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連合赤軍 元兵士の2022年

"2022 年に考える連合赤軍"ライター深笛義也さん   第2回未来授業 Vol.2228
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今から50年前 1972年2月28日。あさま山荘事件は、人質の無事確保と、立てこもっていた5人の逮捕で幕を閉じました。しかし、逮捕された彼らの供述から、総括という名の下に、12名の命が失われた「山岳ベース事件」が発覚、ふたたび日本中に衝撃を与えることになります。捕らえられた連合赤軍メンバーのうち、ナンバーワンの森恒夫は、拘置所内で自らの命をたち、ナンバーツーの永田洋子は、2011年に病死。坂口弘死刑囚は東京拘置所、無期懲役判決を受けた吉野雅邦受刑者は千葉刑務所で服役中です。今週の講師・深笛義也さんは、「総括リンチ事件」の真相、逮捕者17人 死者12人の実像とその後の人生を、元連合赤軍メンバーに取材。今年2月に「2022年の連合赤軍〜50年後に語られたそれぞれの真実」という本にまとめました。日本中を震撼させた事件に関わった人たちは50年後の今、どのような思いを持っているのでしょうか。
未来授業2時間目、テーマは『連合赤軍 元兵士の2022年』。


◆深笛義也 (フカブエヨシナリ) 1959年東京生まれ。横浜市内で育つ。10代後半から20代後半まで、現地に居住するなどして、成田空港反対闘争を支援する。所属していたセクトの独善に嫌気がさして決別。30代からライターになり、「週刊新潮」の連載『黒い報告書』などを執筆。著書に『エロか? 革命か? それが問題だ!』(鹿砦社)、『女性死刑囚 十四人の黒い履歴書』(鹿砦社)、『労働貴族』(鹿砦社)、『罠 埼玉愛犬家殺人事件は日本犯罪史上最大級の大量殺人だ』(サイゾー)がある。『罠』を原作とした「実録ドラマ 3つの取調室 ~埼玉愛犬家連続殺人事件~」(フジテレビ系)が、2020年10月、水野美紀、鶴見辰吾、内山理名、内田朝陽らが演じて放映された。