとでゆっくり来たらいいよ。
そして、おじいちゃんの仏壇の前で酒を飲め。
孫になってくれてありがとう。沢山楽しかったよ。
元気で。


病院からエアメールで送ってくれていました。
あとでいとこから聞いたことには、
「孫は死ぬところを見なくていい」と言い、
僕以外の孫全員にも、具合が悪くなる前に手紙を送ってお別れ。
死に目は子供達だけにしか見せないで逝ったそうです。
僕は葬式にも行けませんでしたが、
帰国した時に、すぐ大分の祖母の家に行き、
仏壇の前で飲みました。
写真の笑顔を見たら、もう涙が止まらなかったです。
祖父のためにじゃなくて、
自分のために会いに来たら良かったと思いました。
何がごめんねの気持ちなのか分かりませんが、
仏壇の前で何回もごめんねと言っていました。
もう16年も経つんですけど、しっかりと覚えています。
多分ずっと覚えていると思います。
ごめんね、じいちゃん。
俺もいつか祖父のようなじいちゃんになろうと思っています。
まだ独身なんですけど。。


「ごめんね」って
何がごめんね何だろう。
「もっともっと色んなものを見て、成長しろよ!」
って言ってくれたことに対する、
「俺ってちゃんと成長できてんのかな、俺って」
っていうことに対する「ごめんね」なのかな。

こういうすごく立派な生き方をされるおじいさまなので、
自分らしく、こういう風に人生を締めたいという思いを
きちんと持っていらっしゃったと思うから、
そういう風に自分からアプローチしていったのかもしれませんね。
でも、どう
もちろん我々も、1日1分1秒、
寿命に向かって歩いているわけなんだけど、
そうは言いながらも、
自分が死ぬという実感からはまだ遥か遠いじゃないですか。
理屈ではわかっていても、
今はまだ冷静に考えられないよね。
まだ考える必要がないのかもしれないけど、
お孫さん一人一人に手紙を書くっていうような
気丈な精神にはまだなれないよね。
怖いじゃん、それって。
ギリギリまで足掻こうとすると思いますもん。
本当に立派な、そして素敵でかっこいいおじいさんだと思います。


  • mixiでシェアする
«Prev || 1 | 2 | 3 |...| 139 | 140 | 141 || Next»

Copyright © TOKYO FM Broadcasting Co., Ltd. All rights reserved.

Page TOP