ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : カルチャー

ラジオ

2018.03.24

第259話 ラジオ

古そうで新しい、でもちょっと懐かしい「ラジオ」
第259話 ラジオ
「アー、アー、聞こえますか。」これは1925年3月22日に東京放送局(現在のNHK)が流した、日本のラジオ放送の第一声だ。それから93年、約1世紀にわたってラジオは時代を伝え続けてきた。そんな《ラジオ》の歴史と魅力を今日はお届けしよう!

今でこそアナログで単純な機器と思われてるラジオだけど、その発明はけっこう大変だった。最初に無線通信を実現したのはイタリア人の発明家、グリエルモ・マルコーニだ。マルコーニはドイツのハインリヒ・ヘルツが証明した電波の存在に興味を持ち、1895年に1.5kmの無線通信に成功。そして1901年には大西洋を隔てたカナダとイギリス、実に3200kmもの距離でモールス信号の無線通信を実現したんだ。その原理をちゃんと理解しようと思ったら、大学レベルの物理や数学が必要かな。

マルコーニの発明に刺激を受けて、音声の無線通信に取り組んだのがエジソンの研究所出身のカナダ人、レジナルド・フェッセンデンだ。フェッセンデンは1900年に1.5kmの距離を無線通信し、音声を送ることに成功。さらに改良を重ね、1906年のクリスマスイブに世界初のラジオ放送を行った。その時、フェッセンデンはみずからメッセージを読んで、歌も披露したから、彼はラジオの発明者であると同時に、世界初のラジオDJだったとも言えるな。

その後、世界各地で実験的なラジオ放送が行われ、ラジオは新しい娯楽として爆発的に普及していく。そんな中で起こった事件が1938年のラジオドラマ『火星人襲来』だ。これはH.G.ウェルズのSF小説『宇宙戦争』のラジオドラマ化だが、名優オーソン・ウェルズの演技が真に迫っていた上に、「番組の途中ですが緊急ニュースです」という当時としては斬新すぎる演出を挟んだこともあってな。放送を聞いた人が本当に火星人が攻めてきたと思い込んで、各地でパニックが起きてしまったんだ。今でも語り継がれる伝説のラジオ番組だよ。

21世紀になった今、従来のラジオ受信機に加えて、「radiko」「ドコデモFM」のようなアプリの登場によって、スマホでもラジオを聴けるようになった。ラジオを取り巻く環境が変わっていく中で、今日はラジオの魅力とその未来について、その道の専門家に話を聞いてみよう。Here we go!
ONAIR LIST
3'00" / Route 66 / George Maharis
14'38" / They All Laughed / Stacey Kent
39'26" / Yesterday Once More / Nicki Parrott
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