ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : スポーツ

乗馬

2013.06.08

第10話 乗馬

人類の歴史は「乗馬」とともにあった
第10話 乗馬
便利カーで時代を行き来してると思うんだけど、つい200年前、18世紀に鉄道や自動車を発明するまで、人類が2000年以上にわたって移動手段として頼りにしてきたのが馬だったんだよな。だから人類は馬を操るための技術や道具に様々な工夫を凝らして、今ではそれを娯楽やスポーツに昇華させた。それが「乗馬」だ。

そもそも人間と馬の関わりは文明の発祥以前からあったんだ。旧石器時代、人類が狩猟で暮らしていた頃、馬は狩猟の対象だった。でも人類が文明を生み出し、家畜を飼うようになって、従順な馬は人類の重要なパートナーになっていく。ただし最初の頃は馬に乗る技術も道具もなかったから、馬といえば馬車だったけどな。

馬の背に人が乗るための道具を発明したのは紀元前500年頃、黒海周辺に栄えた遊牧騎馬民族のスキタイ人だ。スキタイ人は馬に乗った時、足を引っかける輪っか(鐙/あぶみ)を発明し、巧みな騎兵たちで勇名を馳せる。その様子は人気漫画『ヒストリエ』にも描かれているぞ。

しかし紀元前3世紀半ば、スキタイ人は鉄製の鐙とより高度な馬術を持ったサルマタイ人によって滅ぼされてしまう。そしてそのサルマタイ人がローマ帝国によってブリテン島へと派遣され、そこで馬術を伝えた。これが発展して後のヨーロッパ式馬術「ブリティッシュ馬術」になっていく。そういえば2004年の映画『キング・アーサー』では、円卓の騎士ランスロットがそのサルマタイ人の1人という設定だったな。

現在は馬術の世界にその「ブリティッシュ馬術」と「ウエスタン馬術」の2つの流派がある。ウエスタン馬術はその名の通り、19世紀、西部開拓時代のアメリカでカウボーイたちが発展させた馬術だ。馬上からロープを投げるために発達した馬を片手で操る技術もさることながら、あの独特のファッションが貴族的な雰囲気のブリティッシュ馬術とはあまりに対極的だよな。

こうして何千年も人類の友でありつづけた馬を、便利な道具が発明されたからと忘れ去ってしまうのはあまりに惜しいとは思わないか? いや、そんな大げさな話よりも、なにより馬と一体になって走るのは気持ちがいいんだ。その愉しさを語ってくれる人たちを紹介するから、ぜひ話を聞いてみてくれ。 Here we go!
ONAIR LIST
3'17" / Route 66 / George Maharis
12'54" / The Great White Horse / Buck Owens With Susan Raye
32'14" / Wild Horses / Daniel Letterle
43'51" / Wild Horses / Garth Brooks
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