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声を上げられる社会をつくる

「アフターコロナ、復興格差と若者の未来」湯浅誠さん 第3回 未来授業 Vol. 1876
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今週の講師は、社会活動家、東京大学特任教授、湯浅誠さんです。
湯浅さんは長年、格差や貧困問題に携わってきました。
2008年、リーマンショックの際は「年越し派遣村・村長」として生活困窮者をサポート。
現在は「子どもの貧困」の解消に取り組んでいます。

生きづらさを感じている人、理不尽な社会的慣習に苦しんでいる人が、「声を上げやすい社会をつくること」。
これが、湯浅さんの一つの目標です。

未来授業3時間目、
テーマは…
『声を上げられる社会をつくる』



◆湯浅 誠 (Makoto YUASA)
社会活動家。
東京大学先端科学技術研究センター特任教授。
全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長。
https://musubie.org/news/1394/

1969年東京都生まれ。
東京大学法学部卒。
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。
1990年代よりホームレス支援に従事し、2009年から足掛け3年間内閣府参与に就任。
内閣官房社会的包摂推進室長、震災ボランティア連携室長など。
政策決定の現場に携わったことで、官民協働とともに、日本社会を前に進めるために民主主義の成熟が重要と痛感する。
2014〜2019年まで法政大学教授。
主な著書『子どもが増えた! 人口増・税収増の自治体経営』(光文社新書)
『「なんとかする」子どもの貧困』(角川新書)
『ヒーローを待っていても世界は変わらない』(朝日新聞出版)
『反貧困』(岩波新書)