ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : カルチャー

熱帯魚

2015.07.25

第120話 熱帯魚

古代ローマ人も「熱帯魚」を飼っていた?!
第120話 熱帯魚
この週末は台風12号の影響で南から暖かい風が日本列島に吹き込んで、全国的に今年一番の暑さになるらしい。ぶっちゃけ最近の日本の暑さは赤道直下レベルだ。暑い暑いと文句を言っても気温が下がるわけじゃなし、ここはひとつ、逆に熱帯の気分を満喫してみないか。そう、アクアリウムで「熱帯魚」を飼うんだ!

ちなみに水槽で観賞用の魚を飼う習慣はとても古く、西暦79年に火山の噴火で埋もれた古代ローマの街、ポンペイの遺跡にも大理石の水槽《アクアリオ》が残っている。それから中国でも5世紀の南北朝時代には金魚を飼っていたな。それくらい昔から人類は観賞用の魚を部屋の中で飼っていたんだ。

ただ、昔は今のようなブクブク(水槽用のエアーポンプ)も水の濾過装置もヒーターもなかったから、魚を長生きさせるのは難しかった。その辺りの技術が飛躍的に進歩したのが19世紀だ。フランス人生物学者のジャネット・ポウェルは1830年頃に、イタリアのシチリア島で採集した貴重な海洋生物を酸素や新鮮な水を頻繁に供給して生きたまま持ち帰ることに成功している。これがアクアリウムの発明だと言う人もいるくらい画期的な工夫だった。

またこの時代、透明な板ガラスが一般的に普及したのも大きかった。もともとガラスは古代エジプトやメソポタミアの時代から利用されてきた古い素材だが、今のような透明な板ガラスを大量生産できるようになったのが1830年代だったんだ。1851年の第1回ロンドン万博ではその板ガラスを多用した「水晶宮(クリスタルパレス)」が建造され、さらにその水晶宮の中でガラス張りの魚の水槽が展示されて大評判になっている。

そして1854年、イギリスの自然学者フィリップ・ヘンリー・ゴスが『アクアリウム』という本を出版して、イギリスで熱帯魚ブームが巻き起こる。ゴスは水槽の中で魚と水草を一緒に育てることで、魚が出す二酸化炭素で水草に光合成させ、光合成で生まれる酸素で魚に呼吸させる「水槽の中の循環型生態系」を提唱した。その光景をガラスの水槽ごしに眺めるなんて、いかにも産業革命まっただ中のイギリスらしい癒やしブームだよな。

さてと、ウチの水槽では何を飼おうかな……やっぱり基本はネオンテトラとグッピーかな?「熱帯魚の女王」ことエンゼルフィッシュも悪くない。でも「熱帯魚の王様」ことディスカスは飼育が難しいって聞くな……うーん、悩んでしまう。ちょっと詳しい人に話を聞いてみるか。Here we go!
ONAIR LIST
3'33" / Route 66 / George Maharis
12'32" / Perfume de Verao / Bianca Rossini
35'33" / A Voz Do Morro / Fernando Holz
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