ピートのふしぎなガレージ

  • facebook
  • twitter
  • google+
エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : グルメ

麦茶

2017.07.08

第222話 麦茶

日本の冷蔵庫に麦茶が入っている割合は?
ポッドキャストを聴く
第222話 麦茶
日本の夏といえば麦茶だ! 昨年のとある調査結果によれば、夏に家庭で冷蔵庫に常備している飲み物の1位は「麦茶」で、その割合は実に74%。牛乳の35%、炭酸飲料の31%、天然水の26%、緑茶の19%などを引き離してダントツの1位だそうだ。そんな日本の夏になくてはならない飲み物「麦茶」について、今日は改めて詳しく調べてみよう。

麦茶は大麦を炒って煮出した飲み物だが、大麦って現代ではあまり馴染みがないよな。同じ麦でも、パンやパスタ、うどん、お好み焼き、パンケーキなんかでお馴染みの小麦に対して、大麦はビール、味噌、醤油なんかの原料としては利用されてはいるけど、穀物として大麦そのものを食べる機会はあまり多くない。

しかし大麦は小麦よりも低温や乾燥に強いので、かつては世界各地で主食として食べられていた。日本だって主食は米というイメージがあるが、戦前までは米よりも大麦の比率が高い麦飯をみんな食べていたしな。それで古代ギリシャのヒポクラテスは大麦を煎じて飲む薬について記しているし、日本でも平安時代の貴族や戦国時代の武将が麦焦がしと呼ばれた麦茶を大いに飲んでいたんだ。

江戸時代になると麦茶は麦湯と呼ばれ、街角の屋台「麦湯売り」が大いに人気を博した。現代風に言えば、オープンテラスのカフェか立ち飲みのバルでコーヒーを1杯って感覚かな。さらに麦湯専門の店「麦湯店」も現れて、10代の可愛い女の子が麦湯を出していた様子が『寛天見聞記』に記されている。こちらはメイドカフェの元祖と言っても良いだろう。

そして麦茶に革命が起こったのが昭和38年。東京五輪の前年のこの年、高度成長期で日本の家庭に冷蔵庫が爆発的に普及していく中、常陸屋本舗が初のティーバッグ麦茶を発売したんだ。さらに2年後の昭和40年には、石垣食品が水出し用のティーバッグ麦茶を発売。こうして麦茶は日本の夏に欠かせない風物詩となっていった。

そういえば昭和の頃は田舎のじーちゃんばーちゃんの家に行くと、麦茶に砂糖を入れていたところが多かったんだが、最近はすっかり見かけなくなったよな。まあ、コーヒーや紅茶に砂糖を入れるなら、麦茶に砂糖を入れちゃいけないって決まりはないだろう。でも今日は詳しい人に会って、麦茶のおいしい飲み方や種類をちゃんと勉強しておこう。Here we go!
ONAIR LIST
4'08" / Route 66 / George Maharis
12'07" / Guarulhos Cha Cha Cha / Joyce Moreno
31'39" / When I Fell In Love / Sergio Mendes
42'53" / NOVAS IDEIAS / Bebel Gilberto
  • mixiでシェアする

JFN37局ネット

FM愛媛、FM長崎は18時~、FM青森は19時~放送

AIR-G'(FM北海道)・FM青森・FM岩手・Date fm(FM仙台)・FM秋田・FM山形・ふくしまFM・TOKYO FM・FM栃木
FM-NIIGATA・FM長野・K-mix・FMとやま・FM石川・FM福井・@FM(FM AICHI)・FM GIFU・FM三重・FM滋賀
FM OSAKA・Kiss FM KOBE・FM山陰・FM岡山HIROSHIMA FM・FM山口・FM香川・FM愛媛・FM徳島 FM高知
FM FUKUOKA・FM佐賀FM長崎・FM熊本 FM大分・FM宮崎・FM鹿児島・FM沖縄