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未来授業 第2回  川上浩司 Vol. 1363
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今週の講師は、京都大学デザイン学ユニット 特定教授、川上浩司さん。
川上さんの専門はシステム工学やデザイン学。道具や装置など「仕掛け」のデザインを専門としており、特に「不便益(ふべんえき)」の研究で知られています。
不便益とは、不便なのに得をする、不便だからこそ得られる効用のこと。

本来 工学やデザイン学は、人が便利になることを追求する学問のはずですが、なぜ、川上さんは「不便」を研究しているのでしょうか?
今週は、この「不便益」について、川上さんに伺っていきます。

未来授業2時間目。テーマは「バリアフリーではなく、バリアアリー」

川上浩司(かわかみ・ひろし)
1964年島根県生まれ。京都大学大学院工学研究科修了。博士(工学)。京都大学学際融合教育研究推進センターデザイン学ユニット特定教授。著書に『不便から生まれるデザイン』『不便益という発想~ごめんなさい、もしあなたがちょっとでも 行き詰まりを感じているなら、 不便をとり入れてみてはどうですか?』。