ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : グルメ

はちみつ

2017.03.18

第206話 はちみつ

はちみつの歴史は人類の歴史
第206話 はちみつ
イギリスには「はちみつの歴史は人類の歴史」という古いことわざがある。そんな大げさな……と思うかもしれないが、紀元前6000年頃のスペインの壁画には野生のミツバチの巣からはちみつを採取している人が描かれているくらいだ。この頃はまだサトウキビを煮詰めて砂糖を作る技術もなかったから、甘いはちみつは古代人にとってハチに刺されるリスクを冒しても手に入れたい魅惑的なものだったんだろう。

紀元前2600年頃のエジプトの壁画には早くもミツバチの巣箱を人間が作って養蜂する様子が描かれている。メキシコの古代マヤ文明でも固有種のハリナシミツバチを使った養蜂が盛んに行われていたし、日本だって『日本書紀』に《来日した百済の太子が大和三輪山で養蜂をした》なんて書かれているくらいだ。どうだ、「はちみつの歴史は人類の歴史」は大げさでも何でもないだろ?

こんな風に養蜂、つまり畜産の一種としてはちみつを生産することは大昔から行われてきたが、その生産量はなかなか向上しなかった。というのも昔は巣箱にミツバチの巣を作らせるところまでは良いが、はちみつを収穫するためには巣を壊すしかなかったからだ。もちろん再び巣を作ってもらうために巣の1/3くらいは残したが、そのぶん収穫は減るし、巣が再建されるまで収穫できなかったしな。

そんな養蜂に革命が起こったのが19世紀の半ばだった。1851年、アメリカの養蜂家ラングストロスが巣箱の中に何枚もの巣枠を並べた現代でもおなじみの養蜂箱を開発する。さらに1865年、オーストリアで軍人をしていたフルシュカ大佐が遠心分離機を使ってはちみつを採取する方法を考案。巣を壊さないままはちみつを採取できるようになったおかげで、蜜蝋がはちみつに混ざって味が落ちることもなくなったし、ミツバチへの負担が軽減されて収穫量も格段に増えた。これが近代養蜂の始まりとされている。

現在、全世界のはちみつ生産量は年間120万トン程と推測されている。はちみつは花の蜜をミツバチが集めた天然物だから、地域や場所、それから季節によって味も見た目も様々だ。世の中にはどんなはちみつがあって、どれがおすすめか、どんな食べ方がおいしいか、今日は詳しい人に会ってはちみつ授業をしてもらうとしよう。Here we go!
ONAIR LIST
3'57" / Route 66 / George Maharis
11'56" / Too Marvelous For Words / John Pizzarelli
36'54" / Honeysuckle Rose / Keiko Lee
44'21" / I'm Hip / Janet Seidel
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