ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : 旅・観光

観光列車

2018.08.25

第281話 観光列車

「観光列車」の車窓から見える景色
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第281話 観光列車
近年、観光振興や地域活性化において注目を集めているのが観光列車だ。ローカル鉄道だからこそできる大胆な企画に挑戦し、地域が一体となって盛り上げる観光列車は、鉄道ファンのみならず旅行好きなファミリーやカップルにも好評を博している。今日はそんな《観光列車》の魅力と歴史を紹介しよう!

たとえば観光列車の典型がSL(蒸気機関車)だ。煙をモクモクを上げながら走るSLは、かつて鉄道と文明開化の象徴だった。しかしやがてSLはディーゼル機関車や電気機関車(電車)に取って代わられ、1976年3月には国鉄がSLを全面的に廃止してしまう。そんな消えゆくSLを惜しんで、静岡の大井川鐵道が同年の7月から運行を始めたのがSL「かわね路号」だった。今も大井川鐵道はSLを年間300日以上も運行し、全国から集まるファンを楽しませているぞ。

1984年には高知の四万十川沿いを走る予土線で、日本初のトロッコ列車「清流しまんと号」が運行されている。採掘した石炭や鉱石を運ぶ無蓋貨車(トロッコ)に、簡単な座席とテントのような屋根を付けただけのトロッコ列車は、当時の国鉄職員たちが乗客に四万十川の風景を楽しんでもらおうと考えた工夫だった。開放感たっぷりのトロッコ列車もまた、今では観光列車の定番として全国各地で運行されている。

さらに近年は観光地のローカル線のみならず、都市圏から観光地へ人を運ぶ観光列車も走っている。その先駆けとなったのが、1985年から静岡の伊豆急行が運行を始めた伊豆急2100系、またの名を「リゾート21」だ。この観光列車は海側の座席を窓に向けて、大きな窓の外に広がる景色を眺めながら旅を楽しめる工夫がなされていた。そんな観光列車が東京駅と伊豆急下田駅を結ぶ「リゾート踊り子号」として大勢の人々を伊豆へと運んだんだ。

かつて旅において鉄道は、(一部の鉄ちゃんを除けば)基本的に移動の手段でしかなかった。しかし今や、観光列車に乗ること自体が旅の目的になっている。北海道の「くしろ湿原ノロッコ号」から、鹿児島の「おれんじ食堂」まで、各地で様々な観光列車が運行されているから、今日は詳しい人に会って、おすすめの観光列車と、その見どころを聞いてみよう。そして「観光列車に乗るための旅」に出かけよう。Here we go!
ONAIR LIST
4'06" / Route 66 / George Maharis
12'34" / Breakfast On The Morning Tram / Stacey Kent
30'26" / The Galaxy Express 999 / Platina Jazz
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