ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : グルメ

和菓子

2017.06.24

第220話 和菓子

甘くて美しい和菓子の世界を堪能する!
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第220話 和菓子
宇宙人の俺が地球の中でも日本に住むようになった理由は3つある。ひとつめは食がうまいこと。しかも、うまいだけじゃなくて《和菓子》の美しさなんて世界でもちょっと類を見ない繊細さだ。今日はそんな甘くて美しい和菓子を求めて、時空を超える旅に出かけよう。え、他の2つの理由が気になる? ふたつめはナイショ。みっつめは極秘だ!

さて、和菓子といってもいろいろあるが、基本的に和菓子という言葉は明治時代に欧米から洋菓子が入ってきた時、従来のお菓子を区別するために生まれた言葉だった。だから戦国時代にポルトガル人が伝えてその後に独自の進化を遂げたカステラ金平糖も和菓子に分類されている。ただし、羊羹をカステラで挟んだシベリアは明治後期の発明なので、和菓子と呼ぶかどうかは微妙なラインだな。

さらに縄文クッキーというお菓子もあった。これは大正時代に発売された縄文式土器のような形のクッキー……ではなく、本当に縄文人たちが食べていたクッキーだ。ドングリやクルミ、栗、木の実などを粉にして、練って丸めて石の上で焼いたもので、これこそが最古の和菓子と言って良いだろう。ただし砂糖が日本に伝わる前だから、クッキーと言ってもちっとも甘くなかったが。

和菓子が甘くなったのは奈良時代。遣唐使が「唐菓子(からくだもの)」と呼ばれた菓子を持ち帰ったんだ。これは米粉に甘葛(あまかずら)という甘味料を加えて練り、油で揚げたお菓子で、かりんとうのルーツとも言われている。砂糖の伝来もこの頃で、この時代からスイーツのめくるめく甘美な世界が日本でも始まったんだ。

時は下って16世紀、室町時代になると大陸との貿易が拡大し、砂糖の輸入量もかなり増える。そんな時代に発明された和菓子が羊羹だ。もともと羊羹は中国で羊の肉を使ったスープのことだった。ところが日本の禅寺では肉食が禁じられていてな。そこで羊肉のかわりに小豆を使い、甘く味付けしたのが和菓子としての羊羹の始まりだった。だから羊羹には「羊」という文字が入っているんだぞ。

その後、江戸時代には琉球で砂糖の生産が始まり、戦争のない平和な時代を背景に全国各地で様々な和菓子が作られていった。現在ではお彼岸のぼた餅おはぎをはじめ、四季折々の和菓子が我々を愉しませてくれる。これからの季節にはどんな和菓子があるのか、和菓子に目がない人たちに会って教えてもらおう。Here we go!
ONAIR LIST
3'27" / Route 66 / George Maharis
10'59" / Eu Preciso De Voce / Ramon Leal
32'31" / Mushi Mushi / Marcos Valle
43'01" / Samba do Grande Amor / Joyce
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