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マンガの原作化という甘い罠

未来授業 第3回 ブルボン小林 Vol. 1560
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「未来授業」。今週の講師はコラムニストのブルボン小林さん。
最新刊の『ザ・マンガホニャララ 21世紀の漫画論』では、マンガの魅力を、さまざまな目線で分析、紹介しています。紙でマンガが読まれていた時代、多くの人が、長い時間にわたって、作品の魅力を共有するという現象がみられました。いわゆる“定番”とか、“マスターピース”と言われる作品の誕生です。
さらに、マンガの面白さを、より広く知らしめるエンターテインメント、アニメーションが一般化したことにより、この動きは加速します。力を持つようになった原作としてのマンガは、どんな変化を遂げていくことになるのでしょうか。

未来授業3時間目、テーマは 『マンガの原作化という甘い罠』。

まずはあの国民的作品が、いま置かれている状況です。

ブルボン小林(ぶるぼん・こばやし)
1972年生まれ。「なるべく取材せず、洞察を頼りに」がモットーのコラムニスト。2000年「めるまがWebつくろー」の「ブルボン小林の未端通信」でデビュー。現在は「朝日新聞」夕刊(関東、九州、北海道)、「週刊文春」、「女性自身」などで連載。小学館漫画賞選考委員。著書に「ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ」(ちくま文庫)、「増補版ぐっとくる題名」(中公文庫)、「ゲームホニャララ」(エンターブレイン)、「マンガホニャララ」(文春文庫)、「マンガホニャララ ロワイヤル」(文藝春秋)など。
新刊『ザ・マンガホニャララ 21世紀の漫画論』は、クラーケンより発売中。
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