ピートのふしぎなガレージ

  • facebook
  • twitter
  • google+
エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : カルチャー

日本のクリスマス

2017.12.23

第246話 日本のクリスマス

ハッピーすぎた?!日本のクリスマス
ポッドキャストを聴く
第246話 日本のクリスマス
明日、12月24日はクリスマス・イブ。本来はイエス・キリストの降誕を祝うキリスト教のお祭りだが、日本では単純に年末のイベントとして愉しまれている。家に神棚と仏壇が両方あったり、教会で結婚式をしてお寺で葬式をする日本らしいといえば日本らしい大らかさだよな。今日はそんな《日本のクリスマス》の歴史を辿ってみよう!

日本のクリスマスは、もちろん1549年のキリスト教の伝来から始まった。しかし豊臣秀吉がキリスト教を禁止し、徳川幕府もその政策を受け継いだため、明治になるまで日本では公にはクリスマスが行われなくなってしまう。それが解禁されるのは明治維新後の1873年(明治6年)に出された「キリシタン放還令」からだ。この年から改めて日本のクリスマスが始まった。

1910年(明治43年)には帝国ホテルで大々的なクリスマスパーティーが開かれているんだが、入り口のベルボーイはサンタの格好で、宴会場には大きなクリスマスツリーが飾られた。ただしステージでは太神楽、かっぽれ、義太夫といった和風の芸人が登場したりして、このあたりから日本のクリスマスはどんどん怪しくなっていったんだ。

その後、年末のお祭りとしてすっかり日本で定着したクリスマスだったが、1938年(昭和13年)に国家総動員法が成立してから戦争が終わるまではいったん途絶えてしまう。そして終戦後にアメリカの占領下でクリスマスは復活するんだが、今度は完全な馬鹿騒ぎだった。酔っ払いが暴れるわ、警察が出動するわの大騒ぎで……近年のハロウィンよりも酷かったと言えば伝わるかな?

そのブームは1960年代前半で収まり、20年間は家族と家で静かに祝うホーム・クリスマスが主流になった。ところが1980年代になって好景気になると、今度は若いカップルが高級レストランで過ごすバブル・クリスマスの時代になる。今でも「クリスマスはカップルでロマンチックな一時を」みたいな雰囲気があるのはこの時代の名残だ。

バブルが崩壊すると、今度は未婚率の上昇に伴ってひとり暮らしの若者が増え、家族ではなく友達と過ごすクリスマスが増えて現在に至っている。でも「友達と鍋パーティー」って、それは単なる忘年会と何が違うんだ? これから日本のクリスマスはどうなっていくのか、今日は詳しい人に歴史を伺いつつ、その未来を想像してみよう。それでは、Merry Christmas!
ONAIR LIST
3'08" / Route 66 / George Maharis
13'22" / It's Beginning To Look A Lot Like Christmas / Harry Connick
35'25" / Santa Baby / Michael Buble
  • mixiでシェアする

JFN37局ネット

FM愛媛、FM長崎は18時~、FM青森は19時~放送

AIR-G'(FM北海道)・FM青森・FM岩手・Date fm(FM仙台)・FM秋田・FM山形・ふくしまFM・TOKYO FM・FM栃木
FM-NIIGATA・FM長野・K-mix・FMとやま・FM石川・FM福井・@FM(FM AICHI)・FM GIFU・FM三重・FM滋賀
FM OSAKA・Kiss FM KOBE・FM山陰・FM岡山HIROSHIMA FM・FM山口・FM香川・FM愛媛・FM徳島 FM高知
FM FUKUOKA・FM佐賀FM長崎・FM熊本 FM大分・FM宮崎・FM鹿児島・FM沖縄