ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : カルチャー

アナログレコード

2015.05.23

第112話 アナログレコード

「レコード」は人類史に残る偉大な発明だった!
第112話 アナログレコード
今、アナログレコードが世界的なブームだ。国際レコード産業連盟の統計によると、2014年のアナログレコードの売上は世界で3億4680万ドルと前年比54.7%増。日本国内も前年比81.4%増という人気ぶりだ。ウチも4月にこのガレージでディスコ・バーティーをやった時に、ガレージの奥から古いレコードがたくさん出てきたし、今日はデジタル世代のシンイチに「アナログレコード」の良さを教えてやろう!

歴史を紐解けば、人類が音を記録できるようになったのは19世紀の半ばだった。つまりそれまで音楽といえば生演奏しかなかったわけだ。最初に音を記録できる機械を作ったのはフランス人の技師、エドアード・レオン・スコットという男だった。スコットは煤を付けた紙をシリンダーに巻き付け、そこに針で音のデータを記録する「フォノトグラフ」という機械を発明した。ただし彼が作ったのは音を記録する機械だけで、再生する装置はなかったからあまり役に立たなかったが。

そして1877年にかの発明王、トーマス・エジソンが音の記録と再生を可能にした蓄音機を発明する。エジソンの蓄音機はスコットのフォノトグラフと同じ原理だが、紙の代わりに金属のスズを薄く伸ばしたものを記録媒体に使い、刻まれた溝を針でなぞることによって記録された音を再生することを可能にしたんだ。ちなみにエジソンが蓄音機の発表会のために録音したのは有名な童謡「メリーさんの羊」の歌詞だった。革命的な発明を、あのいかにも童謡らしい歌詞でプレゼンテーションされた記者たちの微妙な顔といったらなかったぞ。

そしてエジソンが蓄音機を発明した10年後、1887年にアメリカのエミール・ベルリナーという発明家が円盤形の記録媒体を開発する。その「グラモフォン」こそが現在のアナログレコードの原型だ。もともとベル研究所で働いていたベルリナーは独自の研究をするために独立し、1895年に「ベルリーナ・グラモフォン」という会社を設立した。この会社がRCAレコードやEMIの母体になったから、ベルリナーは現在の音楽産業の父と言ってもいいだろう。

さてと、俺の秘蔵のアナログレコードから何をシンイチに聴かせてやるかな。ジョン・コルトレーンの《セイ・イット》とか、バド・パウエルの《クレオパトラの夢》とか、シンイチに分かるかな? うーん、その前に詳しい人に話を聞いて、アナログレコードの価値から勉強させた方が良さそうだ。それじゃ今週もちょっと出かけようか。 Here we go!
ONAIR LIST
3'46" / Route 66 / George Maharis
11'37" / Hey Baby / Curtis Mayfield
30'59" / 恋する渚 / 美樹克彦
33'35" / 勝手にしやがれ / 志茂田景樹
35'12" / チャーミー・ダンス / 嶋大輔
37'42" / マジンガーZ(英語版) / ささきいさお
46'40" / ペッパー警部 / ピンク・レディー
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