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寂聴さんの死に支度

瀬戸内寂聴さん 晩年のメッセージ  第3回未来授業 Vol.2177
Podcast
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2021年11月、作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが亡くなりました。
JAPAN FM NETWORKでは2007年からおよそ10年に渡って寂聴さんのラジオエッセイを放送しました。今週はその肉声を再構成してお届けしています。

高齢化がすすむ中「終りの活動=終活」という言葉もよく耳にするようになりました。寂聴さんは99歳、数えで100歳で旅立ちましたが、実は90歳を超えて「終活」を始めていました。

未来授業3時間目、テーマは『寂聴さんの死に支度』


◆瀬戸内寂聴(せとうち・じゃくちょう)
1922年、徳島県生まれ。東京女子大を卒業。 1957年「女子大生・曲愛玲」で新潮同人誌賞。1961年『田村俊子』で田村俊子賞。 1963年『夏の終わり』で女流文学賞を受賞。1973年に平泉中尊寺で得度、法名寂聴となる。 1992年『花に問え』で谷崎潤一郎賞。1996年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞。 2011年『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。1998年『源氏物語』現代語訳を完訳。2006年、文化勲章受章。 近著に「愛することばあなたへ」(光文社)『いのち』(講談社)『97歳の人生相談』(kindle版、講談社)など。