ピートのふしぎなガレージ

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エヌ博士

On Air オンエア

カテゴリー : グルメ , カルチャー

2019.05.18

第319話 梅

サッパリした「梅」で夏も気分スッキリ!
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第319話 梅
沖縄では5月16日ごろから梅雨入りしたそうだが、6月に入れば全国的に梅雨入りだ。そして「梅雨」という表現の通り、その時期は梅の実の収穫期でもある。今年は今の内から準備をして、食欲が落ちがちな暑い夏をサッパリした《梅》で乗り切ろう!

そもそも梅は漢方薬として古くから中国で用いられてきたものだ。梅の実をかまどの煙で真っ黒な燻製にした「烏梅(うばい)」が、鎮痛・解毒の作用がある健胃整腸の妙薬として重宝がられた。それが日本に伝わったのは奈良時代。遣唐使が薬として持ち帰ったのが最初だった。平安時代の中期には村上天皇が梅干しと昆布が入ったお茶で病気から回復した、なんて記録も残っているぞ。

戦国時代でも梅は「息合の薬」として重宝がられた。これは梅干しの肉と玄米の粉を少々の甘味料で練って作った丸薬で、戦いの最中に気力を取り戻し、精神を安定させる、つまり「息をととのえる薬」として使われていたんだ。ただし足軽レベルだとかなりの貴重品だったので「たとえ泥水や血をすすることになっても息合の薬は最後までとっておけ」と言われたが。あの黒田官兵衛も「男子が生まれるごとに梅3株を植えよ」というお触れを出したほど、梅の効力は武士たちから支持されていたんだぞ。

梅干しを庶民が気軽に食べるようになったのは江戸時代になってからだな。江戸時代も中期になると、梅干しを入れた桶を担いで町を練り歩く梅干し売りが現れる。そしてうどんの薬味や魚と一緒に煮る臭み取りの調味料として、梅干しが大いに利用されるようになっていった。もちろん家庭で梅干しを漬けることもできたが、手間が掛かるので梅干し売りから買う人が多かったのは、現代そっくりだな。

新元号の「令和」が『万葉集』の「梅花の歌」が元ネタになっているということで、改めて梅が注目を集めている。梅干しはクエン酸をたっぷりで疲労回復の効果があるし、血流を良くして食欲増進の効果もある。さらに細菌の繁殖を抑える抗菌採用あるから、食中毒が心配になるこれからの季節にはピッタリだ。今日は詳しい人に会って、おすすめの梅やおいしい食べ方を聞いてみよう。Here we go!
ONAIR LIST
12'22" / Come Back To Me / James Torme
15'59" / Route 66 / George Maharis
33'15" / Put On A Happy Face / Tony Bennett & James Taylor
42'44" / Look For The Silver Lining / John Pizzarelli
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