コラム 一覧へ戻る

源氏物語に挑む

角田光代 第1回 未来授業 Vol. 1792
Podcast
0:00/0:00

今週の講師は作家、角田光代さんです。
2005年「対岸の彼女」で直木賞を受賞。その後も「八日目の蝉」や「紙の月」など、数々の作品を発表してきました。
そんな角田さんがおよそ5年の歳月をかけて取り取り組んだのが、「源氏物語」の現代語訳。
これまで、与謝野晶子や谷崎潤一郎など、数々の文学者が翻訳を手掛けた、古典文学の名作です。
話を持ち掛けたのは、作家の池澤夏樹(いけざわ・なつき)さん。
角田さんにとっては大先輩。憧れの文学者でした。

未来授業1時間目、テーマは『 源氏物語に挑む 』



◆角田光代(かくたみつよ)
1967年、神奈川県生まれ。
90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞し、デビュー。
96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、
2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、
05年『対岸の彼女』で直木賞、
06年「ロック母」で川端康成文学賞、
07年『八日目の蝉』で中央口論文芸賞を受賞。
11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、
12年『紙の月』で柴田錬三郎賞、
『かなたの子』で泉鏡花文学賞、
14年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞を受賞。
「源氏物語」の現代語訳は河出書房新社から発売中(池澤夏樹=個人編集 日本文学全集05)。
下巻は2月25日に発売。
http://www.kawade.co.jp/nihon_bungaku_zenshu/