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砂漠の民、ラーハのある人生

ドキュメンタリーフォトグラファーに至る道と、シリア難民の今 小松由桂さん   第2回未来授業 Vol.2276
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今週の講師は、ドキュメンタリーフォトグラファー、小松由佳さん。
小松さんは2006年、23歳のとき、世界第二位のヒマラヤの高峰・K2に、日本人女性として初登頂して、植村直己冒険賞を受賞しました。その後、草原や砂漠など、厳しい自然の中で生きる人々の暮らしを、写真に収めるようになりました。
2012年からは、中東シリアの内戦や難民を取材しています。
初めてシリアを訪ねたのは、2008年。
ある一家との出会いが、小松さんの人生を大きく変えました。

未来授業2時間目、テーマは『砂漠の民、ラーハのある人生』

◆小松 由佳(こまつ・ゆか)
1982年秋田県生まれ。東海大学山岳部にて本格的な登山を学び、2006年、“世界で最も困難な山”と称される世界第2の高峰K2( 8611m / パキスタン )に日本人女性として初めて登頂。植村直己冒険賞受賞(2006年)。次第に、風土に根ざした人間の営みに惹かれ、草原や砂漠を旅しながらフォトグラファーに転向。2008年よりシリアを撮影するも、2011年からのシリア内戦で人々の境遇の変化を目撃し、2012年よりシリア内戦・難民を取材。近年は2人の子連れで「子連れパニック取材」を行っている。著書「人間の土地へ」(集英社インターナショナル)にて、第8回山本美香記念国際ジャーナリスト賞受賞。2022年、第11回モンベル・チャレンジ・アワード受賞。シリア人のお夫と二人の子供と東京都在住。公益社団法人 日本写真家協会会員。
公式サイト:http://yukakomatsu.jp/