ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : アウトドア , グルメ

薪火料理

2017.11.11

第240話 薪火料理

人類の進化は火を使った料理のおかげ?
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第240話 薪火料理
最近、薪を燃やした火で作る薪火(まきび)料理が人気らしい。都市部だと焚き火の煙がご近所の迷惑になっちゃうってことで条例で禁止されたりしているしな。なかなか気軽に焚き火もできないから、野趣に溢れる薪火料理が新鮮に感じるのかもな。今日は宇宙の最先端技術を使って、ご近所に迷惑が掛からないよう《薪火料理》に挑戦しよう!

それにしても「薪を燃やした火」って、あらゆる火の中でもっとも原始的だよな。今はガスや石油、石炭、ロウソクの蝋(ろう)など様々な燃料があるが、人類の祖先がはじめて遭遇した火は山火事、つまり木が燃えているところだったからな。今から100万年ほど前、アフリカ大陸の東側では熱帯雨林が衰退し、乾燥地帯が広がりつつあった。そして赤道直下のニアムラギラ火山が噴火して、よく山火事が起こっていたんだ。その頃、アフリカにいたのがホモ・エレクトスという原人だ。

ホモ・エレクトスは以前のピテカントロプス・エレクトスって呼び方の方がなじみのある人も多いかもな。そのホモ・エレクトスは山火事で焼け死んだ動物の肉を食べて、生よりも火で焼いた肉の方がおいしいことに気付く。そしてまだ燃えている木の枝を持ち帰り、肉や野菜を調理するようになったんだ。 79万年前にイスラエル北部へ進出したホモ・エレクトスたちの遺跡からは火打ち石まで発見されているんだぞ。

そして30万年前、地球にミンデル氷期と呼ばれる氷河期が訪れ、アフリカに現生人類の直接の祖先、ホモ・サピエンスが現れる。彼らは暖を取るために洞窟の中で火を焚いたが、それは暗い洞窟の中で貴重な灯りであり、どう猛なサーベルタイガーを追い払うための武器でもあった。そして何より火があれば様々な食材を焼いて食べることができたんだ。こうして火の力で氷河期を乗り越えたホモ・サピエンスは、6万年前頃からアフリカを出て世界中に広がっていった。

現在の人類があるのは薪火のおかげと言っても過言ではない。リチャード・ランガムという霊長類行動生態学の権威は「人類は知能が発達したから火を使うようになったのではない、火を使った料理によって消化器官を簡略化できたから人間は脳が発達したのだ」と主張しているくらいだ。今日は薪火料理に詳しい人に会って、おいしい薪火料理を教えてもらおう。そして俺たちも進化しようじゃないか。Here we go!
ONAIR LIST
9'17" / On Fire Tonight / Little Big Town
13'12" / Route 66 / George Maharis
35'44" / Sounded Good At The Time / Lady Antebellum
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