ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : カルチャー

手帳

2016.12.03

第191話 手帳

貴方にピッタリの手帳がきっと見つかる!
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第191話 手帳
手帳メーカーの高橋書店が12月1日の「手帳の日」に発表している《手帳の中身を覗いてみたい有名人》のアンケート結果によると、今年の1位は孫正義だったそうだ。でも俺の手帳の方が絶対におもしろいぞ。なにせ「楊貴妃とカラオケ」なんて予定から「次元転送装置の新アイデア」なんてメモまで、地球人に見せるわけにはいかない内容だらけだからな。ただ、俺が時空を超えるスケジュールの管理に苦労しているのも事実だ。そこで今日は一番便利な「手帳」を探しに行こう!

人類が手帳を使うようになったのは、昔からでもあり、最近になってからでもある。たとえば『枕草子』の《草子》は綴じてある紙の束という意味だが、そこに何も書かれていなくても草子と呼ばれた。ようするにメモ帳やノートだな。さらに鎌倉時代には携帯用の筆と墨のセット「矢立」も発明されている。こんな風に出先や屋外でメモを取るための道具はけっこう昔から揃っていて、日本ではそのメモ帳が「手帳」と呼ばれていたんだ。

だがメモ帳と手帳には決定的な違いがある。その違いを生んだのが世界最古の手帳メーカー「Letts(レッツ)」だ。1812年、ロンドンで文具商を営んでいたレッツ社の創業者ジョン・レッツは、ビジネスユーザーの要望に応えて《カレンダー付き日記帳》を開発した。これが現代的な手帳の始まりだとされている。やっぱり日付で区切られてこその手帳だよな。世界で最初の手帳を大ヒットさせたレッツ社は、今でも高級手帳の代名詞として世界中のビジネスマンの憧れの的になっている。

その手帳を日本へ伝えたのが福澤諭吉だ。1862年、幕府の遣欧使節団の通訳としてヨーロッパに渡った福澤諭吉は、パリの文具店で手帳を購入し、現地で見聞きしたことを片っ端からメモした。これが日本人が現代的な手帳を使った最初だと言われている。福澤諭吉の手帳は今でも残っているが、日本語のみならず英語、フランス語、オランダ語、ドイツ語、ポルトガル語、ロシア語などなど、世界中の言葉でメモをしているあたりは、さすが日本を代表する知性だったというべきだろう。

今では「能率手帳」のようは正統派のビジネス手帳から、「ほぼ日手帳」のような自由な使い方ができる手帳、さらに「天文手帳」「鉄道手帳」「歴史手帳」のようなマニアックな手帳まで、様々な手帳が発売されている。どの手帳が使いやすいか、もしくはどの手帳がおもしろいか、詳しい人に会って教えてもらおう。Here we go!
ONAIR LIST
4'27" / Route 66 / George Maharis
14'17" / Day In Day Out / Bobby Caldwell
33'01" / Too Marvelous For Words / John Pizzarelli
41'34" / Nobody Else But Me / Hilary Kole
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