ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : カルチャー

帽子

2018.12.01

第295話 帽子

時代によって変わる「帽子」の形
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第295話 帽子
宇宙人の俺にとって、帽子は欠かせないアイテムだ。何かに驚いた拍子にトサカが出てしまうことがあるからな。いざという時のため、いつも便利カーのトランクにトサカを隠すための帽子を入れてある。ただ、麦わら帽子じゃ「あの宇宙人、いい年して海賊気取りなのかしら?」と思われそうだしな。今日は俺にピッタリな《帽子》を探しに、時空を超える旅に出かけよう!

人類は原始時代から頭を守ったり防寒のために、布や毛皮を使ったかぶり物を利用してきた。ただ、それらは帽子と言うよりは頭巾とかフードに近い。広いツバのついた、いわゆる帽子らしい帽子が登場したのは紀元前5世紀頃の古代ギリシャとされている。古代ギリシャ人たちは日よけのために麦わら帽子に似た「ペタソス」をかぶって畑仕事をしていたんだ。

そんな実用一辺倒だった帽子がファッションアイテムとして花開いたのはルネサンス期のヨーロッパだった。たとえば15世紀のフランスでは、まるで三角コーンのようなトンガリ帽子「エナン」が貴婦人たちの間で大流行。中には高さ1mに近い帽子もあって、屋敷の中であちこちにぶつかってしまうため、屋敷の方を改築したなんて逸話もあるくらいだ。しかし16世紀になると、今度は平らなフェルト帽が人気になる。流行は移り変わると言われるが、それは今も昔も変わらないな。

紳士を象徴する帽子、シルクハットが発明されたのは1797年。ロンドンで帽子屋を営んでいたジョン・ヘザリントンが、ビーバーの毛皮を使い、円筒状の本体に反り上がったツバのついた帽子「ビーバーハット」を作ったのが最初だ。ビーバーハットは大流行してイギリス紳士に欠かせないものとなるが、そのせいでビーバーが乱獲されて激減してしまう。そこでビーバーの毛皮の代わりにシルク(絹)を使うようになったのがシルクハットだ。決して手品でハトを出すための帽子じゃないぞ。

それにしても、ニット帽だと「あの宇宙人、ちょっとサブカル系入ってる?」と思われそうだし、エンゼルスの野球帽だと「はいはい、にわかがブームに乗ってるのね」と言われそうだ。黒の山高帽だと某大臣みたいに「やだ、博士ってヤ○ザだったの?」と後ろ指を指されかねない……いやはや、帽子は強烈なファッションアイテムだけに難しいものだな。今日は詳しい人に会って、選び方や使いこなす方法を教えてもらおう。Here we go!
ONAIR LIST
4'12" / Route66 / George Maharis
14'01" / Let Yourself Go / Stacey Kent
34'23" / Exactly Like You / Diana Krall
42'24" / I'm Old Fashioned / Sarah McKenzie
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