ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : カルチャー

サンタクロース

2016.12.24

第194話 サンタクロース

「サンタに願いを、三太にも願いを?」
第194話 サンタクロース
今日はクリスマス・イブ。イブイブじゃない、マサト・イブでもない、正真正銘のクリスマス・イブだ。こんな日が土曜日だなんて、シンイチはツイてるよな。ウチのガレージで開催するパーティーに参加すれば、クリぼっちを嘆く必要もない。ここはひとつ、宇宙人の俺がシンイチのために「サンタクロース」のかわりを務めてやろう!

それじゃ、まずは裃を着て、腰には刀、あとはこのカツラをかぶって……え、それはサンタじゃなくて殿様だ? いいんだよ、これが日本の由緒正しいサンタクロースなんだから。日本にサンタクロースが伝わったのは明治になってから。当時、外国人居留地だった築地には教会が作った女学校があってな。明治7年にその女学校で行われたクリスマスパーティーで日本初のサンタクロースが登場したんだが、それがこんな格好だったんだ。まだまだ日本が西洋文化を手探りで吸収していた頃の話だな。

明治も半ばを過ぎると各地に教会ができて、クリスマスに『さんたくろう』という物語が神父さんによって語られるようになる。このお話は雪の中で倒れていた旅人を子供が助けると、後にその旅人が恩返しにプレゼントを持ってきてくれるという、おおむね『笠地蔵』のような内容だ。しかしこの物語には最後に意外なオチが付いている。ちょっとその部分を引用しようか。

「五平は行李の紐を解いて、中から種々なモノを取り出しました。それには洋服もあれば靴もある、紙鳶もあれば独楽もある、書物もあれば絵本もある、五平はすっかり取り出して峰一が枕もとに所狭までに並べまして、それに1枚の紙を付けて置きましたが、それにはこう書いてありました。
——よく神様の教えを守り、お父さんを助けて、旅人の命を助けたり。誠に感心な子でありますから、この贈り物を上げます。北国の老爺 三太九郎

現代人にとってはサンタクロースを「三太九郎」と書くのは下手な冗談にしか思えないが、当時はサンタクロースという人名が知られていなかったら、むりやり人名っぽい漢字を当てはめたんだろう。この『さんたくろう』は国会図書館がネットで公開しているから、興味があったら見てみるといい。表紙のイラストがサンタのようでもあり、中国の仙人のようでもあり、なかなか味わい深いぞ。

さて、実は今日は本物のサンタさんがパーティーに参加してくれることになっているから、実際にどんな活動をしているのか、詳しい話を聞いてみるとしようか。ファンタジーじゃなくて、ボランティアで本当にサンタクロースをやってる人だぞ。それじゃMerry Christmas & Here we go!
ONAIR LIST
3'18" / Route 66 / George Maharis
12'15" / Santa Claus Is Coming To Town/ Michael Buble
21'28" / Jolly Old St. Nicholas / Ray Conniff
36'25" / クレイジーのクリスマス/ クレイジーキャッツ
38'22" / 赤鼻のトナカイ / 泉谷しげる
41'11" / きよしこの夜 / 岡浩也
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