ピートのふしぎなガレージ

  • facebook
  • twitter
  • google+
エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : カルチャー

時計

2017.02.04

第200話 時計

正確な時に挑んだ「時計」の歴史
第200話 時計
あれ? ガレージの時計がちょっと狂ってるな。自作のセシウム原子時計だから1000万年に1秒も狂わないはずなのに、明らかに俺の腹時計と2時間ほどずれている。うーむ、これは故障したかな? 今日は便利カーで出かけて新しい《時計》を買いに行くとするか!

さて、いつの時代の時計を買いに行こうか。古代エジプトだとまだ日時計だから却下。夜になると使えないし、アラーム機能もないからな。ただ、日時計は歴史的にかなり正確な時計だった。というのも1日とは地球の自転周期のことを指す。それを24で割ったのが1時間だし、1時間を60で割ったのが1分。つまり日時計はちゃんと日が差しさえすれば、これ以上正確な時計はなかったんだ。

アラーム付き時計なら古代ギリシャのクレプシドラって手もあるな。これは滴る水滴で時間を計る水時計の一種なんだが、哲学者のプラトンが溢れた水の力で金属球を落として時刻を報せる工夫をした。これを使って寮の学生たちが起床していたなんて逸話もあるから、いわば世界初の目覚まし時計だ。水時計も意外に正確なもので、人類は機械式時計が登場するまで1000年くらい普通に水時計を使っていたんだぞ。

機械式時計が登場したのは13世紀の後半、中世ヨーロッパだ。当初の機械式時計は少々精度に欠け、1日に1時間くらいは平気でずれた。そんな機械式時計に革命を起こしたのが、ガリレオ・ガリレイが発見した「振り子の等時性」だ。オランダの学者クリスチャン・ホイヘンスはこの法則を時計に応用して、1656年に振り子時計を発明。ホイヘンスの時計は1日で数分の誤差だったが、それでも従来の10倍以上の精度だった。

さらに20世紀になると、地球の自転周期にごくわずかな変動があることが分かる。つまり地球の自転周期を86400(24時間×60分×60秒)で割ったのが1秒だとすると、日によって1秒の長さが微妙に変わってしまうんだ。そこで1967年に国際度量衡委員会が、従来の1秒におおよそ合う「セシウム原子が91億9263万1770回振動する時間」を1秒と定めた。これを計るセシウム原子時計は3000万年に1秒しかずれないすごい時計なんだぞ。

とはいえ、実際はわざわざ原子時計を使わなくても、電波やネットワークで正確な時刻に同期できる時計があるからな。せっかくだから今日はその道の専門家に会って、ギミックのおもしろい時計や雰囲気を愉しめる時計をいろいろ教えてもらうとしよう。Here we go!
ONAIR LIST
3'53" / Route 66 / George Maharis
11'01" / Just In Time / Tony Bennett & Michael Buble
31'02" / Estrela Guia (Grand Father's Clock) / Cris & Menescal
39'56" / Cuckoo In The Clock / Bobby Troup
  • mixiでシェアする

JFN37局ネット

FM愛媛、FM長崎は18時~、FM青森は19時~放送

AIR-G'(FM北海道)・FM青森・FM岩手・Date fm(FM仙台)・FM秋田・FM山形・ふくしまFM・TOKYO FM・FM栃木
FM-NIIGATA・FM長野・K-mix・FMとやま・FM石川・FM福井・@FM(FM AICHI)・FM GIFU・FM三重・FM滋賀
FM OSAKA・Kiss FM KOBE・FM山陰・FM岡山HIROSHIMA FM・FM山口・FM香川・FM愛媛・FM徳島 FM高知
FM FUKUOKA・FM佐賀FM長崎・FM熊本 FM大分・FM宮崎・FM鹿児島・FM沖縄