ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : アウトドア , カルチャー

凧揚げ

2018.05.12

第266話 凧揚げ

秘密兵器の「凧」を揚げる!
第266話 凧揚げ
大空は太古の昔から人類の憧れだった。その憧れに手軽に近づけるのが「凧」だ。ドローンもおもしろいけど、国交省に申請が必要だったり、機械がそれなりのお値段だったりで、ややハードルが高い。その点、凧なら小学生でも遊べるしな。この週末はクルマでちょっと遠出して、河川敷や大きな公園で凧を揚げよう!

凧の歴史はけっこう古くて、紀元前400〜300年頃に世界のあちこちで発明されたと考えられている。と言っても5世紀の中国あたりでは、のんきに凧揚げを愉しんでいたわけではなく、合戦で遠くにいる仲間に合図するために使う秘密兵器だったけどな。当時、敵に見破られないよう鳥に似せた形や色をしていたことから、凧は「紙鳶(しえん)」と呼ばれた。もっとも現代では「紙鳶」で「たこ」とも読み、難読漢字問題の定番になっているぞ。

日本では江戸時代に凧が庶民の遊びとして広まった。1640年代には凧が原因で喧嘩が起きたり、落ちた凧に当たって怪我をする人が出るくらいの大ブームになり、幕府から禁止令も出ている。そして実はこの頃、凧はその形がイカに似ていることから「いかのぼり」と呼ばれていたんだ。それがお上に禁止されたので「これはイカじゃありません、タコです」と言い始めたのが「凧」という呼び方の始まりだったという説もある(その他には大阪のイカに対抗して江戸っ子がタコと呼んだという説も)。

さらに時代は下って1940年代、凧は意外な活用のされ方をした。第二次世界大戦の真っ最中、アメリカ海軍中佐のポール・ガーバーが、菱形の凧を2本の糸で巧みに操る技術を開発。凧を敵の戦闘機に見立てて射撃訓練をする「ターゲット・カイト」を実用化したんだ。空をジグザグに飛んだり、8の字を描くように飛んだり、複雑な動きを可能にしたこの技術が、現在のスポーツカイトに繋がっているぞ。

70年代に爆発的なブームになった「ゲイラカイト」はNASAで開発されたロガロ翼を応用した非常に揚げやすい凧だし、2001年に技術者の伊藤利朗が開発した「バイオカイト」は流体力学や航空機力学の応用で1000mも揚げることが可能だ。また、ドローンのかわりに凧を使う空撮「カイトフォト」も昔から根強い人気がある。いろんな愉しみ方のある凧の魅力を、今日は詳しい人に会って教えてもらおう。Here we go!
ONAIR LIST
3'11" / Route 66 / George Maharis
13'23" / One Note Samba / John Pizzarelli
33'12" / Outra Vez / Nara Leao
43'41" / Nao Muda. Nao / Joyce
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