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未来授業 第4回  片渕須直 Vol. 1425
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「未来授業」今週は、アニメーション映画監督、片渕須直さんが、アニメ界の第一人者、故・高畑勲さんの仕事と素顔を振り返ります。
「アルプスの少女ハイジ」「火垂るの墓」「おもいでぽろぽろ」「かぐや姫の物語」。片渕監督は、高畑作品から多くの影響を受けたと言います。高畑さんのもとでアニメ制作を行った経験もあります。その時に学んだ“タカハタイズム”は、片渕監督のヒット作「この世界の片隅に」にも生かされています。

未来授業4時間目、テーマは『生活を描く、人間を描く』

◆片渕須直(カタブチ・スナオ)
アニメーション映画監督。1960年生まれ。日大芸術学部映画学科在学中から宮崎駿監督作品『名探偵ホームズ』に脚本家として参加。『魔女の宅急便』(89/宮崎駿監督)では演出補を務めた。T Vシリーズ『名犬ラッシー』(96)で監督デビュー。その後、長編『アリーテ姫』(01)を監督。TVシリーズ『BLACK LAGOON』(06)の監督・シリーズ構成・脚本。2009年には昭和30年代の山口県防府市に暮らす少女・新子の物語を描いた『マイマイ新子と千年の魔法』を監督。またNHKの復興支援ソング『花は咲く』のアニメ版(13/キャラクターデザイン:こうの史代)の監督を務める。広島と呉を舞台にした『この世界の片隅に』は異例のロングラン上映を達成している。