ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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トウガラシ

2016.08.13

第175話 トウガラシ

「唐辛子」の歴史を巡る旅に出発!
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第175話 トウガラシ
昔から「暑いときには辛い料理」と言われるが、その理由はいろいろある。ひとつは汗をかいて体温を下げること。それから夏バテで弱った胃腸の血流を良くして食欲を増進すること。そして何より、俺みたいな辛いモノ好きが単に食べたいからだ! そこで今日は《トウガラシ》の歴史と魅力をたっぷりとお届けしよう。

トウガラシの原産は中南米で、メキシコでは大昔からトウガラシを香辛料として使っていた。それが世界に広まるきっかけとなったのが1492年のコロンブスによる新大陸の発見だ。コロンブスはインドのコショウを求めてはるばる大西洋を越え、さらに太平洋も越えてアジアにたどり着こうとしたんだが、その行く手を阻んだのが南北のアメリカ大陸だった。そりゃまあそうなるよな。

しかしコロンブスはそうとは知らず「ついに我々はインドにたどり着いた!」と思い込んでしまう。それでアメリカ大陸の先住民族がインディアン(インド人)と呼ばれたり、カリブ海の島々が西インド諸島と呼ばれたりするようになったわけだ。そしてコロンブスはそこで見かけた赤くて辛い香辛料も「きっとコショウの一種に違いない」と思い込み、ヨーロッパに持ち帰って「Red Pepper(赤いコショウ)」と紹介したんだ。

その後、トウガラシは大航海時代に乗って瞬く間に世界へと広まっていき、新大陸の発見からわずか50年後の1542年には日本へ伝わっている。ポルトガル人の宣教師が豊後国の大友宗麟にトウガラシの種を献上したんだ。だが初めてトウガラシを食べた日本人の多くが「辛すぎっ!こんなの食べものじゃない!」と思ったのは仕方のないところだろう。それで当初、トウガラシは観賞用や足袋の先端に入れる霜焼け止め、戦場で燃やす化学兵器(?)などとして使われることが多かった。

しかし江戸時代初期の1625年(寛永2年)、東日本橋の薬研堀で漢方薬の研究をしていた中島徳右衛門が、トウガラシに様々な香辛料を配合した「七味唐辛子」を開発する。これが江戸の町で大ブームを巻き起こし、トウガラシは日本でもスタンダードな香辛料になったんだ。ちなみに中島徳右衛門の店「やげん堀」は、今でも浅草新仲見世で続いていているぞ。

さて、今日はトウガラシを効かせた辛い料理を食べようと思うんだが、元祖のメキシコ料理はもちろん、インドのカレー、中国の四川料理、韓国のキムチ、さらにはトウガラシを野菜としてモリモリ食べるブータン料理など、今では世界中にトウガラシを使った料理がある。どんな食べ方がおすすめか、辛い物好きな人に会って話を聞いてみよう。Here we go!
ONAIR LIST
3'32" / Route 66 / George Maharis
12'36" / Que Lastima / Oscar D'Leon
31'51" / No Me Queda Mas / Tito Nieves
42'37" / Eso Esta Conmigo / Johnny Rivera
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