ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : グルメ

カレー

2015.06.13

第114話 カレー

かの海○雄山は「カレー」とは何かと問いかけた
第114話 カレー
お、どこからかいい匂いが漂ってくるな……どうやらご近所さんの晩御飯はカレーのようだ。ちょっと悔しかったのでこっちでも「ハイテク味覚再現香料装置」を使って最高においしいカレーの匂いを漂わせてみたんだが、むしろお腹がぐぅぐぅ鳴り始めて失敗だった。ここはやっぱり、ちゃんとおいしい《カレー》を作らないとな!

しかし、かの海○雄山も言った通り「カレーとはなにか?」という問いかけは非常に奥が深い。なにせカレーの本場といえばインドだが、実はインドにカレーと呼ばれる料理は存在しなかったからだ。たとえばヨーグルトやナッツのペーストを使ったマイルドな煮込み料理は「コルマ」だし、ラム肉とトマトの煮込みは「ローガンジュシュ」。こんな風に料理によってそれぞれ個別の名前で呼ばれていたんだ。

ところが16世紀になってヨーロッパ人がインドへ進出して来た際、香辛料を使ったインドの煮込み料理を母国で紹介するにあたって、十把一絡げに「カレー」と呼ぶ。これは南インドで「汁」を意味する「Kari」という言葉をそのまま使ったという説が有力だ。そしてその言葉が世界中に広まったので、インドの人たちも自分たちの料理をカレーと呼ぶようになったんだ。そのあたり、インド人ってかなり頭が柔らかいよな。

カレーのレシピをイギリスに持ち帰ったのは、英領インドのベンガルで初代総督を務めたウォーレン・ヘースティングズだ。ヘースティングズが持ち帰ったのは稲作が盛んなベンガル地方のレシピだったので、イギリスではカレーは米と一緒に食べるものと考えられるようになった。それが後に日本に紹介されて「カレーライス」になり、今では日本の国民食になっているんだから、歴史というのは偶然と巡り合わせの積み重ねだよな。

ヘースティングズはもうひとつ重要なモノをイギリスに持ち帰っている。それが「ガラムマサラ」だ。これはシナモン、グローブ、ナツメグなどを混ぜたミックススパイスだが、このガラムマサラを参考にクロス・アンド・ブラックウェル社が開発した商品が「カレーパウダー」、つまりカレー粉だった。何種類ものスパイスを調合する手間を省ける便利な調味料が登場したことでカレーは世界中へ普及したんだ。

といった次第で、インドのカレーが本場なのはもちろんのこと、欧風カレーだって世界にカレーを普及させた立役者だし、独自の進化を遂げた日本やタイのカレーだって大勢のファンがいる。今日はそんな世界中で愛されるカレーをとことん研究するぞ。Here we go!
ONAIR LIST
3'50" / Route 66 / George Maharis
13'25" / Miss You Being Gone / The Band Perry
35'20" / Priscilla / Miranda Lambert
42'59" / Save It For A Rainy Day / Kenny Chesney
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