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関わり続けたい町をめざす

若者の未来を示す羅針盤 まるオフィス 加藤拓馬さん   第3回未来授業 Vol.2217
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宮城県気仙沼市の一般社団法人「まるオフィス」。今週の講師・加藤拓馬さんが代表理事を務めるこの団体は、中高生向けの教育プログラムと移住促進事業で、気仙沼の町づくり・課題解決に取り組んでいます。

加藤さんはもともと、中高生のための漁師体験を企画して、漁師の担い手不足という課題解決を目指していたと言います。そんななか加藤さんが気づいたことは、後継者の育成よりも、将来の選択肢を増やすことが結果として地元に関わる若者を増やすことになる。「漁師の担い手をあえて育てない」という教育の形。そこに込められた思いとはどんなものなのでしょうか。

未来授業3時間目。テーマは 「関わり続けたい町をめざす」


◆加藤拓馬(かとう・たくま)
社会教育士/一般社団法人まるオフィス 代表理事(https://maru-office.com/)
兵庫県出身。大学在学中に中国やエジプトのハンセン病回復村を回り、2011年、卒業と同時に東日本大震災の被災地・宮城県気仙沼市へ新卒無職移住。漁師まちの復興支援活動を経て、2015年に一般社団法人まるオフィスを起業。地元の中高生と漁に出る体験プログラムを始める。現在は「地元の課題を学びに変える」をミッションに、探究学習を通して中高生のアクションを応援している。気仙沼市探究学習コーディネーター。1989年生まれ。早稲田大学卒。