ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

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カテゴリー : グルメ

B級ご当地グルメ

2013.10.26

第30話 B級ご当地グルメ

真の和食は「B級ご当地グルメ」にあり!
第30話 B級ご当地グルメ
和食がユネスコの世界遺産に登録されるんだって? めでたいと言えばめでたい話だけど、和食ってどこまでを和食と言うんだろうな。そりゃ料亭の芸術的な日本料理や、寿司・天ぷらなんかの伝統料理は和食中の和食だろう。だけど、お好み焼きやカツ丼だって立派な日本オリジナルの料理だ。そして俺も含めてみんなが好きなのは、ぶっちゃけ後者の日常的に愉しめる味だ。だから俺は日本全国の「B級ご当地グルメ」も世界遺産に登録すべきだと考えている!

たとえば千葉県の勝浦市には「タンタンメン」がある。一般的に担々麺と言えば、ゴマをたっぷり使った白いスープに、肉味噌をのせたラーメンの一種(これ自体も1960年代に日本における四川料理の父・陳健民が本場中国の汁なし担々麺を日本向けにアレンジしたモノ)だ。しかし勝浦では陳健民に先駆け、戦後間もない頃に醤油ラーメンをラー油で真っ赤にした独自のタンタンメンが考え出された。この辛ーいタンタンメンは海で仕事をした人たちが冷えた体を温めるのに重宝がられ、今でも多くのお店で人気メニューとして提供されている。

秋田県の横手市なら「焼きそば」が有名だな。こっちも考え出されたのは戦後だ。屋台でお好み焼き屋を営んでいた萩原安治という人が、お好み焼きに代わる新商品を作ろうと製麺業者と試行錯誤して、普通の焼きそばに使われる細くて縮れた蒸し麺とは違う、太くて真っ直ぐなゆで麺を作ったのが最初だ。この新しい焼きそばは、値段の安さとレシピの簡単さであっという間に横手市内に広まり、一時はこの焼きそばを販売する店が横手市内に100店もあったほどだ。

福井県の敦賀市には「パリ丼」もあるぞ。これはソースカツ丼のメンチカツ版だが、そのルーツはなんと大正時代だ。明治時代、日本人がヨーロッパに渡るにはインド洋航路で40日もかかった。しかし1904年にシベリア鉄道が開通し、敦賀からウラジオストックに船で渡って鉄道でロシアを横断すると、パリまでわずか12日で行けるようになる。それで敦賀は日本屈指の国際港となり、当時は新橋から敦賀まで欧亜国際連絡列車という列車が走ったほどだった。そんな敦賀が華やかりし時代に地元の食堂で考え出された一品がパリ丼だったんだ。

こんなその土地々々でしか味わえない庶民の味が、日本全国には星の数ほど存在する。そして地元の人はその味が当たり前だと思っているから、なかなかそのユニークさに気がつきにくい。今日はそんな「B級ご当地グルメ」を愛してやまない人に、お気に入りの一品を教えてもらおう。そしてその地域に行く機会があったら、ぜひ一度その味を確かめてみてくれ。 Here we go!
ONAIR LIST
5'41" / Route 66 / George Maharis
15'23" / Peace, Love And Happiness / G.Love & Special Sauce
36'39" / Evaporated / Tristan Prettyman
44'28" / Cupid / Jack Johnson
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