ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : 旅・観光

熱海

2018.01.27

第251話 熱海

将軍も文豪も新婚さんも愛した熱海の温泉
第251話 熱海
今週は最強クラスの寒波が到来。寒さに震えた人も多かったんじゃないか? こんな時はやっぱり温泉だな。そして、いま注目の温泉と言えば《熱海》だ! 昭和の終わり頃には国内で一番イケてない観光地だった熱海が、現在はなぜか超人気スポットになっている。その復活の秘密を探るべく、今日は熱海を紹介しよう!

熱海は古くから温泉の地として知られてきた。なにせ古墳時代の仁賢天皇の頃に「海中から熱湯が湧き出た」という言い伝えがあるくらいだ。奈良時代にも同じことが起こって、大量の煮魚(?)が浮いてきたという伝承が残っている。それで「熱海」という地名になって、全国的に知られるようになったんだ。

そんな熱海の温泉をこよなく愛したひとりが徳川家康だ。健康マニアだった家康は1604年に17日間も逗留し、病気療養中の吉川広家にもお見舞いとして熱海から温泉の湯を運ばせた。その縁で熱海はすっかり将軍家御用達の温泉となり、年に数回、温泉の湯を樽に詰めて江戸城まで運ぶ「お汲湯」が盛んに行われたんだ。8代将軍の徳川吉宗なんて8年間で3643個の樽を運ばせているぞ。そんなに好きならもう住めよ、熱海に。

明治以降は多くの文豪が熱海を訪れ、数々の名作を書いている。たとえば尾崎紅葉の『金色夜叉』は、許嫁のお宮に裏切られたと思った貫一が、熱海の浜辺で彼女を蹴り飛ばし、月を見上げて「来年の今月今夜のこの月を、僕の涙で曇らせてみせる」と言う名シーンで有名だな。この作品、大正元年から昭和29年の42年間で実に24回も映画化されているぞ。

それから太宰治の『走れメロス』も、熱海の旅館で遊びまくってお金を使い果たした太宰治が、友人を残して東京に戻り、お金を工面することになった時に思いついた作品だと言われている。太宰は走るどころか東京でのんびり将棋を指しているところを友人に見つかって「待つ身が辛いかね、待たせる身が辛いかね」と言い放ったそうだが。

昭和になると、熱海は新婚旅行社員旅行の定番として大勢の観光客で賑わった。しかし高度成長期を経て新婚旅行はハワイなどの海外が主流になり、バブル以降は社員旅行そのものがあまり行われなくなる。こうして熱海は寂れていった……のだが、本当にここ数年で熱海の人気が再燃しているらしい。今日は熱海に住んでいる人に会って、その理由を聞いてみよう。Here we go!
ONAIR LIST
3'19" / Route 66 / George Maharis
13'31" / I Got You / Thompson Square
32'14" / I Cloud Get Used To This Lovin' Thing / Alan Jackson
40'59" / We Were Us / Keith Urban Feat. Miranda Lambert
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